湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

仕事は感情的になってはいけません

2018-11-30 11:56:26 | Weblog
仕事とは、詰まるところ、人と人との合意です
そして、この合意が上手くいかないと
契約が成立しないばかりか、トラブルに発展したりします

合意が上手くいかない理由は
コミュニケーションが上手くいかないからです
こちらからの情報発信と、相手からの情報受信
それが上手くいっていない場合、トラブルとなります

トラブルになった場合
どこで行き違いが生じたか
もつれた糸をほぐすように
原因を調べ、誤解を無くせばいいのですが
しばしば、それができず、人は感情的になってしまいます

ビジネスに感情を持ち込むことは危険です
ビジネスは、お互いの必要と利益に基づくものであり
友情や愛情によるものではないからです
感情的になった時点で、トラブル発生とみてよいです

現代人は、声を荒げることは少なく
うっかり大声を出そうものなら
それだけで、何らかの犯罪にされてしまいかねません
常に冷静でいないと、ビジネスばかりか、
一般の社会生活からも排除されてしまいます

私は、もともと、感情が激しやすい性格です
いかに感情を爆発させずに済ませるか
これは、社会人になって以来ずっと
私が心の中の戒めとしてきたことです
幸い、これまでは、なんとかやってこれました

私が、仕事を引退したくなる理由の一つは
これ以上、腹の立つ事を我慢したくないというのがあります
実際、腹立たしいことがあっても、何もできないことは多く
そんな時は、もう、仕事を辞めてしまいたいと思うのです

ただし
実際にそうした理由で、仕事を辞めたことはありません
仕事は仕事ですから、一瞬、そう思うだけなのです
直ぐに忘れてしまいます
これが仕事だと、自分に言い聞かせて、次に進むのです


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きっと、ゴーン氏は解放されるでしょう・・・

2018-11-29 18:20:45 | Weblog
明日、所得税の引き落としがあるので
口座に、その分の現金を入れておきました

毎月のように様々な名目の納税があります
それらは、私が消費するお金より、ずっと多額です
私は、納税するために生きているような気がしてきます
それでも

「ある人から取ればいい」

という徴税思想は
人々から暗黙の支持を受けていますので、不変です

資産のある人、所得のある人である私は
納税義務からは、逃れようがありません
それは、運命ですし
今更、日本を捨てようとは思いません
日本国民として、今後も、納税義務を果たそうと考えています

それにしても
日産のカルロス・ゴーン氏のことです
彼は、本当のところ、何をしたのでしょう?

合法であるかどうかというより
日本人なら、報道されているようなことをすれば
司直の手が及ぶ前に、会社を追放されてるはずです
外人に甘いというか、弱いというか
情けない日本人の姿が、そこにあります

嫌な想像ですが
私は、ゴーン氏は解放されると思ってます
彼は外国人ですし、フランス政府の強烈な支えがあります
日本人なら、酷い目に遭うところですが
外人である彼に、日本の司直は、甘い対応をすると、予想します
私には、そんな未来が見えるようです・・・




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次男と箱根旧道をドライブ

2018-11-28 18:43:51 | Weblog
午後、時間があったので
以前からの約束で、次男と箱根七曲がりを走りました
この道を走ることができれば
大抵の峠道は、天候が悪く無い限り、問題無く走れます

目が悪くなった私は
仕事でも、プライベートでも、運転手を必要としており
今日のドライブは、バイト料こそ払いませんが
実は、仕事の一部なのです
次男もまた、私の運転手の一人ですから

今の私には、専属の運転手を抱えるほどは
経済的ゆとりがありません
いずれ、そういうことにはなるのでしょうが
今は、秘書や妻や、運転免許を取った子供達が
都度都度の、私の運転手なのです

それはそれとして
久しぶりの箱根旧道のドライブは素敵でした
時間があれば、甘酒茶屋にも寄ってみたかったです
まだ、一度も寄ったことがないからです
自分で運転していると
つい、クルマを止めるのを避けたくなるからです

箱根は紅葉が綺麗でした
芦ノ湖の眺めは、すっかり観光気分にしてくれます
芦ノ湖の遊覧船の乗り場で
エスプレッソを飲みながら、休憩していました
そこで乗船客の会話を聞く限り、ほぼ全員が外国人でした
これもまた、現代日本の現実なのですね・・・
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古書市場の今後はいかに?

