年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ポイントカ-ドを集約から

2021年04月30日 | 宅老のグチ
年齢的には何時でも死んでおかしくないと言われ、身辺整理のため、様々な個人情報の整理を行っている。金融機関も減らすのだが、家人はまだ多いという。保険も生命保険系統は一つとなった。
 クレジットカ-ドを集約するため調べている。今は紛失と個人情報の漏洩、いざという時の電話のつながりがポイントとなる。一昨年にミスからカ-ド情報を盗まれ、被害金額は10円だったが、カード会社への連絡等の諸費用が数千円かかった。盗難・紛失時に連絡のお客様を電話で待たせ、さらに何秒かでお金を取る。これでは年会費が無料でも、紛失、暗証番号の再設定等を電話し、書類の発送をしてもらうため、会費以上の費用が掛かる。それの対処でネットで依頼すれば良いののだがパスワ-ドが増えすぎ、今どうすれば良いか思案中。
 そこでカ-ドのリストラを考慮中となった。勿論年会費は無料の方が好ましいがカード会社の個人情報の洩れの危険性を知るサイトは無いのだろうか。
 LINEはやっていないので、少なくとも安全だが、郵貯のように個人確認が簡易だと類推されてパスワ-ドが盗まれる。あまり複雑だと本人死去時に解約できず、資金が永久不滅減となる。アップルは10回パスワ-ドを間違えると情報が消える。店舗はICLOUDに保存すれば、新規の機種に移行することが出来るというがパスワ-ドロックで忘れたものを記憶で復活できるのだろうか。
 この対策はメモしかないのだろうか。会社で仕事中は銀行決済パスワ-ドは3ケ月に一回変えていた。最初は8文字だったが面倒くさくなり、1文字ずつ追加し、2年くらいたって2倍の16文字くらいになった。そこでまた8文字に戻り繰り返した。それでも大文字設定をいつの間にして、2回ミスしたこともあった。さすがに3回目は銀行に再設定の書類を出さないといけないので震えて入力したこともあった。あとではWARDに文字入力をして、大文字設定の確認、NUM/LOCKの確認もした。ミスが数回あると対策も考える必要がある。
 今日で4月も終わる。気楽なゴ-ルデンウィ-クだが築地で働く人は不安だろう。いつかは晴れる。
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大手町のワクチン注射会場の前歴

2021年04月29日 | 宅老のグチ
政府が大規模なワクチン注射会場を設置する。ここも築地市場の移転騒動に関連していたことを思い出す。新聞記事によると、今は空き部屋が多く、築50年のビルと言う。なぜか記憶があって、ここは新富町にあった仮移転した京橋税務署ではなかったかと思い出し、中央区のHPで見ると京橋税務署の仮移転地だった。
 仮庁舎所在地 
〒100-8129
千代田区大手町1-3-3
大手町合同庁舎3号館6階・7階 
 となっていて、今は建て替えが終わり、元の京橋税務署となった。ここは明治期の歌舞伎の新富座の跡地で、アメリカの南北戦争後大統領となったグランド将軍が引退後、日本へ来て、新富座で歌舞伎を見た。それが庶民の堕落した娯楽とみなされていた歌舞伎の重要性に明治政府が気が付き、欧化政策中でも天覧歌舞伎となり、今に至る。もしグランド将軍の歌舞伎観覧が無ければ今の歌舞伎の興隆は別の形となり、新劇がもう少し盛んになったかもしれない。
 築地市場内の業者の税務調査は京橋税務署で銀座も管轄していて、築地市場の業者は赤字が多く件数の多い割には税収が少なかったと思われる。今は豊洲へ移転し、江東税務署となって、何か都落ちの感覚があった記憶がする。コロナで豊洲の売り上げが低迷していて、さらにオリンピックという事で入退場の監視のシステムが強化され、一般人が気軽に築地市場でプロに紛れて、買い出し出来ていたが出来なくなっている。これもオリンピック騒動が終われば、東京都の豊洲市場の経費節減で過剰警備が削減され、一般人が食堂だけでなく入れるようになると思われる。築地が人気となったのは、スーパ-に押され、昔ながらの意識のある築地の場内が外国人の旅行客の時差ボケ解消のため、ホテルに近い、夜間独り歩きしても安全な築地市場内外を散策して海外に知られた。場内に外国人が入っても日本語が通じないので黙認と言う形になった。さらに入場料が無料という事で人気となった。豊洲市場の仲卸施設はまだ外国人が見えない。窓越しの見学となっている。
 コロナが終われば閑散とした場内を見学する、小学生の社会科見学・はとバスッア-も復活するだろう。

