湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

インフルエンザの脅威より北朝鮮の核兵器

2009-04-30 18:44:58 | Weblog
私が「豚インフル」という言葉に疑義を申し立てたところ
日本政府も、この呼称をやめるそうです
私の影響力はかくのごときものなのです
このブログは、恐るべきブログなのです・・・なんちゃって

もちろん、私の意向とは関係なく、事は進んだのでしょう
WHOなども「豚インフル」の呼称には賛成していないということです

インフルンザウイルスというものは
私の貧しい知識によりますと
豚と鳥と人間がいる場所で
鳥から豚、豚から人間へと感染しつつ
変異して成り立つモノなのです
だから、豚のウイルスに似ているからといって
それを「豚インフル」と呼ぶのは、いかがなものか
・・・ということになるのです

それにしても、マスコミはインフルエンザに大騒ぎです
なんども指摘しますが
その騒ぎの最中、北朝鮮は再度の核実験を表明しています
どちらが深刻な危機なのか
皆さん、まじめに考えて下さい

核兵器の恐怖というものを
どうも真剣に考えていない人が多いので、困ってしまいます
最も簡単なヒロシマ型ですら、何十万という人を
一瞬にして殺すことができます
水爆について言えば、たった3発で、日本全土を焼け野原にできるといいます
普通の人は、あまりにも非現実で、考えることもできないのでしょう
あるいは、無力感により、考えることを避けるのです

私のような庶民は、本当はこんな難しいことを考える必要はないのです
しかし日本では、エリートが、難しい問題を避けます
日本のエリートは、どうでもいいつまらない問題は好きですが
重要で難しい問題は避ける傾向があるのです
この傾向は今に始まったことではなく、昔からそうなのです
ペーパーテストで選ばれた学校秀才は現実問題は苦手だからです

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豚のインフルより北の核を心配しろ

2009-04-29 15:30:25 | Weblog
大正9年1月
東京と横浜だけで毎日400人が
当時「スペイン風邪」と呼ばれたインフルエンザで死んでいきました
日本国内だけで40万人
全世界では4000万人が、この「スペイン風邪」で亡くなったそうです

私は、豚のインフルエンザなんか怖くないと思いますけれども
しかし最悪の事態を考えますと
自分の気持ちも切り替えなければいけないかとも思います
でも、まだピンときません
本当に、そんなに恐るべき病気なのかどうか
私には確信が持てません

私が不審に思うのは
豚のインフルエンザに大騒ぎするマスコミが
北朝鮮の核開発には沈黙していることです
7月には、また核実験をするそうです

インフルエンザと核兵器を比較してみてください
インフルエンザは、毎年、何万人もの命を奪っていますが
それは、癌がそうであるように、交通事故がそうであるように
手を尽くしても、どうにもならぬ現実なのです
核兵器は人が作り、人の意思で動き
一瞬にして、数十万の命を奪うことができます
どちらの対策を優先すべきでしょうか?

インフルエンザ対策か隣国の核兵器対策か・・・という設問は
あるいは、不適切かもしれません
でも、なぜ隣国の核武装に、私達は何の対処もしないのでしょう?
マスコミは沈黙するか、おざなりな報道しかしません
政治家は、表向き一切動きません
何者かを恐れるように・・・

おそらく、朝鮮や中国から金をもらい
アメリカから脅しやアドバイスを受けているのが
日本の役人であり、政治家であり、マスコミ関係者なのでしょう
しかも、そうやって外国勢力に接する者達は、高位の者に限られるため
下の者達は、ただ黙って、上の者の言いなりになって、出世を待つのでしょう
保身だけが、サラリーマン化した日本人の
唯一の行動原理になってしまったようです・・・
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佐伯啓思の幼児性

2009-04-28 13:29:58 | Weblog
産経新聞の1面に、佐伯啓思京都大学教授が

「文明の危機呼ぶ幼児性」

という題名でコラムを書いています

もとより、現代社会の幼児性の問題は私にも興味があり
そもそも、マスコミも役人も政治家も
なぜ、ここまで幼稚な奴ばかりになってしまったのかと
嘆くことしきりの毎日ですので
大いに期待して、読みました

ところが、内容にがっかりです
そのコラム自体が幼稚で、陳腐なものだったからです

佐伯は、ホイジンガーという思想家の言論に依拠しつつ
1930年代と現代の類似性を指摘し
再び、ファシズムや戦争に向かうかもしれない現代に
警鐘を鳴らしたいらしいのです

