年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

何でもない8月が終わる

2022年08月31日 | 宅老のグチ
人間の知恵が及ばない世界で時間が過ぎる。8月が終わる。日の出の時間も午前5時を回っているが老柴犬のせいで午前3時頃から無人の近所を徘徊する。さすがにこの時間は人もいないし犬の散歩も無い。ただこの時間に散歩しないと老柴犬が嫌がらせ的に室内で用を済ませる。ようやく転居したことを認知し始めたのか判らないが失明しているので不安だったかもしれない。
 コロナの新規感染者数が見かけ上減ってきたが、どうも感染かもと思っていても発熱のない人は謹慎のみでPCR検査を避けているように感じる。9月になればインフルエンザ並みの扱いになるようだ。高齢者が増えている今は死者が増えるのは普通で、一般の病人がガンとかの病気とか事故の入院治療が出来ない不幸を減らす。そろそろ高齢者優遇時代が終わりかもしれない。
 今年上半期の新生児数が38万人という。これでは間も無く保育園問題はえり好みしなければ終わる。惰性で計画する役所のことだから、数年後には保育園が過剰になる気がする。この前コメント欄に中央二中出身という経歴があった。聞き慣れないので検索したら中央区第二中学校らしい。今は変遷して明石町にあるにもかからず、銀座中学校が継承しているようだ。この銀座中学校は脇を首都高速が走っている。周辺には昔の新橋料亭があって、夕方遅くには黒塗りの社用車で賑わう。料亭金田中の路上には人力車の交通標識がある。京都と違って東京の芸者は滅びつつある。多分コストパフォ-マンスが悪いのだろう。歩く数千万円の着物の評価をサラリ-マンが交際費経費で落とせなくなったせいもあるだろう。
 天保の改革で質素な生活にするように町奉行が配下の与力たちに命じた。そのため不景気になった。平成令和も真面目がゆきすぎて不景気が続いている気がする。
国税の一部門である酒税のところがコロナで飲食店が不振で酒の販売促進行動をしたようだが、これは税収確保というより組織防衛と見たほうが良い。税収が減ればリストラの対象となり、局長ポストや天下り先が減る。日本の経済が不振となれば世界に通用しない役所出身の人材はいらない。
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いつもと違う秋冬の模様替え

2022年08月30日 | 宅老のグチ
だいぶ気温が下がって、クーラ-も用が無くなった。引っ越しで秋冬物の古いのは捨てて、さらに転居で家庭内の所在不明となっている。どこかで整理しないと前と違って収納場所が無いし、汚れたものをと保管する余地が少ないというよりない気がする。すでに今年の夏を経験して扇風機のリストラが決まっている。多くの家電は今回の引っ越しで5年以上たったものは安全性の問題で粗大ごみになることを知った。ついでにアイリス大山の扇風機を検索すると新品で1万円以下でさらにク-ラ-は省エネで6畳だと7万ほどで昔の扇風機が2万円ほどの記憶があって捨て難かったけれど狭いということで処分となりそうだ。
 デフレの今だが値上げできない食品が天候不順で材料費が上がっているが、高齢者の所得が伸びず、さらに電気等の値上げで、安いものに移っている。しかし食の安さはには限界があって、ある限界を超えると不正の誘惑に負ける。今は多くの告発は内部の情報漏れでSNSなどで伝わるか、給与の良い他業種に移動する。今熊本に注目しているが量販店のパートの給与が最低賃金並みで、そこに半導体関連の業種工場が建設中である。多くの若者が周囲の仕事から転職するだろう。するとス-パ-等は高齢パ-トしか残らない。生産性が劣るという。

 昔の弁当には白米の中心に赤い小梅干がのっていた。小梅農家が不作となり値上げを弁当業者に通告したが、弁当業者は小梅を弁当から外した。今は小梅の産地は激減し、残って支えているのが横浜崎陽軒のシュウマイ弁当で白米の中心に国産の小梅が存在している。これが消えたら日の丸弁当の由来も消える。値上げは怖い。食文化が消え、文献や写真にしか残らない。その崎陽軒のシュウマイ弁当も昔の小梅は赤かったがいつの間に着色が消えた。これでは日の丸にはならない。
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高齢者を狙う詐欺師の言い訳