 昔午後になると多くの小学生を載せた観光バスが築地市場内に止め見学していたが、設備が危険という事で消えた。築地の市場の危険性は誰でも感じていて、大規模なイベントの責任問題から次第に何もできなくなった。
 豊洲で市場祭りが開催されるのはコロナのワクチン効果が出る2022年秋まで無理だろう。
 ここまで書いてUPしたのだが、築地市場の隣の朝日新聞の隣地に、国土交通省の海図を作る所があって、別の所に移転した。跡地が再開発され、2015年(平成27年)5月7日に東京国税局は新庁舎に移転しました 。大手町から移転してきたのだろうか。
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台湾・花蓮市の列車事故から

2021年04月28日 | 宅老のグチ
2021年4月初めに台湾の花蓮市郊外で鉄道と工事車両の衝突事故が遭って、多数の人が亡くなった。ふと思い出して、特攻死した叔父の最後の晩餐記念写真の撮影地が台北でなく、当時の台湾陸軍の本拠地の花蓮港であると訂正連絡があった。そこは花蓮市の史跡となっている松園別館らしい(花蓮港陸軍兵事部) 。花蓮港は日本が日清戦争後に台湾が日本の統治下になった時、太平洋側に港を作った。土地を削って港を作ったようだ。日本の港で例えると茨城県の鹿島港のようだ。台湾は中国側に平地があるが太平洋側は比較的狭い。列車事故はトンネルの前で、線路が急カ-ブしていて、線路にトラックが落ちているのが見えず、衝突し、脱線しトンネルに激突したようだ。あとで列車の車載カメラの映像から運転士は何も出来なかったと思われる。痛ましい。復旧一番列車の映像から景色の良いところを走っていると感じる。
 いつか台湾に行って、台北・紀州庵・八塊飛行場跡の台湾国防大学・花蓮市の松園別館へ行って見たいと思われる。叔父の最後の晩餐となる宴会記念撮影写真から前列に座った6人の顔が引きつっていて、後列の陸軍飛行204戦隊の同僚はリラックスしていたことがわかる。時期的には昭和20年の4月の末から5月の10日までだろう。
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年寄りが同じこと何回も話すこと