2018-11-27 18:49:39 | Weblog
先日の入札会で一品も落札できませんでしたので
古書商が私を気の毒に思ったらしく
今日、幾点かの古書を事務所に持ってきてくれました
なかなか良い品があったので、三点購入しました
先日の敗北の心の傷が、少し癒えました

古書集めというのは
結構、良い趣味だと、自分では思っています
文化的行為ですし、それ自体が文化財保護なのですから・・・
しかも、自分の小遣い銭の範囲でできます
いろいろ学ぶこともあり、勉強になります

この趣味は、子供達が書道を習っているから始めたのです
子供達は、だんだん、書道から離れていきます
成長とともに、いろいろ忙しくなりますし
他にやりたいことが増えてくるからです
そうなると、私の古書集めは、今後どうなるのでしょう?

せっかく良い趣味にたどり着いたのですから
これを続けたいとは思うのですが
先日の入札会のように、最近、価格が高騰気味なのが気になります
中国人も買いに入っていて
それが価格高騰の要因の一つらしいです

中国人は、経済的に豊かになり
今後は、文化的領域にも関心が広がっていくのでしょう
彼らの伝統文化を伝える古書は
日本に多くあるわけですから
彼らが日本の古書市場に参入するのは時代の趨勢です
これも止む得ぬことなのでしょう・・・

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「日本の城」を創った織田信長の思想・・・歴史の考察

2018-11-26 16:22:44 | Weblog
私の歴史探究は止みません
相変わらず、織田信長のことを考えています
いずれ、まとめて本を出したいと考えています
必ず、面白い本になると思っています

さて、織田信長について
数々の驚くべきことがあるのですけれど
その中で、私が一番ショックを受けたのは
現在、私達が考える

”日本の城”

の形を作ったのが織田信長だということです

あの、石垣の上に天守閣のあるお城
日本で”お城”と言えば、あの形しか思い浮かばないのですけれど
あれこそ、織田信長が創り出した建築様式なのです

私は、この事実を知った時に
なにか背骨の辺りに震えが来るような恐ろしさを覚えました
あの、日本的景色の典型が
もし織田信長がいなかったら、この世に存在しなかった!
そう思うと、感動と言うよりも、恐ろしさを感じたのです

織田信長は
現在に至る日本人の美意識の原型を創ってしまったのです
「お城のような」と言っただけで伝わる何かを
織田信長が創ってしまったのです
なんということでしょう!

私達が考える典型的な日本のお城
石垣の上にある天守閣をもつ構造の建物
あの形式のお城は、実は、戦国時代の後期から江戸時代の初期
せいぜい百年にも足りない期間に建てられたものです
その前後には存在しません
近大になって観光目的で建てられたモノはありますけれど・・・

あの城の形式は日本独特のものです
下が石積みの要塞、上が木造の宮殿です
下半身は戦闘用、上半身は平和な統治を現しています
織田信長が標榜した理想

「天下布武」

を象徴する形なのです

天下布武は、たんなる武力による全国制圧を意味しません
その後に現れる平和な社会により
人々が豊かに、自由に生きられることを考えています
平和な近代国家を作るのが織田信長の意志でした

合理主義はもちろんのこと
兵農分離や政教分離、公私の別など
政治思想としての近代的概念を
人類最初に考えたのが、織田信長だったのです
今日で言う”啓蒙思想”になるのですが
この考えは、同時代のヨーロッパでも、まだ、ありませんでした

織田信長こそ、日本が誇る、人類史上の天才です
そして「日本の城」こそ、信長の思想を象徴する建物なのです
これが「日本の城」が美しい理由でもあります
そこに「信長の夢」が描かれているのですから・・・



