u2の不定期更新日記

感じたことを思いつきで書いてみます。

不動産業界の後進性

2021年03月20日 17時32分01秒 | Weblog
 昨年秋より友人のマンション探しに付き合って、新築・中古を含めて都内のマンションを10件以上内見している。
 コロナの影響なのか、最近は新築・中古ともに物件が少なくて、価格が上昇傾向が続いているようである。
 一昔前では、どのような物件が出ているかを業者でない個人が知ることは難しかった。折り込みチラシや多くの不動産屋に足を運んで探すしかなかったので、幅広く不動産を探す際には不動産屋に頼むしか情報が入らないことが多かった。しかし今では、概ね全ての物件がインターネットで検索できるので、誰でも簡単に自分の希望に合った物件を探すことができる。不動産屋は個人よりも2.3日前に情報が分かる程度の差でしかない。こういう状況では、自分の興味のある物件を不動産屋に指示して、内見をする手はずを整えさ、内見で物件を確認して、気に入れば購入ということになる。簡単に言えば、不動産屋は内見の手配をするだけで、物件の価格の約3%を手数料(3千万円の物件ならば、約100万円)をせしめるのである。
 こんなふざけたことをしていれば、いずれ価格破壊を起こすものが出てきて、従来からある業者は破滅すると思う。それが嫌なら、インターネット時代に合わせた事業に変えるべきだ。不動産業界は己の後進性を自覚すべきだ。

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