2021年04月27日 | 宅老のグチ
記憶をたどって、思い出しながら書いているが2月に入院し、TVも観ないで日々過去の出来事を思い出していた。その時はタブレットを持ち込んでいたので、長々と書くことは出来なかった。コロナでまた封鎖となりそうで、書くものを記憶によって書くのだが、同じことを書きそうで、あらかじめ年寄りの繰り言と思ってほしい。5000回を超えれば同じ話も在ってもおかしくない。
 今度の自粛期間は短いと表向きは政府は設定しているが長くなりそうだ。とにかく政治家と医療業界・行政の変化したくない抵抗勢力・煽り報道が視聴率を上げると思っているTVなどでコロナはすべて人の思惑を超えている。
 中国の報道を見ていると中国製ワクチンが変異したコロナに免疫効果があるか自信が無い様だ。特に中国高齢者は感染封鎖していて、ワクチンの必要性を感じていなく、さらに中国ワクチンを信頼していないようだ。これでは北京オリンピック開催でも海外選手・観光客をホテルで2週間絶対隔離となるのは確実だ。さらに北朝鮮の行動を見ていると中国製ワクチンを接種している報道が見えない。危機感の強い北が中国製ワクチンを信用していないと見える。上海の街を散策する人もマスクはしているが顎マスクがチラホラ見える。なぜかロシア・ワクチンのマイナス報道が少ない。それぞれの国がワクチンの人体実験をしていて、ただ日本は責任逃れの根回し文化で時間稼ぎの傍観者となっている。二年もすればスペイン風邪でもワクチンが無くても収まった。
 そろそろコロナ治安維持法が出来そうだ。いくら野党が緊急事態を煽っても、個人への罰則が無いと自粛だけでは誰も守らない。酒の業界と食文化の破壊しかない。
 ステイホ-ムは都知事の念仏。SNSで飲み会を外の公園でも酒入りで出来る。大阪は東京よりコロナ感染者が多いが新種という事で済ましているように見える。やはり東京は考える人は対策をしていると感じる。考えない人は公務員と学生。コロナに罹っても失業しないし、授業にも差し支えない。
 図書館の屋上に設置してある拡声器で外出自粛の放送をしているが騒音としか聞こえない。もうじきコロナの夜が明ける。コロナ戦はまだ続く。オセロゲ-ムのように優勢な人があっという間に劣勢になるのに似てきた。
 もしかすると出遅れた日本が勝ったという事もあり得る。やっと統計上ではコロナ死が日本で1万人となった。来年はコロナで医療機関へ行くのが遅れ、死者が増える気がする。多死小出生。人口の大幅減で地方の過疎化と異国人が日本の土地を買いあさって都市部の不動産上昇となる。アメリカを追われた東アジア人が日本に住むこともある。韓国の反日政治家が東京都のマンションを買っていた。外から見ると日本は面白い国かも知れない。
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コロナが暴く不手際組織

2021年04月26日 | 宅老のグチ
もう一年半経つがコロナ感染は様々なニセ情報が蔓延し、コロナの終息が見えない。いまでは布マスクも外見だけで感染防御とかは効能が少ない。ワクチンもテストの結果の効果も期待している国とそれほどの国もあって、さらに変異したコロナに対応する効能がまだ見えない。次々と出てくる新種のコロナは先行している終息している国も穏やかでないようだ。地域とか国を封鎖している所も新種のコロナを恐れているようだ。言葉やメ-ルは検閲できるが町の買い物風景を見る映像ではまだ中国・北京はマスクの姿が多い。感染不安があるのだろう。
 日々の暮らしの映像は言葉よりはっきり事実を伝える。日本でマスクの重要性を知っているのに、欧米での映像でマスク無しで公園等で騒いでいるのを見ると何の教育が異なるのだろうか。
 マスク文化の許容はイスラムの顔隠しを連想するのだろうか。監視カメラの中国で口マスクと砂漠からの塵除けでゴ-グルで目を隠して行動するようになったらどう認識するのだろうか。目の化粧による加工はどうなるの。マスク下の盛りも気になる。
 コロナ情報で感染者数の数値の隣にワクチン情報がある。注射を打っている人の数が3月には一日5万人程度だったが最近は13万人強となっている。徐々に経験値が上がっているようだ。日本は前例と形式が整えば意外と早いかもしれない。飛行機のようにキャンセル待ちの人を用意し、急な欠員に対処する方法もある気がする。あらかじめ注射会場で年齢関係なく近所のキャンセル要員を用意しておき、欠員があった時電話して呼び出すこともあって良い。この様なシステムは都立中央図書館で一日の予約者があって、欠員をフリ-の利用者用に開けてあって、混まないように人数制限し、利用者を最大にしている。工夫は日本の得意とするところである。今日本に残っているのは創意工夫でワクチン希望は自己責任で政府は不適切な事例を負担すればよい。今は銃弾が飛ばない戦時である。前線も銃後もない見えない戦争中である程度治安維持の規則と守らせる個人罰則が必要になった。さらに守れば保証が出る制度も必要である。今の年金とか健康保険の制度は先の戦時に作られた。戦病死した遺族や家族を保護する制度だった。2月に入院していた時、PCR検査が陰性と判明するまでの個室の部屋代は国の負担だった。
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ようやくワクチン情報が