2022年08月29日 | 宅老のグチ
どこで下記の本が気になったのか忘れた。数年前の本だが今でも特殊詐欺の仕事の勧誘が行われている。高齢者を狙う電話から始まる詐欺師の養成システム。いかにビジネス組織となって、秘密を守ることによって詐欺組織を維持する。さらに稼いだ金の使い方指導もしていて、一種のビジネス書にも似ている。タダ露見すれば犯罪なのだ。
 高齢者の貯金という埋蔵金から氷河期に就職難で派遣で手取り16万程度で生活苦でのんびり老後を生活している人から引き出すのは義賊だと思わせる。汗水出さないで年金20万円は不当利得でこれは心を痛まない。このような洗脳を行っている。

老人喰い  -高齢者を狙う詐欺の正体-鈴木 大介著2015
 この組織に狙われたらおしまい感がある。著者が言うにはどんどん組織が変化し法律と警察の対応が遅れ、処罰が軽い初犯者・未成年者だけが監視カメラ網で捕まるという。それとアブク金で豪遊も犯罪が露見するきっかけとなる。彼らは使い捨ての組織網で荒稼ぎした後犯罪の休憩に入る様だ。

 この本を読んだ後どのような対策があるかというと紙幣の個別番号を認識する紙幣鑑別機が抑止力となりそうだ。現金の流通の多い日本はこの手の犯罪が無くなりそうもない。
 あとは金がない事。

 浜の真砂は尽きぬとも盗人の知恵は尽きぬ


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谷中墓地で無縁扱いとなり改葬された関藤藤陰

2022年08月28日 | 福神漬
福神漬の資料調査で、ぺり―来航の時、久里浜海岸で米国国書を受け取った、日本の代表役人が戸田伊豆守氏栄でした。その氏栄の経歴を調べると、幕府の学問所に勤務する史料編纂する学者のような幕臣でした。地誌等の十数年の編纂仕事が終わり、水野忠邦の天保の改革時に、印旛沼工事に目付として参加しました。この抜擢のような人事がなぜあったか調べようと思い、国道16号線の脇にある「八千代市立郷土博物館」を訪問し、印旛沼運河開削工事の変遷を眺めて、戸田が目付として参加していたことを確認した。のちに井関隆子日記で印旛沼開削工事の方針をめぐって上司と対立し、辞職した。その後戸田は駿府町奉行を務め、老中阿部正弘の時に、日光奉行を経て浦賀奉行となった。弘化5年から嘉永6年まで浦賀奉行だった。この間の浦賀は異国船が毎年のように接近していた。その都度浦賀の与力たちは国防の不備を上申していたが、異国船が立ち去ると元の体制に戻った。それでも少しづつ国防の準備がなされていたようだ。 これには戸田氏栄が学問所での知識が生かされていたと感じる。前例を重んじる幕府で過去の先例を知っている戸田のアドバイスがあったと想像できる。
 異様の船 洋式船導入と鎖国体制 安達裕之著
本の案内文幕府はなぜ洋式船の導入をためらったのか。鎖国のための「大船建造禁止令」は実在したのか。膨大な資料の渉猟によって通説の誤りをただし、西洋文明受容の本質に迫る気鋭の力作。  
 幕府の鎖国体制維持のために海外渡航を禁止するため、洋式船建造を禁止したという通説が誤りで根拠がない。幕府は西国の水軍力を抑制するため大船を没収したに過ぎない。
 しかし、幕末には洋式船建造が幕府の粗法という確固たる認識になっていた。弘化~嘉永6年までの異国船打ち払い令復活協議の裏に船の形をめぐって協議が続いていた。この協議もぺり―の蒸気船という新技術で無駄な論議が消えて、開国に向かうしかなくなった。圧倒的な武力差を浦賀に集まった人たちが感じたと思われる。

敗れざる幕末 見延 典子著 東京 徳間書店
2012年4月
四方の波 栗谷川虹著 作品社 2008年
水上の杯 -小説関藤藤陰伝・老年時代-栗谷川虹著 作品社 2012年3月

 
昭和の士官学校の試験で、日本史の問題で一番出題が多かったのが頼山陽の日本外史と日本政記と言われる。頼山陽の死の間際に関藤藤陰(石川淵蔵・えんぞう・石川五郎・石川和介・関五郎)に事後処理を任せたようだ。

