年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日本のシルクロ-ドの横浜正金銀行で

2023年07月31日 | 宅老のグチ
かってJR桜木町からほんの数分で行ける所に横浜正金銀行という外貨交換の業務を行っていた銀行があった。その後に銀行名が東京銀行から三菱銀行と統合となり今では三菱UFJ銀行となっている。この横浜正金銀行の周囲は金融機関の集積地でかっての貿易決済業務の名残を感じる。
 今は横浜正金銀行の建物が修復され神奈川県立歴史博物館となっている。関東大震災100年の特別展を見た後、JR桜木町で昔の日本が鉄道開業したのが新橋横浜と言われていたが、実際は東京は今の汐留で横浜は桜木町駅だった。汐留には旧新橋停車場 鉄道歴史展示室があるが桜木町の記念施設の存在(桜木町駅鉄道歴史展示ギャラリー)は知っていたが35度を超す暑さで、次回の横浜での映画鑑賞後に探してみたいと思い、駅の南端のICカードでしか改札を入れない入り口から入る。プラットフォ―ムに着くと入庫の電車があって、行き先表示が八王子駅だった。これが鉄道での絹の道であることを思い出した。八王子から八高線に乗り換えて高崎まで行く。世界遺産となった富岡製糸場への鉄道の道でもある。
 横浜線の途中の町田に自由民権運動の資料館がある。ここの展示物で横浜と群馬を結ぶ絹の道で自由の思想も伝わったという。
 八王子駅で先日舟木一夫芸能生活60周年コンサ-トで、駅南口のサザンスカイタワ-3階に八王子絹の道記念館があることを知った。どうやら八王子では桑都日本遺産と称している様だ。八王子が繊維工業から没落したのは関東大震災で震災の被害と得意先の日本橋繊維業界が壊滅したこともある。震災後に無傷だった関西の繊維業者によって関東も席巻されたと(べったら市)の調査資料で知った。その関西も先の戦争で打撃を受けたようだ。
 蚕  -絹糸を吐く虫と日本人-畑中 章宏著
上記の本の前書きで日本の養蚕が最も盛んな時は昭和の初めで日本の農家の40%が蚕を飼っていた。桑畑の面積が大正11年の記録で全畑地の48.9%、昭和5年には繭の生産量39..9万トン、生糸、蚕種、絹織物は重要な輸出品目だった。今でも天皇陛下が皇居内で養蚕をしている。漬物の漬という漢字が戦後に当用漢字から外れ、やっと常用漢字となり、ス―パ-で常用漢字となるまで店内の表示が(つけ物)となっている時期があった。その時に当用漢字の中に(蚕)言う文字を見て使用頻度が少ないのに不思議な感覚があった。明治以後の富国強兵のための貴重な外貨を獲得していた養蚕業の漢字は戦後にも外せなかったと思われる。今でも絹の靴下はあるのだろうか。特攻隊員のマフラ-はは絹と言われている。
 

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神奈川県立歴史博物館で関東大震災100年の特別展を見に行く。

2023年07月30日 | 宅老のグチ
JR桜木町駅から数分で着く、神奈川県立歴史博物館で関東大震災100年の特別展を見に行った。7月29日から9月18日まで開催されている。いつものように過去の横浜散策、特に馬車道駅付近ということを思い出し歩くが、また迷う。スマホの案内で旧横浜正金銀行の案内板が見え、中に入る。銀行的には正門から入ったのだが帰る時には新館の入り口の方からだった。この横浜正金銀行が建てられ、関東大震災で火災にあったが比較的に被害が少なく、建物の地下に避難した銀行員を含め付近の住民が300名以上ほど助かったことが展示されていた。同時に建物に入り損ねた付近の住民、避難者150名ほど亡くなったようだ。銀行の内庭内に避難していた人は助かり、外で様子を見ていた人が迫ってきた火事で銀行の扉が締められていて入れず逃げ遅れたという。この扉の判断は難しかっただろう。無制限、無秩序に避難者を受け入れた被服廠は4万人が焼死した。関東大震災の被災者が10万人と言われているが火事の死者を除くと津波と建物倒壊による死者は比較的少ない。
 神奈川県の震災の記録が横浜開港資料館の地下の図書館でベッタラ市の記録を探していて、同所に震災の記録が置かれていてなぜあるか気になっていたがキムチの歴史を調べていて、その理由が分かった。関東大震災の震源地は神奈川県で建物の倒壊は東京より酷いと思っていた。薄々東京や千葉より虐殺された人は少ないと思っていたが展示は見当らないか見落とししたかもしれない。戒厳令の部隊移動から東京千葉埼玉が目立つ。
 震災の陸地の変動記録で神奈川が隆起で沈下したした所もある。これから震災100年と言うことで色々なイベントがある。先の大戦はここから始まった気がする。この大正12年の前後に生まれた人が先の大戦で多くの戦死者となった。生きていて幸せだった時間は少ない。復興時か戦争中の青春だった。
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ふるさと納税の返礼品が届いて