2021年04月25日 | 宅老のグチ
最近家族で話すのがワクチンの情報と打つか打たないかの選択の話が増えてきた。どうやら5月終わり頃に接種の用紙がとどきそうだ。周りの人の様子を聞くと希望していない、様子見が多く、意外と接種が始まれば早く順番が来そうだ。
 アメリカの様子から結構打たない人が多く、集団免疫の獲得が遅くなるという。アメリカが余ればよその希望する国に回る。コロナは人の意思の関係なく、伝染する。輸血を拒否する宗教もあるので普通の国とはアメリカは違う。東アジアは多分中国から日本までワクチンによる集団免疫獲得まで早いと思う。同調圧力が強い。
 昨年の今頃と違うのはコロナの様子が解ってきたのが大きい。今日は連休の自宅で出来ることの検討の日。昨日は紙製品を購入し、昨年の売り場の混乱と比較する。何か買いだめが少ない。
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港区・三田会館内友愛労働歴史館へ

2021年04月24日 | 宅老のグチ
叔父の軍歴と福神漬の関連で野田市のキッコ-マン本社の歴史を調べることがあって、その中で福神漬の歴史と関係なく、戦前の最長の野田労働争議が記録にしばしば出てくる。これは知れば知るほど戦争の前の日本の翼賛体制確立の争議だったように思える。前後、左右・赤白などのレッテル張りでライバルの陣営を叩いていた。そして関東大震災で治安維持の行動によって、選別された労働運動弾圧で昭和に入ったようだ。このことで叔父が野田市の野田農工学校で学んでいた時、昭和12年から13年頃の野田の町の労働争議による市内の重苦しい雰囲気があったと思われる。
 この争議の件は戦後の文献でも野田市民は語りたくないことのようだ。野田市の重要産業で今でもキッコ-マンの城下町であって、市民の対立となった争議はどの立場に立っても苦しかった様だ。最後は小学生の同盟休校まであって、地域の住民まで対立してしまった。
 醤油樽の製造加工労働者へ外部からの労働運動指導者が入り、争議の主導権を取って、企業城下町の争議が全国争議となった。樽から争議が始まったのはキッコ-マンが従来の問屋を通していたのを瓶詰にして、直接小売店に販売する時期となった。同時期に酒の販売が瓶詰になり、樽で販売し、小売店でとっくり容器に詰め替えることが消えつつあった。
技術革新と経営改革を進める会社と従来の労働者の既得権を守ろうとする危機感は外部の左派系洗脳者によって対立が増幅した。
 芝の友愛労働歴史館の展示はこの野田争議に活躍した人物が多く展示されている。
 松岡駒吉・渋沢栄一・鈴木文治・矢次一夫・吉野作造・安部磯雄・賀川豊彦・添田敬一郎・甘粕正彦・堺利彦・赤松克麿・大川周明・新渡戸稲造等の多数の戦争前の歴史を作った人がこの争議に参加していたことを知ると驚く。
 争議が終わると地域の融和を図る施設が次々と野田の街に出来て、比較的貧しかった叔父が野田の街の図書館等で勉強し、地域の農業指導の先生になることを目指し、埼玉師範学校へ行った。経歴から軍人になる話はなく、農産加工を目指していた気がする。しかし時局はその自由を奪った気がする。
 