 アメリカ国書を日本にペり―が来た時、関藤藤陰は石川和介という名で老中阿部正弘の下で水戸藩の情報収集役をしていた。上記の小説では水戸藩徳川斉昭を蟄居の時の上司は老中になったばかりの阿部という。その後の水戸藩内部の情報収集役として、頼山陽の最後の塾頭として過ごした経歴から水戸藩では石川を通じて謹慎解除の運動を狙っていたという。ペり―の力で開国になると、安倍の指示で北方領土を調査している途中に老中阿部が死去し、中央の歴史の舞台から消えた。今は無名となったが阪谷家のそばにあった墓も合葬されたようだ。ネットで見ると阪谷朗廬『関藤藤陰先生碑』 があって、水上の杯という小説の最後に現代語訳がある。阪谷朗廬の阪谷家の墓は今でも谷中墓地に福山藩主のそばにある。
 水戸藩の攘夷思想と浦賀与力の中島三郎助(開国し技術導入)が合わないはずで、どうして付き合うことが出来たか判らなった。この触媒役が石川和介で彼は二度目のペリ―来航時に黒船に乗船している。
 これでやっと石井研堂の明治事物起源(缶詰の始まり)に箱館戦争の最後の戦いで浦賀与力衆と行徳の漬物商人が戦死した事情が解かってきた。この件から福神漬の命名には武士の象徴という刀はナタマメの比喩を含んでいると思われる。
 


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引越しは人生の中でビックイベントだけど

2022年08月27日 | 宅老のグチ
引っ越しして住民異動届を出してそれから諸手続きがアナログでようやく終わりそうだ。
制度の改善する点は一度住民異動届を出し、マイナンバ-も移動すれば、不動産の登記所、クレジットカ-ドの審査協会、車関係、NHK等に移動連絡が伝われば、電話の対応が減ると思う。それぞれの団体から移転したところへ連絡はがきで移転確認が取れる。案内はがきに問い合わせ番号とか手続きが進む。
人が亡くなると無断で金融関係が止まる。制度的には可能ではないのだろうか。費用が掛かると思うが結果的には安くなる気がする。
 いちいちフリ-ダイアルに電話して,相手が出るまでコロナ下の受付人数がすくなく15分以上かかった処もあった。特に感じるのは引っ越しで契約解除のところがしつこく契約解除させないようにしていた。人口の減っている時期に得意先が減ることに危機感があるのだろう。それでいて組織のリストラが遅れるし、嫌われ役を派遣社員に任せている感がある。
 無料通話があっても、待たされることは今の消費者は嫌う。今の日本の低迷は過去の成功の功労者が時代が変わったという自覚がないため島国日本の地で惰眠していたと見える。危機感のある共産中国はかなり他国を研究し成功したがまた自分の地位が世界高くなったことを自覚していないように見える。日本に観光に来てキレイナ空気があるのにすぐ驚く。でもちょっと前の日本も空気は汚れていた。
2004年の中国の人民日報で(築地市場、構内運搬車の排ガス汚染深刻 )と報道されていた。東京都は対策として補助金を出してガソリンタ―レ-から電動に切り替え促進を図った。豊洲市場には200Vの電源が確保されていた。2030年頃から普及する電動自動車の電源が確保されている。

