湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

相続税がもたらした日本の衰退

2022-01-31 16:20:00 | Weblog
なぜ、日本経済が駄目になったか?
その理由を話したいと思います
それはズバリ、私有財産権を否定したからです

一番悪いのが相続税です
これにより、日本の民族資本は消滅しました
日本の主立った大企業は外国資本に買い取られてしまいました
さらに、日本の一等地も、個人の所有を離れてしまいました
当然ながら、外国資本の所有になったものが多いです

日本から資本家がいなくなっても、日本企業は存続しています
しかしながら、外国の投資家はケチなので、新規投資をしません
日本の製造業は昭和の設備のまま、古くさいヒット商品を継続生産する
利益率の乏しい、儲けの少ないビジネスになりました

この間の、世界経済の発展はめざましく
気付けば、日本経済はアメリカだけでなく
中国や韓国、台湾にも遅れをとるようになってしまいました
外国の投資家は、日本企業の優秀な部分を売り払ってしまうし
別の外国資本がこれを買い取るわけです
この傾向が加速したのです

バブル経済が絶頂を迎えた頃
日本企業や財界は得意満面、外国に学ぶものはないと豪語していました
なんと馬鹿で傲慢な連中だと、私でなくても思ったはずです
でも、それは必ずしも根拠の無い話ではありませんでした
それほど、日本経済は強かったのです

しかし、私には危惧がありました
日本経済を支えていたのは、戦後の高度成長を実現した人々です
その世代は、すでに第一線を退いていました
さらに、資本家に至っては、すでに鬼籍に入る年齢になっていたのです
もし、今すぐ、相続税を廃止しなければ
日本企業は外国資本に買い取られ
急速に背骨を抜かれてような状態になるであろうと予想したのです

私の予想は当たりました
上場企業は存続していますし
急速な変化はありませんでした
しかし、日本企業から投資意欲は失せ
日本独特の終身雇用に変化が見られるようになりました

多くの人は、そしてエコノミストは
それは時代の変化であり、外国資本による影響であるとは言いませんでした
私は、これこそ私が恐れていた事態であると見抜きました
この傾向はじわりじわり来たので
長い平成不況は、根治されないまま、続いたのでした
多くの日本人は、いまだに、根本原因に気付かずにいます




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原爆ドームの近くにいたアオサギ・・・広島の想い出

2022-01-30 13:52:44 | Weblog
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次男とバーゲンセールの買い物

2022-01-29 18:11:11 | Weblog
午後、時間が出来たので
めずらしく家に居る次男と出かけることにしました

本間ゴルフのバーゲンのお知らせがあったので
グローブとウェアーを買ってあげました
クラブのセット等は全て揃えてやったのですが
グローブは、私のを使わせていたのです
シューズやパンツはあるので、これで一通りそろいました
レッスンの予約も取りました
予約は混んでいるそうです

せっかく、次男と買い物に出たので
懸案であった、オートバイ用の革ズボンを買いに行きました
あわせてジャケットも買いました
ある程度本格的な競技用のものです
はじめは普段乘りしか想定していなかったため
競技用のモノがなく、あり合わせで間に合わせていたのですが
やはり、それでは無理があるということです

”二輪車は、本格的にやらないと、かえって危険”

・・・ということが分かってきたからです

実は、バイク用品ショップでは、私の買い物もしました
革ジャンを買ったのです
私は、二輪車には乗りませんが、革ジャンが好きで
冬になると革ジャンが欲しくなるのです
若い頃は革ジャンを着ていたので、また着たい
・・・という気持ちがあったのです

革製品専門店でバッグを買う時などに
そこに革ジャンがあれば試着していました
ただし、今まで、欲しいと思いつつも、買いませんでした
何か、今ひとつ気分が動かなかったからです
それが、子供達とバイク用品売り場を訪ねるようになると
そこにある革ジャンがカッコ良く
しかも機能的なので、欲しくなったのです
ただ、二輪車に乗らない自分が買うのも変だと思い、そのままになっていました
ところが、今日、意を決して買いました
対応してくれた女性店員さんの