「危機の時代」か、聞き飽きたな・・・私は心の中でつぶやきました

佐伯は子供っぽい文化が嫌いらしい
人々が子供っぽくなったのでファシズムになったと言いたいらしい
そして、それが戦争に至ると言いたいらしい
私が”らしい”としか書けないのは
本人の主張が、いまひとつはっきりしないからです
おそらく佐伯は
主張を曖昧にすることは大人っぽいことだと考えているのでしょう

1930年代の経済危機に関して言えば
これは純然たる経済問題です
1929年の株式大暴落は
ホーリー・スムート法の成立によるものであり
自由貿易が否定されたからです
やがて各国は保護貿易に走り、その結果、戦争にまで至るのです

1930年代の経済危機と、それに続く世界戦争は
その時代に流行した文化とは、まったく関係ありません

「文化人」の問題はここにあります
関係の無いことを、あたかも関係あるかのように言う
怪しげな占い師や予想屋と同じです
こんなものを信じるのは幼稚な連中だけです

佐伯啓思についていえば
彼こそ幼児性の文化にささえられた文化人の一人です
背広にネクタイ、白髪交じりの薄い髪、落ち着いた物腰
確かに、外見だけは大人の風貌をしていますが・・・
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「豚インフル」って何だ?

2009-04-27 17:15:47 | Weblog
「豚インフル」なんて言葉、初めて聞きました
豚のインフルエンザということで、人間にも伝染するそうです

本当ですか?
豚の病気が人間に伝染するというのは、なんだか信じられません
仮に本当だとしても
それで死ぬ人は、交通事故や自殺で死ぬ人より
ずっと少ないのではないでしょうか?

私は、このブログでも何度か取り上げましたが
「鳥インフルエンザ」のことを、世間は騒ぎ過ぎだと考えています
私が繰り返し強調していることは
ニワトリは伝染病に弱く、よく死ぬということです
そして、その病気が人間に伝染することはない・・・ということです
もちろん、例外はあるかもしれません
科学的に断言できるわけではありません
しかし、私の経験では、間違いありません

私は農家の子供でしたから
豚もニワトリも飼っていました
我が家は、本格的な養豚や養鶏をしたわけではありませんが
養豚家も養鶏家も身近な存在です
そして、どちらの場合も
病気が最大の敵であったということを知っています

当時は、ニワトリにはニューカッスル病というのが流行り
豚には、トンコレラと呼ばれる病気が流行りました
それによって廃業に追い込まれた農家が多数あるわけです
しかし、病気が人に伝染して農家が死んだ・・・などという話は
私は一度も聞いたことがありません

家畜から人間に伝染する病気が皆無であるとは言いません
しかし、心配するなら
もっと別のことを心配しろ・・・というのが私の偽らざる思いです

目に見えないモノを恐れ、過剰な反応をして
農家にとんでもない負担を掛けたり
バカ騒ぎで無駄な食品廃棄をすることを思うと
私は、なんともやりきれない思いがします

マスコミは不安を煽るのではなく、平静を呼びかけてほしいものです
マスコミは騒ぐのが仕事かもしれませんから
政府が率先して、人々に平静を呼びかけたらいいでしょう
いや、政府が何か言うと
信用しない民衆がパニックを起こしたりして・・・
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不動産担保ローンのこと

2009-04-26 15:04:58 | Weblog
100年に1度の不景気とやらは、どうなったのでしょう?

世間は、それは確かに、あまり景気は良くないかもしれません
だけれども、これが100年に1度の不景気というなら
この先100年間は安心して生きられるかもしれません
この程度の不景気すら、100年に1度しか来ないのですから・・・

私は、昨年の米国におけるサブプライムローンの破綻による金融危機を
日本における、かつてのバブル経済の破綻と同系の金融危機ととらえていました
要するに、不動産担保ローンの破綻です

不動産担保ローンは
不動産価格が安定または上昇局面では
もっとも確実な融資形態です
しかし、これが一旦、不動産価格の下落局面を迎えると
大変な事態となります

不動産担保ローンというものは
貸し手側が債権回収に向かうと
借り手側は担保不動産を売却しなければなりません
不動産価格が安定していれば、売却代金で借入金を返済して終わりです
しかし、担保不動産が購入時より値下がりしていると
不動産を売却しても、借入金を返済できないケースが多くなります
貸し手側からみれば、債権回収が不可能になるということです