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秋の予感

2022年08月26日 | 宅老のグチ
高校野球が終われば秋の始まるとなるが商品高騰の秋にもなる。今のところ台風の影響が少ないので紅葉は良いと思うがコロナの対処が基準が変わってしまうと落ち着くのだろうか。燃料高騰で漁船も無理はしないし、ハウス栽培も無理はしない気がする。冬に夏野菜のナスやキュウリを食卓に出すことは、燃料を食べることになる。節約の冬がやってくる。
 週間天気予報では最高気温が30度程度で雨の予報の日は最低気温が20度以下となる。もうエアコンの出番が少なくなる。前の家では40Aだったが今は30Aでブレ-カ-が落ちない、省エネ家電だったのだろうか。
 おいおい比較してみるが多分家が小さくなったので省エネと思う。ゲーム感覚でバスや電車に乗らず歩いて済ます。今日の散歩のデ―タでは1KMを15分程度で歩いている。チョット汗が出る。
 老柴犬も2年連続の熱中症に罹ったが医師の点滴で乗り越えたようだ。何しろ毛皮を着ていて汗をかかないので暑さに弱そうだ。
 2か月前には想定しなかった中国の小雨が大きな影響が出そうだ。次から次と災害報道が日本に伝わるのはすでに昔の日本が(と言っても15年前)アメリカの情報ばかりが今は中国に変わった。何か隋唐時代の感覚になったのだろうか。やはり中国も台風待ちになった気がする。四国の水がめと言われた早明浦ダムが渇水から台風による大雨で一日で満水となり災害を防いだ例もある。
 雨リカも雨が不足し、水稲栽培のコストが上がって、日本の外食産業で外米使用のところが最近の表示では国産が目立つ。あれほど農家保護を訴えた政治家はどう思っているのだろうか。ダメ日本が米国からアメリカに略称変更手続きをして飴リカとしたどうなのだろう。
 今気になる本は2022年8月に出版された(農協の闇)という本でどうも巨大組織の中で農協職員は自腹営業をしているという。もう時代遅れの信用事業という自覚がないので郵便局の事例もあってもうじき不祥事が連発報道がありそうだ。普通の地方銀行が苦しいのに農協の信用事業が楽なはずはない。購買事業はコメリに侵されていて、葬儀はコロナで簡単となった。何か農協はパチンコと風俗以外の事業を行っているという。低迷する日本でさらに人口が減れば素人でも無理なことは理解できる。
 腹巻に現金を入れてハワイに行った時代が大昔のように思える。このところの円安は海外旅行解禁時と似ているという。梅栗植えてハワイに行こうという大分県の一村一品運動で梅の産地で残っている大分の全国に知られている梅干し業者は一つという。後は身内販売のようだ。大分県の梅は豊後梅と言って果肉が固くシソ巻き梅干しに適している。
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2001年出版の本だけど

2022年08月25日 | 宅老のグチ
倒産情報  -<業種別>崩壊シグナルのすべて-
帝国データバンク情報部著2001年12月
 バブル崩壊でその影響下の倒産というものをどのように対処したかの分析本で多く事例を挙げている。今の中国が必死に日本のバブル処理が長引いたことを研究しているが日本と体制が異なっていて、さらに不動産の考え方が日本と異なるので最近では前例となりにくいようになってきた。
 日本の戦前は昭和の戦争に導いた不況と信用創造の銀行救済ということに重きを置いていたため、戦後には不動産の担保価値を重視し不動産バブルが巨大化し、処理の決断が遅れた。それの原因は戦後の成功体験がすでに時代遅れとなった仕組みを廃止できず、さらに消えるべき組織や仕組みが大学出の優秀な社員が頑張りすぎたこともあるようだ。不動産価格は下がらないという戦後神話の崩壊が今は法人は処理は終わった感があるが個人はまだ心の負債処理がしきれていない。結果としてみれば戦後の経済成長は運がよかっただけで、中国の成功も東ドイツの崩壊で中国が発展すれば自然に開放になるし、国内統一に中国共産党の力必要と西側が甘い期待(社会主義体制が豊かになると崩壊する期待)で圧力をかけなかった。運がよかっただけでこれだけ中国の軍事力経済力が発展すれば無責任な二番手の地位に留まることは出来なくなって、テロの対象国がアメリカから中国に代わる時代が来たようだ。
 今の都会のマンションバブルはどちらかというと相続税対策と中国等の異国人のリスク分散投資で日本が割安から来ていて、いずれDXの馴染めない、英語が出来ない高齢者が多い日本では経済のスピ-ド感が遅く、成長性がないように思える。まだ見聞きするインドやアフリカのような国がリスクもあるがリタ-ンも多そうだ。日本は決断時間がかかって、幕末のような内部騒動が続くだろう。
 高等教育にかける費用は親の期待値が計算されていたが今のアメリカを含め発展した国の教育費が高騰していて、社会が富者と貧困層が分断されていてごく一部の人だけが高等教育の費用を超える収入を得られるようだ。中国のデ―タだと1700万に対して大学卒業生が1000万人でこの人数に見合う成長がないと新規失業者となる。しかし大学まで出て人手不足の仕事(肉体労働系)には付きたくないようだ。これから大学卒業生の未就職の累積が積み重なると、日本の氷河期のような就職状況になるかもしれない。先行指標の日本を研究している中国は大学卒業生の就職先の確保を切り開くことが出来るのだろうか。
 日本の住宅も高騰しているが多くの不動産転がしで、最後にババをつかむのが情報弱者の高齢者だろう。人口が減ってゆく日本で賃貸しか住めないと思っていたがリモ-ト勤務が少しでも増えれば極狭い住宅も増える気がする。安価な郊外都市に住み、たまに都会に出る生活が近未来の住居と感じる。ニトリやイケヤの家具等を見ると使い捨て家財のように見える。ワンル-ムからホテル住まいになって、週末には観光客に不在の部屋を貸すシステムは普及するかもしれない。需要はどんどん変化する。所有から利用する部屋へ。転職や転居が頻繁になると家財を持つリスクが見える。こんどの転居で不良在庫が見えて、実際は部屋ふさぎだったことを知る。ごみという意識がなく将来本人以外にゴミとされる物と住んでいることを知った。物価が高騰していても捨てない老人は耐えられる気がする。ただし消耗品である食料高騰は年金世代はこたえるが政府の政策で安価にコメを提供する政策の復活が必要である。
 
