登校できない次男

今朝も次男はトイレにこもっていました
今日は学校に行くと言っていましたが、どうなったでしょう
昨日も、そう言っていましたが、結局、学校には行きませんでした

心と体が別の方向を向いているのです
心は学校に行くつもりなのです
ところが、いざ学校に行こうと、家を出ようとする瞬間
腹が痛み出して、トイレから出られなくなるのです

次男にとって不幸だったのは
次男の担任は、同時に、剣道部の顧問でもあったことです
自分のことを一番良く知っているはずの教師が
はじめから次男を疑っていたのです
私自身が信じがたい気分です
次男のショックはいかばかりでしょう！

次男は、結局、剣道部もやめました
子供の頃から大好きだった剣道です
剣道部の主力メンバーでもありました
もう一人の顧問からは再入部の誘いもあったようですが
次男は断りました

剣道の試合では
まだ誰も来ていない早朝から試合会場の入り口に陣取り
自分達のチームの席を確保し
試合でも全力を尽くし、疲れ果て
その結果、ひどい蕁麻疹が発祥し、緊急入院となったのです
その入院明けに、まったく身に覚えの無い濡れ衣を着せられたのです

親の金をくすねて、ついには銀行預金まで内緒で引き出していた
ラグビー部の幽霊部員が、親に問い詰められて
苦し紛れに嘘をついた、その嘘を
次男のことを一番よく知ってるはずの担任教師が、信じてしまったのです

次男の無念と嘆きは想像に余りあります

尚、先日の父母会に出た妻の話によると
次男に濡れ衣を着せた生徒の親は、黒いドレスに黄色の靴を履き
ただ一人、担任教師にべったりと寄り添っていたそうです
周りの保護者達の冷ややかな視線をものともせず・・・