2023年07月29日 | 宅老のグチ
季節外れのふるさと納税の返礼品が届いた。漬物の史料調査で協力してもらった自治体に納税し、農産物を返礼品としてもらっている。この時期はあまりないので聞くと返礼品も物価の上昇で寄付金の金額が暮れには上がるという。
 最低賃金が1000円を超すという。これでは年収の壁を意識している女性は年末に仕事を減らすだろう。すると時給をさらに上げる企業もある。体力のない企業は倒産となる。ただ社会不安は少ないと思う。ここで就労時間を減らしたら物価の上昇に追いついていない男性収入に家計は破綻するし、来年も物価の上昇が続くので、年収の壁の意識(扶養控除)が薄くなる気がする。
 そんなことを寝ながら考えていたが年収の壁を意識しないといけない人たちんの存在を忘れていた。それは後期高齢者で後期後継者健康保険で1割負担の人たちが、就労し収入が増え、1割負担の収入基準を超えると2割負担になる。就労時間を減らすと、別の人に少ない仕事を奪われる恐れもある。これは病気にならない又は病気になっても医者にかからないというギャンブルになる。75過ぎて仕事をするということは健康であるということでもある。やはり運を天に任せるしかない。それと仕事をすれば情報収集に役に立つ。
 30年の長い低迷からウクライナの戦争をきっかけとして物価が上がるようになった。守りの支出の高齢者も貯金を減らし先行き上がる物に使い始めた気がする。そこには仕事が選ばれなければあるという。ただ良い仕事は少ない。今から思うと高齢者にはDXの時代でも体力があれば健康で生きられる。お金があっても寝たきりでは使いようもないし旅行に行くことも出来ない。
 
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初 上野鈴本演芸場へ

2023年07月28日 | 宅老のグチ
1月の国立劇場最終公演で歌舞伎を再び見るようになった、ついに福神漬の上野広小路酒悦の店舗の隣にある鈴本演芸場に入った。この前を通過し、酒悦の漬物佃煮等を眺めるの上野公園へ行くと気のコ-スでもあった。
 JR上野駅で都バスから降りて、京成電鉄上野駅を見ていたら、そこに都バスの上野公園山下バス停だった。これは上野公園が江戸時代に上野の山と言われた名残で山下という地名となっている。江戸幕府の考えで上野の地は京都に見立てていることから必要だったと言える。不忍池は琵琶湖、寛永寺には比叡山、舞台んぼのある寺は清水寺。上野大仏は京都東山方広寺の大仏。まだたくさんある。
上野公園一帯は言葉遊びの地でもある。比喩、目立てで江戸庶民が遊ぶ。その観光地でへ古い歴史を誇る鈴本演芸場に中々入る気がしなかった。知れば知るほど落語の世界は遠いし、1回は行ってもとても馴染むには無理と感じる。なぜだろうか?夜寝ながら思う。
 都内の落語等の演芸場は上野鈴本演芸場、浅草演芸場、新宿末廣亭、池袋演芸場があってこれは民間の施設、国立演芸場は三宅坂の最高裁判所の隣接地にあって、演芸場から出ると交差点には常時警察官が立っている地域でもある。他の演芸場は繁華街の飲み屋の集合地にある。新宿の末廣亭へは次に行くのだが、木造と言うことで、火事があれば再建不能となる。ビルの谷間のポツンと一軒演芸場。
 鈴本で夏だから観客が少ないと考え、体温より高い日に行ってみた。予想通り空いていた。4時の終演後見ると入り具合は80%位だろう。入り口で現金を機械に入れ、入場。今日の出演者リストをもらう。歌舞伎なら上演する内容が事前に解っているが、落語や講談は演壇に上がる人物のリストと出演順と時間が書かれている。コロナ以前の番組リストの内容は知らないが、途中のお仲入りという休憩時間に換気のためと注釈がある。浅草木馬館で本当に非常扉を開けて換気していた。あの騒音(大衆演劇で騒音さいだいじデシベル。アップルウオッチでの数字)はどうするのだろうかと思っていた時だった。
 木馬亭の講談は前座が15分程度であとは30分の持ち時間がある。落語の鈴本は出演者の様子がごちゃ混ぜで、月3回の変更があるし、日替わりで出演する人もある。
 特に落語では持ち時間が15分程度で次々と替わる。さらに交代で入っていても前振れのような話で今日の観客の反応を見ていて、最初の挨拶話は暑さの中よくぞ末廣亭に来てくれたと観客を持ち上げる。それから落語に入るのだが内容は江戸時代の風俗習慣が理解していないと実感はないだろう。だから無邪気に笑える。今ならセクハラ、パワハラ、ブラックと言われそうな話もあるし、売春、不倫もある。長子存続、家名問題は昔話の定番でもある。今は少子で、医学が進歩し、精子、卵子があれば、他の人の腹を借りて子孫を作ることが出来る時代となった。
 まだまだ落語の内容は理解できないがあと3か所の演芸場巡りが終われば少しはましになるだろう。
 落語者が落伍者になるかもしれない。気が付いたのは国立演芸場以外のチケットは指定席販売は基本的にない。つまり予約席はない。どこが良い席かは慣れた人しか判らないようである。すると自由な席は早めに行くとなる。多くの演芸場は外で待つので暑い夏は客が少ないと思う。
 鈴本の出演者で驚いたのは粋曲の柳家小菊さんで主演すると演芸場が宴席の芸者さんの場に雰囲気が変わった。
 