 






 
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部屋が狭いのでTV通販番組も見るだけ

2022年08月24日 | 宅老のグチ
佐世保発のTV通販番組も、部屋が狭いので見るだけ。何かを買ったらその容積の1.5倍のモノを捨てなければいけない。最もエアコンなどは借家につき、残置物交換とかの要請も必要だし、手続きが大変そうでその上エアコンの寿命が10年以上あって、転居の計画も出来ない。自分の健康寿命と比較するエアコンの方が長生きとなる。UR賃貸の方が高齢者によさそうに見えるがエアコンの件で調べると遺族の退去時に思わぬ出費がありそうな気がする。どんどん変化するライフスタイルに家財電化製品の扱いが複雑となる。とくに光回線系の設備の過渡期でどう変化するのだろうか。
 今は佐世保の放送も金がないので見るだけとなってしまった。昔はウインドウショッピングと言っていたが今はネットがあるのでマウスショッピングかもしれない。
 欧米では燃料価格の高騰で物価が異常に上がっているが、節約報道が見えない。インフレが行きつくとデフレが待っている。買えない消費者は見るだけの生活となり不用品の交換で生活する。暗黒の時代と言われた中世の終わりにペストが流行している時代に生き残った人たちがペスト死の家族の遺産を奪って生活していて意外と裕福だったという。物価が高騰すれば食以外は節約となる。不要不急の消費は激減し、うさ晴らしの銀ブラで街は混むがシルバ-パスの老女で賑わうだろう。政府の密かな願いは団塊の世代の人たちが一掃されれば財政の問題が消える。維新後二本松藩が二本松県となり、公金運用で三菱の岩崎弥太郎から中古の蒸気船を購入した。初めての航海で蒸気機関が爆発し沈没した。当時は海上保険制度が日本にはなく、二本松県の公用人が岩崎弥太郎と交渉したが失敗した。すがる思いで岩崎の部下に再度とりなしを頼んだ人がちょうど二本松少年隊の隊員の死を目撃していて、岩崎に話した。岩崎弥太郎は明治政府の内部情報を公用人に話し、二本松県の負債が全部福島県の発足時に移転するということで安堵した。この公用人山田脩 は二本松城に銅像が立っている明治になって小野組破綻後に二本松の製糸工場を作った。
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根岸派文学集の原抱一庵

2022年08月23日 | 福神漬

明治の10年台から20年台に台東区下谷根岸に集まった比較的旧習(江戸時代の習慣)を好み、酒を酌み交わし、歌舞伎を評論する文学者の交流会があった。(根岸派と言われていた)彼らは酒のつまみとして上野から出発した鉄道の中で福神漬の缶を開け、つまみとしている文献がある。

 この根岸派文学の中に原抱一庵という人がいる。福島県二本松市で開催された平島松尾の顕彰会でもう一度福島事件を見直し、佐藤清を調べていたら、佐藤の縁で仙台日日新聞へ原抱一庵が行ったという。福島自由新聞が発行されたとき、福島町の新聞発行所の近所に原は住んでいた。原は新聞に記事が足りなく隙間が生じたとき雑文を書いていた。平島・花香・佐藤清とは知り合いということになる。原の雑文を福島自由新聞に掲載されていたので、福島事件の時、一時拘束されたが未青年ということで釈放されたという。

