透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

007 火の見観察はまだ続く

2010-05-08 | A 火の見櫓っておもしろい


007 山形村 唐沢




路上観察 火の見櫓 山形村唐沢にて 100508

①屋根の形状と飾り:切妻屋根 鐘用。柱に付けた平鋼から等辺山形鋼を持ち出して、への字形に加工した鋼板を取り付けている。菱形の棟端飾り。

②見張り台の形状と手すり、その他:無し。

③主要構造部の平面形、材質、部材の接合方法:1本柱、部材は亜鉛メッキ鋼管。

④梯子:棒鋼を付けたバンド、ボルト止め。

⑤基礎の形状、その他:基礎は地表面に露出していない。無い可能性大。

⑥敷地及び周囲の状況、その他:1本脚(既製品)の火の見。これ以上シンプルなものってあるだろうか。あるかもしれないが思いつかない。蕎麦で知られる唐沢集落の先の私有地にある。どんな音がするんだろう・・・。


 


岡本太郎大絶賛の石仏

2010-05-08 | A あれこれ




■ 岡本太郎が絶賛したという万治の石仏。大きな自然石にちょこんと小さな頭部を載せた特異な造形。諏訪大社下社春宮のすぐ近くあると分かって(春宮から徒歩で5分くらい)、今日初めて行ってきました。

昨年か一昨年、この石仏の首が伸びる! とテレビで話題になりましたね。


 

万治の石仏の伝説に出てくる諏訪大社下社春宮の鳥居

信州諏訪御柱祭見学記

2010-05-08 | A あれこれ

 諏訪の御柱  

今日(8日)から3日間、諏訪大社下社(春宮と秋宮)の里曳きが行われます。今朝早起きして、松本駅5時39分発の電車で下諏訪まで出かけました。天気は快晴。この大祭を祝福するかのようでした。



 先月山出しを終え、注連掛(しめかけ)で眠っていた樅の巨木は今朝、このミニ木落としで目を覚ましました。



 待ちに待った御柱。氏子の皆さんが「よいさっ!よいさっ!」と掛け声をかけながら力を合わせて国道を曳いていきます。長さが15mを超えるという御柱に乗る人たちはざっと4、50人。大人も子供も男も女もみんな誇らしげでした。大勢乗ることができるように、という配慮でしょうか、曳行の途中、何回か交代していました。



 これが御柱の先頭です。一緒にゆっくり歩きましたが、諏訪の人たちの熱気が伝わってきました。



 一体どのくらいの人たちが曳行したのか・・・。

パンフレットには「奥山の大木、里にくだりて神となる」とありますが、諏訪の人たちは16本(4社×4本)の御柱を地区ごとに担当し、山から里へ、そしてそれぞれの神社まで曳行して社殿の4隅に立てて巨木を神にするのです。

今から1200年以上も前から連綿と引き継がれてきた御柱。諏訪の人たちの凄いエネルギーに感動しました。