「かっこいいです」

の一言が、決め手だったかもしれません


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歳を取ると、頭の切り替えに時間がかかる

2022-01-28 15:23:32 | Weblog
広島での二日間の旅を終え
帰ってきてから、今日で二日目
まだまだ、体調も脳みそも、日常の感覚に戻りません

広島の旅はビジネスでしたから
それなりにハードで、気が抜けませんでした
しかも、印象の強烈なことが多く、脳みそがかき回されてしまいました

二日間事務所を空けますと、仕事は溜まります
それを片付けるのに、帰宅後は、大忙しになります
途中の記憶が飛んでいますから、頭を元に戻すのが一苦労です
脳の転換に時間がかかる傾向は、歳をとると顕著になります

従来の延長の業務を片付けながら
広島県で始める新しい事業への準備を整えなければいけません
これは私にとって未体験ゾーンに入ることなので
正直なところ、どこから手を付けていいのかも分かりません
一つ一つ手探りで進むしかありません

肉体も精神も、疲労のピークにありながら
脳みそ全開で、新規事業に挑まなければいけないのです
ゆっくり休んでいる暇はありません
とは言え、あまり焦らず、一つ一つを確実にこなしていくつもりです
すこし、頭を、そして体も、休めながら・・・

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原爆に負けない広島復興の象徴

2022-01-27 18:09:52 | Weblog
一昨日、昨日と一泊で広島出張をしました
仕事で行ったわけですから、観光は予定にありません
とはいえ、せっかく遠くまで出かけるわけですから
空いた時間は観光みたいなこともしたいです

幸い、次男を連れて行ったので
私には、少し、心の余裕もでき、観光気分もありました
午後3時少し前に着いたので
取引先の銀行に、翌日の取引のための挨拶をし
その後、ホテルにチェックイン
夕食の予約などを済ませて、部屋に荷物を降ろし
夕食までの時間を、原爆ドームまで散歩することにしました

原爆ドームに行くのは初めてではありませんが
せっかく広島に行くのだし
宿が原爆ドームから500mくらいのところですから
ホテルを予約した時点で、漠然と予定には入れてありました

実は、私には、広島で見たいものがありました
原爆が投下された後、一面瓦礫の原になった広島で
焼けてなぎ倒された樹木の根元から新芽が生え
立派な樹に成長したものがあると知り
それを見たいと思ったのです

樹木を見るのが目的の旅ではありませんし
そのために特別に時間を割く余裕もありません
したがって、その樹木の位置を調べることもしませんでした
ただ、平和公園に中にも、かなり太い幹の樹もあったので
そのうちのどれかが、そうなのかなとも思ったのですが
いずれの樹ににも、説明書きなど付いていません
そんなことを次男に話しながら、平和公園を歩き
ホテルの前まで、歩いて帰ってきたのです

ホテルの前は、小さな公園になっていて、何本か樹が生えていました
私は気にも留めず、ホテルに入るつもりでいました
すると、次男が

「パパ、ここにあるよ」

と言うのでした

そこに生えていた樹木には、説明のプレートがついていて
それが、まさに、被爆樹木だったのです!
それが、よりによって、私が予約したホテルの真正面だったとは!
そこは、元々寺があり、寺の敷地に生えていた樹木だったそうです
何か、霊力を感じる体験でした

樹種はエノキ、ムクノキ、カキ、センダン・・・などです
爆心から530mの位置です
樹木の生命力は、広島市民の不屈の意志を象徴しています
一面の焼け野から見事に復興した広島そのものを象徴していると思います


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広島の路面電車

2022-01-26 11:59:25 | Weblog
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原爆ドーム

2022-01-25 16:42:43 | Weblog
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広島へ、尾道へ

2022-01-25 08:39:19 | Weblog
今日はこれから広島に旅立ちます
明日は尾道に向かう予定です
こうして、遠くまで仕事の領域を広げることは
若い時であれば、ワクワクする冒険でしょう
今の私には、ワクワク感もありますが
どちらかといえば、仕事の必然的な延長としての展開です
仕事は、ひとところに留まってはいられません
前に前にと、進んでいかなければならないのです
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食糧自給率の問題