 根岸に住んでいた森田思軒に感想文を送った縁で作家となる。彼の(闇中政治家)は福島事件の河野広中がモデルという。原の最後は根岸の病院で死去した。

 佐藤清を調べている人は少なく、やっと町田の自由民権資料館で教えてもらい、新潟県の横山真一さんしか見つからなかった。出身地である宮城県丸森町へ行っても知っている人もなく、忘れ去られている。町が衰亡したのは東北本線鉄道から離れたからと思われる。人の行動によって、新しい情報が入る。そこから離れた所は旧習に馴染んだ人たちの場となり、過去にしがみつく。
 丸森町は災害が何回もあって、今年の福島県沖地震で(2022年3月16日) 地震で鉄道が不通となりやっと阿武隈急行 6月27日より全線で運転を再開した 。
2019年10月に令和元年東日本台風は猛烈な台風へと発達し、静岡県に上陸。
東北地方や東日本を中心に、記録的な大雨をもたらしました。 水害の直前に丸森町に行っていたので記憶に残る街となった。700年ぶりの水害という。土台が盛り上がっている町役場の入り口まで水が来たようだ。
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100歳介護で持ち家でも賃貸でも転居を考えないと

2022年08月22日 | 宅老のグチ
母の101歳の老衰死去で持ち家人も転居を考えないといけないと感じた。多くの高齢者は長年慣れた環境を変えることは嫌っていて、介護サ-ビスを利用しても、人生観の異なる人たちの付き合いが突然始まる。そして慣れたと同時に介護施設内の別れということが日常的に意識される。例えは悪いがペットとして犬を飼っているが平均寿命が長くなったとは言え、柴犬では15歳という。長くて17歳という。この前道路工事の交通整理員と話したが彼の愛犬の柴犬が17歳まで生きていて自分の愛犬を思い出したのか散歩中の犬を触ってくれた。いつかはかわいい犬も別れがやってくる。人間と違って話さないので突然死もあるのだ。それゆえ思い出と悔いが残る。高齢者はペットを飼ってはいけないというがそれは残されたペットが新しい飼い主と慣れないことから始まる。人間も同様で高齢者は新しい環境に慣れず引きこもりとなる。馴染めないので反抗的になる。頑固に子供のように介護のデイサ-ビスへ通うことも拒否行動をする。人との付き合いの許容力が減る。これを高齢者の頑固という。
 高齢者の統計はある意味で残酷な統計で母が入ったところのデ―タでは平均入所時間が4年という。すると200人ほど収容しているので一年で50人となる。病気で退所する人もあるが特養なのでほとんど死去退所だろう。民間の介護施設は出入りが激しく、死去退所より、他の理由の退所が多いと感じる。その中での悲惨なことは慣れていたのに金銭的な理由で退所もある。
 いずれにしたも持ち家の高齢者は転居に慣れないので不満がありそうだ。統計では85歳を超えると60%以上の人が介護保険を使うという。そして母の経験ではプロの介護はすごい。そして長生きする。
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三ケ月にわたっての転居騒動もあと10日で終わる

2022年08月21日 | 宅老のグチ
間も無く一時転居騒動が終わる。クレジットカ-ドの支払い予告を確認したところnuroの三年縛り前の解約で違約金が発生し、普段のネット代金の5倍の請求だった。他の光回線業者は2年縛りでどうやら二年後違約金が3万円ほど発生する制度となりそうだ。これを回避するには短期間のモバイルル-タ-を借りなければならないようだ。
 引っ越しで普段は考えないことを考え実施することに迫られる。多くのモノが消えた。長年の不良在庫で今しきりに処理しているのは災害対策用の食料で非常食を一日おきに食べている。
 尾西ブランドの非常食セットには様々な味があるが当たりはずれの食味があってびっくり食となっている。これはもう賞味期限切れから一年経っている。パンの缶詰は意外とおいしく普段食でもいける気がする。
 食器類はバラバラだったのを大幅に処理されていた。どこも食器類はタダ同然で家にある無地の食器はヤマザキのパン祭りの景品が残っている。断捨離が進むと単色のモノが残るようだ。
 あと一回か二回は転居せざるを得ないが高齢者の介護付き賃貸マンションは30平米から50平米なのでここまで減らせば何とかなるかもしれない。
 区の粗大ごみの申請はすでに10回を超えた。戸建てでもマンション持ち家でも老人の家はゴミ屋敷寸前で生活していることを知った。普通の家が健康を害するとすぐにゴミ屋敷となる。