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心の整理の記録

2021年04月23日 | 宅老のグチ
昨年春に、妹が抗がん剤治療を断念する決断して、いつの間に親族が互助会に入っていたようで、打ち合わせが楽だ。おおまかな取り決めはマニュアルのように淡々と決まる。一応ガンという事で生前から死と言うものを話していて、質素と無宗教という事で行うことが本人の意思だった。墓があるのでしきたりと本人の希望を聞いていて霊園管理者とすり合わせをしなければならないという。結構本人が希望する形式は様々な規制に適さないことがあるようだ。
 医者が言っていたのだがある程度年齢を超すと、ガン死は一番良い死に方と言う。ホスピス専門病院が近所で楽だったが、コロナで面会が出来ず、あれほどIPADでリモ-ト面会を薦めていたのに、もう年(73)だから、今更勉強したくないと言っていた。コロナが無くても、個人の接続設定をレンタル会社が行い、音声で相手先を呼び出しできればリモ-ト面会となる。あと10日ほどは長生きできただろう。そうすれば点滴の暇つぶしで過去の知らない話が聞けた。感染不安もなく、距離も関係ない。あるのは治療時間と生活時間で心の安らぎと、看護婦の負担が消える。
 妹は新聞の広告会社の事務で始まり、妻を亡くした元上司と50過ぎてから結婚し、そして夫を亡くした波乱・豪快な人生を好き勝手に終わらした。最後はガン再発と戦う事と100歳と言う節目に向かって生きている母の介護の手伝いを生きがいとした。昨年10月に母が百となり、2020年9月15日に安倍晋三首相の署名のある賞状を頂いた。翌日から首相が菅さんに替わった。都知事の祝いの品の日付は敬老の日だった。ちなみに母は記念品の日付では100歳ではない。既に100歳は稀でなく4万人近い。そして女性が圧倒的に多い。100歳介護の達成感があって、生きる目標を喪失した感じがあった。その後は友人たちと個々ににお別れ会をしていた様だ。コロナが無ければ結構な派手な行事になりそうだった気がする。
 有明のガン研病院のスタッフ様にはステ-ジ4まで大きくなった肝臓に転移したガンをほぼ治癒までにし、5年も余分に生かしてもらい、感謝しかない。ガン闘病は25年以上になる。幸いガン保険に入っていたので、費用は気にしていなかった。何から何まで準備していた妹が母より前に死去することは無念だろう。ちなみに母は85歳くらいで胃がんの手術をした。今は95歳くらいまで事例があるという。ガンの血筋を意識する。
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記憶の記録

2021年04月22日 | 宅老のグチ
朝5時丁度が日の出となった。昨晩眠れず、うとうととして今書いている。ホスピス病院から連絡があって、妹が急変した。コロナで無ければもう少し色々昔話が出来たのだが面会制限があって、気落ちし連休明けまで命が持ちそちそうだった希望が消えた。これから一連の行事が質素に行われ、喪失感の悲しみを忘れさせる。
 寝顔が満足しているように見える。起きたら打ち合わせが始まる。覚悟はしていたが予定より早いと心が落ち着かない。本人が穏やかな顔つきしているのにバタバタしては申し訳ない。
 今日も晴れそうだが気分は夜明け前。何年か経ってこの日の気分を知りたいと思う時もあるだろう。福島震災時には60日位連続で働き、5月の連休後に3月決算の承認が得て、休めた記憶が残る。コロナで将来不安の状態からいつかは復活しなければならないがもう年寄りが過去の前例を持ち出すときは終わった。
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徳川元子の本から福神漬