2022-01-24 16:13:43 | Weblog
今朝、日本農業新聞の第一面を観て、驚きました

”輸入牧草高騰 出口見えず”

と、大見出しが踊っていたのです
そして、副題には

”輸送混乱・他国の需要旺盛・円安”

となっております

世間で和牛和牛と騒いでも、そのエサは輸入品だったのです!
しかも”他国の需要旺盛”という副題は
現実としては、中国の需要増を指していいるのでしょう
もはや、日本の国力の衰退は、和牛の生産にも影響が出ているのです

それにしても、深刻な事態です
日本の食糧自給力の弱さは、昔から指摘されているのですが
なぜか、無視され、否定され
他の産業と同じく、競争原理で勝ち残ればよいとされてきました
もとより、すべての先進国が手厚い農業保護をしている現実を無視した議論です
食糧自給の問題は、国防や安全保障の問題であるにもかかわらず・・・
なぜ、こんな亡国的な議論が幅を利かせたのか?
おそらく、背後にアメリカの意向があったからでしょう

日本の食料自給率を下げて、アメリカへの依存を大きくすれば
そうでなくとも、国防を依存する日本はアメリカに逆らえなくなります
そうなる危険を避けるための食料自給率論議なのに
議論の筋を変えられ、ただの産業保護論議に矮小化されてしまったのです

つくづく思うのですが
日本には、私のような愛国者は少ないですね
政治家を観ていても、日本国より自分自身が可愛い人ばかり
そして、選挙での得票を気にはするのですが
それなら日本国民のための政策を堂々と主張すればいいものを
今、とりあえず、世論に受けそうな話題を
他の連中と歩調を合わせて訴えるだけなのです
これでは、選挙民は白け、選挙の投票率も上がらないわけですね

話を元に戻します
私達が自給食糧と考えている日本産農産物も
肥料や飼料を輸入に頼っている物が多く
輸入が途絶えたり、日本円の力が弱くなったりすれば
それが食糧危機に直結するのです
そのことを、多くの日本国民は知らないし
深刻に受け止めないことが問題なのです

もう、日本国の幸運を祈るしかありませんね
神様、どうか何も無く、世界が平和で、輸入が止まらず
日本の豊かな食生活が続きますように・・・と。

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自分を観察して、人間が生きることの意味を考える

2022-01-23 17:32:31 | Weblog
まさか、64歳にして、老いを意識するとは!
私の脊椎管狭窄症は、急速に悪化し、歩行も困難になりました
それでも、近い内に広島まで行かねばなりません
今日も、歩行練習を兼ねて、近所に買い物に行きました
なんとか、ゆっくりなら、歩けます
座ったままなので、クルマの運転は、平気です

私は、今後の日本のことを考えると
車椅子対応の建物と都市設備は必然だと思うようになりました
病気との戦いは戦いとして
現実に車椅子で利用できる設備が増えれば
かなり不自由な体になっても、日常生活は困らないのです
それだけで、障害のある人の生活の質はぐっと向上します

仮に助けてくれる人がいたとしても
人は、自分のことは、なるべく自分でやりたいものです
特に私は、自分でできることを人に頼むのが嫌いです
この性格のために、会社を大きくできなかったとさえ考えています
でも、仕方ありません
こういう性格に生まれついてしまったのですから・・・

体が不自由になるたびに
人間の人生って何だろう?・・・と、考えます
こうやって衰えて、やがて死に至る
それが分かっているなら
ただ、不自由と苦しみが増えるののを待つことだけが
人間の後半生なのか?

それでは、あまりに虚し過ぎます
私なりに、何か別の解答を引き出したいと思います
人間の一生に、動物と同じ意味しかないわけがない
すくなくとも、人間が生きること自体に
動物とは違う意味が、初めからあるはずだ

だったら、それを探求するには
今の私の状態が一番好都合かもしれません
そう信じて、今日も、明日も元気に、自分自身を観察することにします
自分の肉体と精神の変化、それ自体が
人間であることを探求する、最も身近な材料となるわけです

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