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高齢者のトリセツ本

2022年08月20日 | 宅老のグチ
築地で仕事しているときは業務関連の本しか読めなく、さらに日々変化する情報収集でベストセラ-と言われても読む気がしなかった。築地4丁目の新喜楽に黒塗りの社用車が集まっていて、そこでは芥川賞等の審査が年二回行われていて、なぜか数日たつと本屋に賞を取った本が山積されベストセラ-となる。ある時福神漬の資料調査で新喜楽で賞を得た作家の本(血族)が必要となり、アマゾンで調べると1円で古書が売られていた。送料で儲けるようで図書館で借りるより、汚しても切り離しても安いと思った。邪道だろうが効率が良い。
 そんなわけで今引っ越しが落ち着いてさらに漬物の史料調査に向かうには暑いしコロナも怖いし、ついでに都立中央図書館が工事中で人数と時間制限3時間半というのがあって、自宅で暇つぶしとなるベストセラ-本を借りて読む。
 一時出版ブ-ムとなった取扱説明書の本のことをトリセツ本というようだ。
老人の取扱説明書 平松 類著 2021年10月
 このトリセツ本で面白そうで役に立ちそうだ。高齢者はゆっくり、目の前で話すとよく、さらに低い声が良いという。女性の高い声は聞きにくいという。
 
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頭休めの本 銚子電鉄本

2022年08月19日 | 宅老のグチ
年崖っぷち銚子電鉄なんでもありの生存戦略  -ぬれ煎餅にまずい棒、お化け屋敷電車に映画制作まで!?日本一のエンタメ鉄道を目指して奮闘中!-
竹本 勝紀著  寺井 広樹著2019年5月
 築地にいた時に、銚子の外れに得意先があった。年に一回くらいしか訪問できなかったが旭市の外れの灯台から続く屏風ヶ浦の台地はキャベツと青首大根の産地でもあった。そのため銚子電鉄には関心があったがいつも犬吠埼に行くときは車なので乘ったことはない。
 本にも書かれているのは東金市の内野屋工務店による銚子電鉄買収から混乱が始まる。バブル時は東金の付近は不動産神話の最後でバブル崩壊によって銚子電鉄の資金を流用し、廃線の寸前までいった。今多くのJRの不採算路線の問題が発生しているが免許のない人や高齢者の交通手段としての役割をどう地元で関心があるかを問われている。
 何のために鉄道があるのか?

 盆明けの雨の中で読んでいた。

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6匹目の子ネズミ捕獲

2022年08月18日 | 宅老のグチ
今日早朝に老柴犬の散歩のために外へ出ると、小動物の鳴き声がした。暗い中鳴き声の方を見ると、子ネズミが粘着シ-トに捕獲されていた。5匹目の時に隣人に捕獲されたのを見せたら今解体中の建物から移転しようとしていると言っていた。やはりネズミは危険察知するのだろうか。
 
 ウクライナの戦争報道が少し変わってきて、クリミア半島の方でゲリラ戦があるようで、黒海海岸の観光客の前で爆発炎上姿が見える。もうそこは戦地で観光客も落ち着かないだろう。ベトナム戦争の末期の姿の記憶がよみがえる。様子見のロシアに近い地域の人たちがどちらへ付くか判断で決まる。どこでも庶民は勝の方に付かないと戦後は生きてゆけないことを知っている。戦争が始まって6か月が経った。まだ終結は見えないが世界は疲弊するところもあれば戦時特需のところもある。今のところインドだけが恩恵があるようだ。第一次大戦で日本は戦時特需があって、宴会場でお札に火をつけて明かりにしたというバブル話が残っている。そのあと深刻な不況と勝ち組となった日本を排除する動きから、軍部とテロの時代に入り敗戦に進んだ。人の戦争はいつかは終わる。そして多くの不運な人を生み、少数の幸運者を作る。
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シルバ-パスの更新2022年

2022年08月17日 | 宅老のグチ
コロナで三蜜になりやすいシルバ-パスの更新が郵送処理となった。1年物で所得証明のいらない人は20510円で更新できる。タダ住所が変わったのでどこに連絡すればよいのだろうか。
色々調べて東京バス協会が問合せ先の様だ。平日9時からの電話受付でやはりスマホ世代と違う対応の様だ。お客様コ-ドもあるがどうやら使用しないようだ。
 コンビニにて振り込んであとはゆっくり住所変更すればよいとのこと。年寄りが幼稚園生の通学定期のように首からパスケ-スに入れてバスの運転主に見せているのは認知症でシルバ-パスを紛失しないためで一回目は再発行が無料だが2回目はだめとなる。
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