こう暑い日が続くと、つい、地球環境問題などを考えてみたくなります
”地球温暖化”なる現象がいかなるものなのか?
多くの人は、とらえどころの無い問題だとお考えではないでしょうか?
実は、私も、そうだったのです・・・ところが最近
「人類と気候の10万年史」(中川毅・著)
という本を読み、有益な情報を得たのでご紹介します
地球が太陽の周りを回る公転軌道は
真円に近い形から楕円へと、10万年のサイクルで変わります
また、地球の自転は地軸の傾きがあり、この傾きが1万3千年で1回転します
この二つの運動により、地球には寒冷と温暖の時期が繰り返されるのです
ところが、これは極めて大雑把な動きであり
実際の気候には、カオスと言うしか無い気温の乱高下が起きるのです
現代は間氷期という、氷期と氷期の間の暖かい時季であり、気温は比較的安定しています
氷期は、氷に閉ざされた世界を想像しますが、実際は、間氷期に近い温度に急上昇したり
急にに寒冷化したりをランダムに繰り返す不安定な時期です
現在は間氷期ですが、地球のサイクルでは、寒冷化に向かう時なのです
それが、なぜか寒冷化しないのです
この異常現象は、8千年も前から始まっているのです!