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私のコレクター心理

2018-11-25 14:30:44 | Weblog
昨日は、浜松町まで行き、水彩画を一枚買いました
東郷青児の珍しい水彩画です
しかも、彼独自のキュビズムではなく
本の挿絵のような、少女漫画のような美人画です
なじみの画商から買ったのですが
その絵の制作経緯は不明でした

私が絵を集めるのは
まったくマニアックな理由です
好きな絵を集めてはいますが
壁に掛けて眺めることもなく
ほとんどは、しまったままです
それでは、何のために買い集めているのかといえば
ただ、欲しいから、集めているのです

もちろん、気に入った絵を買うこから始めたのです
しかしやがて、それだけではなく
欲しくなる絵を買うようになったのです
見ていると、自分のモノにしたくなる絵があるのです
誰にも渡したくない気持ちになる絵があるのです
それで、買ってしまうのです

そうして絵を買い集めていることに
後悔したことはありません
むしろ、迷ったあげく、買いそびれたりして
後悔することはあります
したがって

”欲しくなったら買う”

・・・という原則を貫いています

私の古書集めは、絵とは異なり
私なりの原則をもって、収集しています
原則の一つは、歴史資料的なモノは
たとえ欲しくても、買わないことです
それらは、資料館や研究者が持つべきモノだからです
・・・とは言え、例外はあります
私が持つべきだと思うモノもあるからです

コレクションの大原則は、予算を守るということです
何も考えないと、財産を潰してしまいます
コレクターにしか価値が分からないモノは財産価値はありませんが
それに、売れたとしても、売りたくはありません
他人から見れば、浪費でしかないのです
けれど、それが生き甲斐になっているので、やめられません
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幸福をもたらす夢

2018-11-24 12:20:48 | Weblog
人は、何があると幸福感を感じるのでしょうか

私の場合
朝の血糖値が低かったり、メールに返事が来ていたり
ブログに嬉しいコメントが入っていたりすると
とても幸福な気分になります

人の心は、かくも”情報”に左右されます
その結果、肉体に生理的変化さえ起きてしまうのですから
ある意味で、怖ろしいことでもあります

「嘘でもいいから」

との、切ない思いにかられることがあるのも
人が良い情報を求める気持ちの強さを現しています

恋い焦がれる気持ちが届かない時
人は、嘘でもいいから、優しい言葉を掛けて欲しいと
切なく願ったりします
切ない思いを笑うことは簡単ですが、私にはできません
人の心の、やむにやまれぬ想いを、否定できないからです

甘い情報に飢えていると
詐欺師に引っかかりますから
私は、個人的には、甘い幻想を持たぬように
日頃から警戒しています

とは言え、私の人生は、甘い夢を追い続けているようなものです
この世に見当たらなければ
自分で、甘い夢を描き続けてきたのです
そして、実現できるものは実現してきたのです
それが私の人生です
自分では、ずっと、現実主義者であると思ってきましたが・・・

他人から与えられた安易な甘い夢は
しばしば裏切られ、人を不幸のどん底に落としますが
自分の心の底から湧き出す、自分自身の夢は
人を幸福に導き、未来を明るくしてくれると信じています
夢を見ましょう・・・そして、夢を信じましょう

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自分を救う”他者への想像力”

2018-11-23 18:01:41 | Weblog
気温が下がり
だんだん、冬が近付いてきます
カレンダー的には、もう、冬ですけれど・・・

年々、気温が上がり、建物は断熱仕様になり
私にとって”冬”が実感できなくなっています
寒い冬は嫌いだったはずですけれど
今では、子供時代の冬が、なつかしくなりました
寒さに凍える冬が、私の冬でした