2021年04月21日 | 福神漬
徳川伯爵夫人の75年 遠いうた 徳川元子著 文春文庫2005年
以前、都立中央図書館で読んだ本がコロナで再読することが出来ず、アマゾンで検索するといつの間に文春文庫となっていて、早速購入した。
 元子の大正年間の話では市ヶ谷付近の住まいには元の大垣藩の藩士の子弟が詰めていて、殿様に使えているような言葉使いだった。文庫本と都立中央図書館で読んだ本と何か同じ本とは思えない。
 徳川元子さんの本から大垣藩の戊申の混乱が感じられ、さらに明治の初めの諸事情が解ってくる。
 鳥羽伏見の戦いのとき、大垣藩は藩の重臣小原鉄心の息子達が幕府方に参加していた。この時小原鉄心は朝廷側に参加していて、急遽大垣に戻り、敗北した幕府から藩の方針を朝廷側に変え、藩主氏共を京都に行かせ、朝廷に謝罪させた。さらに岩倉具視の長男具貞の指揮の東征軍大垣藩は参加した。
関ケ原の戦いで示すように大垣は東西日本の交通の要の地で、東征軍は大垣で長期滞在し、その間に西国を朝廷側の支配に置いた。この功績から、岩倉具視は二女の極子(14歳)を戸田氏共(16歳)の妻としました。
 東征軍は中山道を伝い江戸に向かいました。大垣藩は朝廷方に帰順を示す活躍をしましたが途中で軍資金が足りなくなり、横浜の豪商高島嘉右衛門を頼り、外国商人から軍資金を借りることに成功しました。これは高島嘉右衛門の姉が大垣藩9代藩主戸田氏正の側室となって、戸田欽堂を産んだ関係から来ています。大垣藩の窮地を救った小原鉄心はペリ-来航時、親族だった戸田伊豆守の要請で、浦賀の野次馬警備に参加し、アメリカの黒船の装備を実地検分することが出来て藩の兵器の近代化を指導しました。さらに頼山陽と親しかった女流歌人の江馬 細香 に漢詩の指導を受けていた。幕末の攘夷思想の根幹をなす頼山陽との関係を見る必要がある。頼山陽の死後に彼の著作の整理をしたのが関藤藤陰(石川和介)でした。福山藩の儒官 になっていた石川は阿倍伊勢守に抜擢され江戸へ行き、阿部正弘に水戸藩徳川斉昭の赦免を働きかけて実現させ、やがて斉昭は幕府の海防参与に起用されることになった。また 浦賀奉行の人事の陰で活躍し、浦賀の与力たちと水戸藩を結び付けたようです。中島三郎助が生きた鯛を浦賀から水戸藩屋敷に運び入れ、塩の輸送に水戸藩の旗の使用を得たようです。(中島三郎助文書・付属書・芳子聞書・覚書より 中島芳子 )
 日暮里の福神漬顕彰碑と石井研堂の缶詰の始まりに出てくる行徳漬物商人が戊辰戦争の最後の戦いで浦賀の中島三郎助と共に戦死したのはこの様な歴史が隠されていた。
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コロナ下の競馬場で

2021年04月20日 | 宅老のグチ
今日のネットニュ-スで東スポの社員の三分の一リストラと言う記事があった。ネット参入に遅れ、古参の紙媒体で活躍した人たちをリストラしたい様だ。売り上げの減少の決定的要因はコロナ下で開催されているギャンブル場で観客がいないため、紙媒体が売れないという。当然若い人はスマホで情報収集し、そして賭ける。金銭のやり取りに紙は必要ではない。スマホの見出しは小さく、駅売りの新聞のように、いかがわしい見出しで紙を買わせることもできない。既に駅ではコンビニになってしまい、キヨスクもプラットフォ-ムから消えた。
 親族の一人が馬関係で仕事しているので少しは関心があるが基本的にはギャンブル反対でIRで経済振興より、日本はもっと良い方法があるだろう。ネットカジノもあるようで大規模な施設の必要性は感じない。それより時間消費する文化が江戸時代の経済停滞期に発達した。当時の和算などは完全に趣味と実益の世界だった。
 国はギャンブルの収益金で事業しているので、これまた雇用創出産業ともいえる。遠山影普が天保の改革時に水野忠邦の社会浄化策に抵抗し、江戸の中心地にある悪所(遊郭・芝居小屋)を江戸の郊外に移転した。明治の初めの物産調査で浅草近辺の仕事で遊郭関連の産業が記述されている。やはり金銭が激しく動かないと経済は低迷する。それには明るい見通しが無いといけないが何かTVは不安を煽るだけで、希望が見えない。日本の年齢構成では年間130万人が死ぬのが普通であって、コロナ死の数字はまだ1万人に行っていない。それより病院が風評被害を恐れ、病気(コロナでない)患者を避けて不安を増している。
 もうコロナ感染はギャンブルで運が良ければ生還する。新しい知見ではコロナは一回感染だけではないようだ。
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海には監視カメラがないので

