少し前のことになりますが、2月25日まで京都市美術館で開催されていた「京都市美術館コレクション展 第4期 春を待つ」を見に行きました。
展覧会ではお目当ての上村松園の「人生の花」を見て大満足。
ついでに建物をじっくり観察させていただきました。
1933(昭和8)年築、コンペで当選した前田健二郎の案を京都市建築課が実施設計を行ったもの。
日本趣味を基調とする帝冠様式と言われる造りです。
玄関ホールの吹き抜けから二階に上がる階段が左右に分かれて登っています。
二階にあがったところのホールの天井。ステンドグラスがきれいでした。
二階ロビー窓からの眺め。
二階の展示室の窓は高い所にあるので、向かいの国立近代美術館を眺めることはできません。
一階左右の展示室の途中にある休憩コーナーも大理石で壮麗です。
その休憩コーナーのあたりから二階に向かって続く階段は通行止めになっていますが、なんか見覚えのある景色・・
っと思えば、あの「日本に京都があってよかった」京都市政広報ポスターで片岡仁左衛門氏が座っていた階段です!
同じような階段が左右両方の展示室の中央あたりにあります。
上の方はこんな風になっていました。
東側の外観。
裏庭は日本庭園になっていて東山の山並みが借景になっています。
あまり人もやってこないこのあたりでは近所の子供達がビービー弾の撃ち合いっこをして遊んでいました。
後から造られた収蔵庫もこの横に半地下形式であって、東山の景色を妨げないようになっています。
今回こんなにじっくり建物内部を見せていただけたのは、館内大部分を使って京都精華大学の卒業制作展が行われていたので、自由に見て廻れたからでした。
京都市美術館では大きな企画展の他に、日展等の公募展、大学の卒業展など市民の美術発表の機会も提供しているので、この時期は芸術系大学の卒業展が目白押しに開催されているようです。
「日本に京都があってよかった、京都に京都市美術館があってよかった」です。
ちなみに、京都市は京都市美術館が相当お好きなようで、またまた国立近代美術館から見た所をポスターに使っていますね。前にビバさんも写したことのある場所です。
展覧会ではお目当ての上村松園の「人生の花」を見て大満足。
ついでに建物をじっくり観察させていただきました。
1933(昭和8)年築、コンペで当選した前田健二郎の案を京都市建築課が実施設計を行ったもの。
日本趣味を基調とする帝冠様式と言われる造りです。
玄関ホールの吹き抜けから二階に上がる階段が左右に分かれて登っています。
二階にあがったところのホールの天井。ステンドグラスがきれいでした。
二階ロビー窓からの眺め。
二階の展示室の窓は高い所にあるので、向かいの国立近代美術館を眺めることはできません。
一階左右の展示室の途中にある休憩コーナーも大理石で壮麗です。
その休憩コーナーのあたりから二階に向かって続く階段は通行止めになっていますが、なんか見覚えのある景色・・
っと思えば、あの「日本に京都があってよかった」京都市政広報ポスターで片岡仁左衛門氏が座っていた階段です!
同じような階段が左右両方の展示室の中央あたりにあります。
上の方はこんな風になっていました。
東側の外観。
裏庭は日本庭園になっていて東山の山並みが借景になっています。
あまり人もやってこないこのあたりでは近所の子供達がビービー弾の撃ち合いっこをして遊んでいました。
後から造られた収蔵庫もこの横に半地下形式であって、東山の景色を妨げないようになっています。
今回こんなにじっくり建物内部を見せていただけたのは、館内大部分を使って京都精華大学の卒業制作展が行われていたので、自由に見て廻れたからでした。
京都市美術館では大きな企画展の他に、日展等の公募展、大学の卒業展など市民の美術発表の機会も提供しているので、この時期は芸術系大学の卒業展が目白押しに開催されているようです。
「日本に京都があってよかった、京都に京都市美術館があってよかった」です。
ちなみに、京都市は京都市美術館が相当お好きなようで、またまた国立近代美術館から見た所をポスターに使っていますね。前にビバさんも写したことのある場所です。
博物館内部も、ゆっくり見学されて、すごく有意義でしたね!
このコレクション展のときは、ひっそりしていた市美ですが、先週エルミタージュ展にいったときは、人がいっぱいでしたよ・・・苦笑。
今回初めて全館をまわってみて、ものすごく広いことに気がつきました。「春を待つ展」の部分は南翼の1階部分だけでやっていましたが、その他に中央と北翼がそれぞれ1・2階にあるので、全体ではあの6倍はあるんですもの。すっかり疲れました。
くやしい~~
今の仁左衛門もええ男ですが、先代もほんまによかったゼェー!
学生の頃、歌舞伎研究会が先代を講演にお呼びしたんです。
その時仁左衛門丈は60才くらいでしたか、今の我当といっしょに来られて、教室の壇上に勧めても「ここで結構です」と上がらず、立ちっぱなしで1時間ほど上方歌舞伎の衰退や当時の仁左衛門歌舞伎について話されました。
いや~ほんまにええ男どしたぇ~
学生の研究会に講演に来てくれたなんてすごいですねえ!いい体験をされましたねえ。