夏は、昔より暑くなりましたが
昔ほど苦ではありません
エアコンが完備し、屋内も車内も快適です
真夏に屋外で行動することも減りました
ですから

「暑い、暑い・・」

と言うわりには、夏は楽に過ぎていきます
思えば、幸せな時代になりました

しかし
人は、なかなか、幸せを実感できません
人が幸せを感じるのは
そして、不幸せを感じるのも
他人との比較によってだからです

私の現在の幸せは
多くの人が味わっている幸せです
エアコンのある生活が、特別なものではなくなりましたから
そのことがもたらす幸せを、あまり意識しません

私は、若い人達が置かれている雇用環境に、心を痛めています
その理由は、私達の頃より恵まれていないと考えるからです
しかし、よくみると、必ずしも、そうではありません
私の若い頃は、もっとキツイ仕事をさせられていた
・・・と、思うことが多々あります

比較の中で、あれこれ考えると
同じことを幸福に感じたり、不幸に感じたりします
自分の境遇を他人と比べれば、そうなってしまいます

そうであれば
自分より恵まれない人や
厳しい境遇にいる人々のことを想像することは
自分自身を救うことになるかもしれません

「他人の不幸は蜜の味」

という言葉もあります
でも、そんな悪い意味ではなく
この世にいる多くの不幸な人々のことを
時に、自分の問題として考えてみることは
自分には、救いの手をさしのべる力は無いとしても
けして、悪いことでは無さそうです




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織田信長は革命家・・・歴史の考察

2018-11-22 19:09:42 | Weblog
歴史への興味は尽きません
私は、相変わらず、織田信長のことを
調べたり、考えたりしています
まだまだ、基本的な事項も、頭に入っていませんから
どうしても勉強が必要です

ただし
私の織田信長像は変わっていません

”織田信長は革命家”

という考え方です
信長は戦国武将ではなく
戦国時代を終わらせた革命家だったのです
信長が、領地拡大や自己保存にだけしか関心がなかったら
日本の戦国時代は終わらなかったでしょう

兵農分離や政教分離、信教の自由、公私の別・・・等々
また、関所の廃止や幹線道路の整備など
全て、戦乱の世を永久に終わらせることと
近代国家の基本となる政策でした
織田信長は、正真正銘の”革命家”でした

それに続く私の考え方は
豊臣秀吉と徳川家康も革命家であったということです
彼らは、覇権を継承したのではなく、革命を継承したのです
秀吉も家康も、信長革命党の党員であり
信長革命思想の信者であり
信長の同志でした

信長の革命思想というのは「近代国家の建設」です
日本人は「近代国家」というものは
欧米から輸入した政治システムであると考えています
実際は欧米に先立つこと数百年
日本は、近代国家の思想を獲得していたのです
織田信長という一人の天才が、独力で創り上げた思想でした

信長の継承者である徳川家康が創り上げた
江戸幕府は、世界最初の近代国家でした
信長の思想を具現化したものです
もし、信長が健在であったなら
さらに徹底した近代国家が成立していたかもしれません
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生きたい気分、消えたい気分

2018-11-21 19:05:13 | Weblog
私はニュースを、あまり、観ません
そもそも、テレビは、あまり観ません
新聞と週刊誌を読んでいますし、ネットを見ていますから
世の中で話題になっていることは、ある程度、知っています
日産のゴーン氏のことなど・・・

私が、ニュースを避けるようになったのは
そこに現れる不条理に耐えがたくなったためだと思います
自分でどうすることも出来ないことなら
知らない方がマシだからです

今の私は、人生の大抵のことは、どうでもよくなりました
家族や自分に直接関わりのあることにしか、強い関心が起きません
あまり書きたくないことですが

「早く死にたい」

というのは
私の、昔からの口癖です
ただし、自殺願望を持ったことが無いので
死にたいと言っても
実際は、この世から消えたいという意味です

でも、本当は、まだ
死にたくも、消えたくもありません
この世にいるのが嫌になるほど、不快なことがあるとはいえ
そんな気持ちは、すぐに消えます

どうせなら、できることなら、特攻隊にでもなれたらと
思うことも、無いではありませんが・・・
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