綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆提案していた「コンビニ業界の経営環境の改善を求める意見書(案)」は一度撤回し、9月議会に再提出に!

2019年06月19日 | 綾瀬市議会あれこれ

 6月議会に2つの意見書案を提案しているとお伝えいたしましたが、本日綾瀬市内のコンビニオーナーに市議会にお出でいただき、コンビニの惨状を具体的にお話しいただきました。

 オーナーが来られるということで、急遽でしたが全会派の議員にお声掛けをしたところ私を含めて6名の議員に参加していただくことができました。

 お話しをうかがったところ、参加された議員の方から、今のままでは確実に否決されてしまうので、もっと多くの議員の方に具体的なオーナーのお話しをお聞きいただいてから採決をした方がいいとのご意見をいただき、検討した結果、今回の意見書案は取り下げ、9月議会に改めて再提出することとなりました。

 今回提案していた意見書案は以下のとおりです。

 ご意見がありましたら、よりよいものにさせていきたいのでご意見などお寄せください。
 よろしくお願いいたします。

 

 コンビニエンスストア業界の経営環境の改善を求める意見書(案)

 現在、コンビニエンスストアは、全国に約5万7,000店もの店舗が存在し、わが国の小売業の中で大きな位置を占めている。
 
また、コンビニエンスストアは商品を販売するだけでなく、税金や保険料の収納代行や災害時の支援拠点などの多岐にわたる業務を行っており、地域を支える重要な役割を担っている。
 しかし、負担の重いロイヤルティーや24時間営業の強制、ドミナント(特定地域への集中出店)による売り上げの低下、特異な会計方式、仕入れの強要や契約の更新拒絶など、さまざまな要因が絡み合って「コンビニの危機」が起きていると指摘されている。
 これらの危機の根本には、本部と加盟店が対等な関係になく、不公正なフランチャイズ契約で縛られていることなどがあることは明らかである。
 
よって国においては、不公正な契約の見直しによる加盟店の経営環境の改善を促し、フランチャイズ規制の実効性をより担保するための仕組みの導入を進めるなど、コンビニ業界の健全発展を図るため、コンビニ・フランチャイズ法の制定を速やかに行うよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  令和元年6月21日

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◆「消費税の10%への増税を行わないことを求める意見書(案)」を6月議会に提案! 21日採決!!

2019年06月18日 | 綾瀬市議会あれこれ

 日本共産党綾瀬市議団では、6月議会に2つの意見書案を、無会派の二見議員の賛同をえて提案しています。

 案文は以下のとおりです。
 

 採決は6月21日の金曜日、午前9時過ぎに行われます。ぜひ傍聴にお出かけください。インターネット中継(http://www.kensakusystem.jp/ayase-vod/index.html)でもご覧になれます。

 消費税の10%への増税を行わないことを求める意見書(案)

政府は2019年10月から消費税率を10%に増税するとしています。しかし、日本経済は消費税率を8%に増税した際からの景気の後退をいまだ十分に回復できず、直近のデータでも家計消費も設備投資も落ち込んでいる。
世界の主要国でつくる経済協力開発機構(OECD)は5月21日に公表した最新の世界経済見通し(エコノミックアウトルック)で、今年の経済成長率を、世界全体では3・2%、日本では0・7%にそれぞれ3月より下方修正した。米中貿易紛争などに引きずられて、世界経済は弱い状態が続いている。
その中で日本が消費税増税を強行すれば、日本経済のいっそうの景気の後退を招き、かえって税収の減となりかねないだけでなく、世界経済にも悪影響を及ぼす。
また、10%への増税に合わせて、食料品などの税率を据え置く複数税率の導入やカード利用で「ポイント還元」を行うなどの準備を進めている。これらは、制度が複雑で混乱が拡大するだけでなく、カード決済やポイントの付与ができない中小商店の淘汰を進めてしまう。
さらに、2023年から仕入れ時の税額を取引先に通知する「インボイス」制度を導入するとしており、この制度が導入されると、通知を発行できないと取引を断られる危険があるため、年商1,000万円以下の免税業者も課税業者にならざるを得なくなり、身銭を切ってでも納税することを事実上強いられこととなる。
よって、国においては、2019年10月からの消費税率の引き上げは行わず、別の財源を確保するよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 
令和元年6月21日

 

 

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◆5月の臨時議会で副議長に立候補! 10vs10でくじ引きとなりました!!!

2019年06月11日 | 綾瀬市議会あれこれ

 5月15日の臨時議会は、4月の選挙で選ばれた市議会議員の新たな役職を決める議会でした。

 今回の議会人事で特徴的なことは、最大会派の横暴に保守会派の一部を含め少数会派が一致団結し対抗したことでした。

 その流れの中で、私が副議長に名乗りを上げることとなり、上のタウンニュースにあるように、議長、副議長ともども選挙で選ばれることとなりました(多くは事前の話し合いで決まっていました)。

 10vs10の内訳(議員定数は20名)は、志政あやせ6名+公明4名で10名、かたやあやせ未来会議3名+新政会3名+日本共産党2名+無会派2名で10名です。

 

 綾瀬市議会では、たとえば無会派の議会での賛否の態度が議会が発行する「議会だより」に掲載されないなど、少数派に不利益な慣習が続いており、これを改革することを保守系+公明がつねに反対してきているという背景があります。

 

 議長選、副議長選ともけっきょくくじ引きで相手側に行ってしまいましたが、簡単に思い通りにはいかないということを示せたのではないかと思います。

 

 このことは、特にブログに書かなくてもいいかな、と思っていたのですが、タウンニュースでしっかりと報じられましたので、記録として記しておきます。

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