年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

検疫の本から

2024年05月14日 | 宅老のグチ
「新型インフルエンザ等感染症が令和5年5月8日から「5類感染症」になり1年経過したとテレビで放送していた。このことから検疫系の本を借り出して読むと、明治の不平等条約のうち、検疫権が比較的早く、明治12年に確立されていたことが解かる。それはどうも妥協でもあったようだ。
 感染症の本を読んでいると、近代ということから大航海時代から飛行機の時代で世界が狭くなり、未知の感染症が日本にやってくる。ところが日本は海に囲まれていて、他国の感染症は港といわれるところから感染が始まり、人の流れによって広まる。さらに医学知識のある国と無い国との誤解も広まり、政治経済を動かす。
 日本住血吸虫症という病気は、一応国内では絶滅した病気のようだが世界には残っていて注意が必要という。この病気が日本という名称がついているのは日本人が発見したからで、患者数は今でも2万人を超えるという。ついでに川崎病というのも、初めは神奈川県川崎市の病気だと思っていたら、医師の川崎先生が発見した病気のようだ。
 コロナが無ければ読まない本と思うがまた知識が増えた。でもいつかは役に立つ気がする。マスク着用が解除されてもまだマスク姿が多い。例外は外国人観光客で徐々に日本の風情が消えて、普通の国になりそう。
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