2021年04月19日 | 宅老のグチ
処理水の放出はどうも中国にとって、不都合なことのようだ。自国内に監視カメラを設置しても、海の上には漁船の位置情報を記録する装置の電源を切れば、どこで漁獲したか不明となる。すると日本が福島沖の東海に放出した処理水によって、トリチウム不安を中国漁船にも及ぶことになる。当然安全証明の費用は掛かるし、それ以上、日本の処理水の不安を中国国民に煽っているので、魚価が下がる。従って、遠海に出ても採算取れないことになる。今でも過剰漁獲で水産資源が再生産以下になりつつある。
 中国が処理水の放出を煽れば煽るほど、自国の漁船の魚価が下がる。何しろ海は上海まで繋がっている。日本はロンドンまで江戸時代繋がっていると考えていた。中国はやはり陸地の国で四方を海に囲まれている日本は海の水の多さを知っている。さらに一年で降る雨も多く、汚物を垂れ流してもすぐに海に入る感覚がある。中国は重慶まで大型船が遡れるくらい川の流れが緩やかで、上流の水が海に入る迄長い。この感覚の差が中国の危機感となっている気がする。大陸の中国と海の広さと深さを知っている日本との感覚の差だろう。
 冷たい水を飲まない中国人が日本で冷たい水が普通に飲まれている。あまり良くないが放射能に対する経験は日本は豊富だ。広島・長崎・ビキニ・東海村・福島原子力発電所。
 東海村の事故は東京都の市場に被爆した野菜が来るかどうかの対応で職員が徹夜したこともあった。放射能は知識を得て、恐れる。一時騒いだ福島の子供の甲状腺ガンは今まで検査していなかったので見つからなかっただけで、他の地域の子供からも普通にガンが見つかっているようだ。
 今でも福島県は農水産物の放射能検査をしている。100ベクレルを超えるものは最近でもまれにある。食物連鎖の頂点の動物とか、セシウムを吸収する植物が多い。野生の山菜が目立つ。今は山菜でも市場に出荷されるのは栽培されているのが多い。クマが出る所の山菜はセシウム検査の必要がある。
 2020年は 山菜のコシアブラに続き、東日本の各地で採られた野生キノコから国の基準値(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性物質が検出されている 。
 ここまで書いてふと思ったのだが、日本では食品市場で常時放射能検査をしていたのが築地市場衛生監査所(東日本大震災当時)だけで、その理由は液体窒素を使用していて、費用が多大となって他の市場ではできなかった。日本では情報公開があるが中国でもし放射能が検出されたら、すぐには発表できず、自国で無いことが解らない限り、多分隠ぺいするだろう。言葉は暴走する。重慶のコロナを告発した医者は最初罰せられた。

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介護の経験が浅いので

2021年04月18日 | 宅老のグチ
母の介護の分担が少しあって、日程は最優先となる。まだ分担の経験年月は4年だが、ヘルパ-さんに質問して疑問点を知る。一応体力仕事を築地でしていたので、母を背負って、階段を上る。もうじき後期高齢者になる身として、この分担は最初の頃より厳しい。首に回すは母の手の力が弱くなって来ていて、尻を支える手に負担が増す。昔おんぶひもと言うのがあった記憶がある。今の若い女性は胸の前に赤ちゃんを置いている。多分おんぶひもは売っていないのだろう。ネットで探すと見つかるがどうやって一本の太いさらしの布でおんぶしていたか思い出せない。昭和の30年代までこれが普通の姿で、今では戦前と言う感じがする。
 この頃増えている個人店は自転車屋だろう。チョット前はス-パ-の1万円自転車だったが今は電動自転車で町内を荷物と子供を乗せて軽快に走る。自宅周辺は平地で電動の必要性は感じないが月島は橋が多く、電動で軽快に銀座に出る様だ。電動で介護の補助車があって、階段を昇れば助かる。蕨駅で自販機の缶入り飲み物を電動荷車で運んでいたのを見た。階段の無い5階まで重い買い物を毎日は大変だ。
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結局天気が良くても外出しない決断