そのまま放置しても、債権回収の見込みが立たなければ
損を承知で不動産を売却し、債権回収をすることとなります
そうなると、ただですら値下がり傾向にある不動産市場に
売り物件が殺到することになります
こうなりますと、不動産価格は下落から暴落へと向かい
買い手はいなくなり、売り物件が溢れ、収拾がつかなくなるのです

こうした事態になって一番困るのは
不動産担保ローンを実行した金融機関です
日本のバブル経済の破綻の局面では
金融機関の不良債権を、結局は、政府が肩代わりすることになりました
”公的資金の注入”というやつです

最初は、農協系の金融機関が住専会社に貸し付けた
約6000億円程をどうするかという問題で、大騒ぎになりました
総理大臣経験者も含む何人もの国会議員が
国会で座り込みまでして大反対しました・・・いわゆる”住専問題”です

「住専」とは住宅ローン専門会社で
旧大蔵省が、自分達の天下り先として、金融機関に作らせた会社で
たしか6社くらいあったと思います
銀行など一般の金融機関が住宅ローンに積極的になると
金利の高い住専には、もう、まともな貸出先はありませんでした
その結果、無理な融資を繰り返し、破綻してしまったのです

旧大蔵省には、自分達の天下り先の損失を
農協系の資金で穴埋めしよういう悪知恵を働かせた者がいたのです
農協系は注意深く債権保全について確認してきました
大蔵省の局長は債権保全を明言しました
そのための書面も出しました
だからこそ、農協系は政府による損失補てんを求めたのでした
しかし、そんなもの無効だと
なんと、元総理大臣を含む、国会議員は
国会で座り込みまでして反対したのでした

その後、大手都市銀行を中心に
何10兆円もの損失補てんが、政府によって気前良くなされました
国会議員達は何の反対もしませんでした
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自営業者を目指す人達への言葉

2009-04-25 12:35:24 | Weblog
どうやって生きたら、人生は上手くいくのでしょう
サラリーマンであれば、会社を首にならないようにすることが
何よりも需要なことです
昇進昇級よりも、馘首を避けることが最重要です
出世したって、途中で解雇されてしまったら
元も子もありません

ただし、せっかく就職ができても
会社そのものが消えてしまえば、どうにもなりません
企業には倒産のリスクが避けられません
そこで一番確実なのが公務員になることです
多くの人々が公務員を志望するのは
究極のサラリーマンをめざすからです

仕事に夢が無く、経済的安定だけが目的なら
公務員に優る就職先はありません
そんなわけで、公務員には保身だけしか関心の無いエゴイストが多くなります
公僕の自覚など、まったく無い人が多いのです
しかしこれは、厳密な意味では憲法違反です
日本国憲法には
公務員は全体への奉仕者であると規定しています
現状は、自分自身だけへの奉仕者が多すぎます
これは違憲状態なのです

もともとの日本人には、こんなにサラリーマンは多くなかったのです
評論家は適当な屁理屈を言いますが
要するに、相続税によって中規模以上の自営業者を絶滅させたので
多くの人がサラリーマンを目指すしかなくなったのです

そんな中で、私は自営業者として生きる道を選びました
若い時はサラリーマンをしていたのですが
それは、将来独立するための準備でした

私は、私と同じ様に自営業者を目指す人達に
次の言葉を伝えたいと思います

国は信用するな
銀行はあてにするな
保険に入るな
他人の保証人になるな
会社は大きくするな

以上は、痛くない注射針の開発で有名な岡野工業の社長
岡野雅行氏が、お父さんから遺された遺言だそうです
この遺言を守ったからこそ
今まで、やってこれたそうです

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仕事とお金

2009-04-24 19:09:13 | Weblog
私の腰痛は治りません
しかし、仕事は、いやでも、やらなければいけません

仕事は、大きく分けて二種類あります
お金をもらう仕事とお金を払う仕事です
仕事をさぼっていると、お金をもらう仕事は減っていきます
しかし、お金を払う仕事は減りません
したがって、だんだんお金が少なくなり
ついに何もできなくなり
すってんてんになってしまいます
妻子を路頭に迷わすことになります

体が不調であろうと
家族に重大事が起ころうと
仕事は待ってくれません
仕事をしなければ、それだけ仕事が減るだけです
仕事が減れば、それだけ収入が減るだけです
妻子のためとはいえ、仕事を後回しにすることは危険です
仕事と家庭の両立は簡単なことではありません

