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小児医療費(通院)の無料化を中学3年生まで拡大してほしい、という要望が市民の方からたくさん寄せられています。日本共産党綾瀬市議団が昨年秋に実施した市政アンケートでも、「子育てや教育について」の項目の中で2番目に要望の強かったものです(1位は「認可保育園の増設・待機児童解消 30.4%」、2位が「小児医療費無料化対象年齢引き上げ 29.7%」)。
綾瀬市のお隣の海老名市、大和市や厚木市などではすでに中学3年生までの無料化が実現していますので、その市の病院にかかると、院内には、たとえば「海老名市の方は中学3年生まで医療費の窓口負担はありません」というような張り紙があります。綾瀬市民の方はそれを見て、「なぜ、綾瀬市は・・・・」となってしまいます。
そこで全国の実施状況を調べてみました。厚生労働省に電話をして、下記の資料を入手しました。
1、乳幼児等医療費に対する援助の実施状況
2、都道府県井における乳幼児等医療費援助の実施状況
3、市区町村における乳幼児等医療費援助の実施状況
この資料を見て驚きました。全国は神奈川県よりずっと先へ行っています。全国には今1742の地方自治体があるのですが、そのうち中学3年生、またはそれ以上に対し助成をしているのはなんと988自治体もあったのです(この資料は2013年4月現在のデータですので、その後実施した大和市などは数に入っていません。ですので、実際には1000を超えていると思われます)。
この988自治体の内訳ですが、15歳年度末が831、18歳未満が1、18歳年度末が155、そして22歳年度末が1自治体です。ちなみに22歳まで実施しているのは、南富良野町でした。
市は、2014年3月議会での私の質疑に対し、「綾瀬市につきましては、平成24年10月の通院分から助成対象年齢を小学3年生から6年生までに拡大した経過もございます。まだ1年半ということもございます。また、今後近隣市の動向等も注視しながら、拡大するかどうかの判断を研究していきたいと思っております」と答弁しています。
私は引き続きこの政策を実現させるために、全力で取り組んでいきます! 今年4月のいっせい地方選挙で3期目を目指しますが、3期目の早い時期に実現させたいと思います。どうぞみなさまの力強いご支援をよろしくお願いいたします!
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