2021年04月17日 | 宅老のグチ
朝犬の散歩で空を眺め、天気予報との差を確認。ネットで様々な情報収集。天気は一番気になる。台風2号は行き先不明だがかなり20日ごろには大型となりそうだ。
 諸外国で特にワクチン接種先行国のデ-タを見る。イスラエルとチリが気になる。チリは中国ワクチンの使用量が多く、安心感から外出と多人数の飲食で感染がまた増えているようだ。中国の当局の報告では抑止力が50%から80%と言う。また別の欧米のワクチンから変異ウィルスのため、なぜか毎年ワクチン注射をする必要があるという報道が出てきた。これでは2022年の冬季北京オリンピックも中国国民以外はTV中継しか見に行けない気がする。
 変異ウィルスの脅威の反応は一番北朝鮮の行動を見ていると理解できる。過少医療施設と電力不足ではコロナに罹ったら対処のしようがない。特に国防の世界は狭い所で集団生活をしているのでまん延すれば大変になることは先進国の海軍の様子を見ると想像できる。日本でもクル-ズ船対応で非難された。コロナの初期の中国の見解で食品に付着しているコロナから感染が広まるという報道を大々的にしたため、中国と北朝鮮との貿易までも止めた気がする。北朝鮮の平均年齢から若い人が多く、そんなにコロナを恐れなくても良い気がする。
 年寄りだけはまだ治療方法が手探りで運だけが頼りとなる。
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静嘉堂文庫美術館が閉鎖前、丸の内に移転する最後の展覧会を見る

2021年04月16日 | 宅老のグチ
世田谷の二子玉川駅から東急バスで静嘉堂文庫美術館へ行った。小雨で平日だったので、狭い会場はコロナの観客制限も無くても人との距離は十分にあった。目的は蕨市立図書館で研究誌暁斎でしばしば出てくる明治3年頃に死去した勝田家の少女の一周忌に河鍋暁斎があの世に行ってしまったお田鶴さんの姿を絵で描いた。明治の初期の人が想像しているあの世の世界がA4サイズの絵で見ることが出来る。地獄極楽めぐり図(明治2年~5年)今回の展示では一部しか見れないが150年前のあの世と言うものをどう考えていたかが理解できる。
 新聞にあった割引券100円を使用し、展覧会は900円なり。
 第4展示場で駿河台の三菱社が地図と共に写真があった。どうやら今の新お茶の水駅付近だった。家でネット検索すると新お茶の水駅の上に当る所のようだ。
御茶ノ水ソラシティ の敷地内に三菱社に使われたレンガの一部が残っていて、小菅集治監(今の小菅刑務所)で作られたのを使用していたようだ。ここで明治期から美術品収集を行っていたようだ。度重なる天災と戦災で残ったものが静嘉堂文庫にある。
 人の少ない時間と場所を狙って外出工夫する。大江戸線大門駅から歩く、東京都の人権plazaは人がいることはなさそうだ。係の人に聞いたら、研修教育の時に人が来るという。いわゆるパワハラ・セクハラ防止の講習のようだ。日々変化するハラ-ハラ。企業幹部のハラハラは停まらない。混んでいる東京もマイナ-な調査で人に会うことはない。最近はメ-ルでも良いのだが封書でやり取り、宛名だけ筆ペンの崩し字。
 電話はなぜかためらう。詐欺師のイメ-ジがある。
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