私達の人生はどちらに重点を置くべきでしょうか?
私の答えは簡単であす
はじめから”家庭第一”の方針を貫けばいいのです
家族を守るために仕事があるということを
はじめからの前提とするのです
仕事に夢を見てはいけません
仕事というものは、お金を稼ぐためにあるのです
そしてお金は、家族のために稼ぐものなのです

生きていくためには、お金が必要です
文明社会というものの本質は、お金があれば生きていかれることです
非文明社会では、お金の力だけでは生きていかれません
お金の悪口を言う人は文明の悪口を言っているのと同じです

お金にはモラルが無いと考える人がいます
お金のためなら不道徳なことや、犯罪を犯す人がいるからです
しかしそれは、文明社会に適応できなかった人々の転落の姿なのです
お金の本質は”自由”です
売られているものなら何を買うこともできる”自由”です
文明が発達すればするほど、その自由は増え
お金があたかもオールマイティーのごとき印象ができあがってしまうのです
お金さえあれば何でもできるという錯覚です

お金で買えるものは
他人が貴方のお金を手にするために考えた商品だけです
貴方の欲望を刺激できればよくて
真の満足を保証するものではありません
商品への欲望は、他人の思惑に振り回される危険
人間が真に満足するものは
家族の愛の中からしか生まれないと・・・私は考えます
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休みの言い訳

2009-04-23 18:16:18 | Weblog
今日も休みです。腰が治りません。イライラが募ります。
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HELP  ME!

2009-04-22 18:19:15 | Weblog
腰痛・・・痛いです
大袈裟に言うと・・・絶望的です
私は、一生涯、この苦しみを背負って生きるのでしょうか?
靴下ははけませんし、ズボンも上手くはけません
まるで三歳の子供に戻ったみたいです
これが、どれほど情けないことか
経験しなければ、分からないでしょう
横になるのも、起き上がるのも
椅子に座るのも、椅子から立ち上がるのも
激痛をおそれながら、恐る恐る・・・
しかし、ちょっとでも患部に力が加わると
息を呑むような激痛が走るのです
ああ・・・誰か助けて下さい!
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日本選手権水泳競技大会で日本記録が量産された理由

2009-04-21 14:51:09 | Weblog
結石と腰痛のことばかりで
すっかりブログが低調になってしまいました
個人的な繰言ばかり書いても発展がありません
(腰痛は”あいかわらず”です)

じつは、この間、競泳日本選手権が行われていました
本来であれば、こちらの話題で、このブログが埋まっていたはずなのです・・・

私は、このブログを

「競泳親バカ日誌」

と名付けようかと思ったくらい、競泳に入れ込んでいます

そんなわけで、競泳関係のニュースには、つねに目を光らせています

今回の日本選手権は
多数の日本記録が生まれたことで、注目されます
日本記録量産の理由は、大きなものとしては、三つあります

一つは、いわゆる高速水着の開発です
昨年、一大旋風を巻き起こし、大問題ともなったスピード社の水着の件
今回は日本製水着の巻き返しもはげしく
日本製水着着用選手の日本新記録は、スピード社のそれを上回ったようです

もう一つ、今回日本記録が量産された理由は
非オリンピック種目が競技に加わったことです
昨年はオリンピックイヤーであったため
非オリンピック種目は競技種目から外されていました
日本選手権はオリンピックの選考会を兼ねるからです
50m背泳ぎとか、男子800m自由形・・・等々
若干の種目は、2年ぶりの開催であるため
日進月歩の競泳界にあっては、新記録が出やすい条件となるのです

三番目の理由は、若手の台頭による世代交代です
今回は北島康介選手は出場しませんでしたが
立石選手も末永選手も世界歴代10位以内のタイムをマークしています
背泳ぎの中村礼子選手は引退しましたが
寺川綾選手は中村選手の持つ50m背泳ぎの日本記録を破りました
寺川選手を若手と呼ぶのはふさわしくないかもしれません
多くの中学生や高校生が、今回の日本選手権に出場し
中学記録や高校記録を残ました

競泳ニッポンの前途は明るいかもしれません
特に、平井伯昌氏が日本水泳連盟の競泳部門のヘッドコーチに就任したことは
日本水泳界全体にとって喜ばしいことです

彼は、北島康介選手のコーチとして有名になりましたが
中村礼子、上田春佳、寺川綾選手等、多くのトップ選手を育てています
水泳コーチにはめずらしく、オープンな性格で、常識があります
平井コーチの元でなら、日本競泳陣は安心です
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