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台風5号が中国本土直撃予報で

2023年07月27日 | 宅老のグチ
梅雨明けの天気図を見ていたら、台風5号があって、米軍予報でも沖縄の先島に行く可能性があった。本日見ると台湾とフィリピンとの間をすり抜け、中国本土に行きそうだ。今までの中国本土直撃の台風は台湾とフィリピンで勢力を弱め上陸していて、中国の被害が少ないと思っていた。今度の5号のコ-スは勢力が弱くならないで直撃しそう。
 そうなると日本と台湾よりは台風耐力が弱いので、混乱は必至と思われる。
気になる点
 長江上流のダムによって土砂が減り、台風の高波で海岸地帯の施設が痛む気がする。
 日本で千葉県に上陸した台風で塩害が発生し、台風一過後に鉄道施設では電線に着いた塩で発火した事故があった。日本より電動自動車の台数が遥に多いので充電設備と自動車内に入った海風による塩害がどれだけ出るのだろうか。電動自動車の台風テストはしているのだろうか。

 中国主導で電動自動車が普及してきたが、日本の東日本震災で原発事故によって原発は一気に嫌われ施設となったこともある。

今日は台風6号が発生しそうで、これまた米軍予報では台湾はすり抜け、沖縄経由中国本土となりそう。その後の進路予想はまだない。8月は戦争の慰霊の月が災害の季節になりそう。210日は9月1日頃となる。
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8月の映画鑑賞の準備

2023年07月26日 | 宅老のグチ
この前渋谷の映画館ュ-ㇿスぺ-スで東京裁判のチラシを手に取った。読むと観てみたいと思い今準備中。しかし先の戦争の知識は叔父が特攻隊員と知ってから始まり,調べ始めたので偏りがある。戦勝国の本と敗戦国の本。まだ評価が揺れていると感じる。特に日本が戦場とした国も時期によって評価の内容が変化している。ただ見て感じるのは日本以外は自虐史観は無いように感じる。
 人は恨みだけでは前に進めない。どこかで切り替え慰霊で進む。そして二度と同じ過ちをしない準備をするしかない。
 今年の8月は終戦から78年となる。もう記憶のはっきりした人が消えつつある。戦時中の記録の本は比較的多いが講和条約締結までの短い混乱期の著書が少ないと思う。今月に日本共産党100年史が出るが、どのような栄枯衰退を記述するのだろうか。どう記述しても左派は内部分裂の歴史で、中国の戦後史も日本が敗戦となって内乱となった。そして中国は左派が勝った。もし中国の政権が崩壊すると少なくとも4か国が生まれる。チベット・ウイグル・北京・上海となる気がする。言葉と文化が異なる。
 髪の毛が金髪になっても中国人になる異国人はほとんどいない。その点日本へは入るのは難しいしが馴染めば楽な国である。パスポ-トランクが上位とということは海外に出る人が減ったと言いうことで日本人旅行者が不法滞在することが減ったということである。生活の安全安心は日本が世界で一何という気がする。中国でもアメリカでも都市部の家は金網で覆われている。日本の銀行は1階でもガラスである。
 そんな日本でも人口が減る。毎年150万に亡くなり、75万人ほどうまれるからここ十年は毎年80万人の人口が減る。ほんの20年しか価値の無い木造家屋を作る神経が理解できない。100年持つ家だけロ-ンを優遇しないと修理の人間不足で台風後に家から出るようになる。
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 問題があるとそれを口実にして物事が進む

2023年07月25日 | 宅老のグチ
物流のトラック事故が過労で悲惨なことが多発した。その原因を追究すると待機時間の問題等が発見された。今の官庁の若手は多分知っていたと思うが国会の議員はデフレに馴染んで業界寄りの姿勢が崩れない。 
 多くの無駄な業務があって人の足りない業務もある。それゆえ無駄を減らし足りないところへ回すのだが中々理屈通りには行かない。寝れない新規の業務は不安を招く。
 JRの改札で昔は切符で通過していたが今は殆どICチップの入っているスイカかパスモで改札を通過する。ただ旅行者とか高齢者の対応で切符が残っている様だ。映画館の入場券のようにQRコードで紙に印刷すれば廃棄切符の汚染問題が消えるという。一部の私鉄でクレジットカ-ドで改札が通過できるところも出来たようで。すると馴染んだ設備を作っていた会社が消える。
 中国のコロナ明けの不景気話は真偽のほどは不明だが、コロナ期間中にウイルスで汚染されたと思われて、紙幣を扱う商店が激減した様だ。それは同時にネットショッピングが普及拡大し、既存の商店がコロナ明けでも顧客が戻っていないという。当然店舗の従業員が不要となり就職口が減る。IT業界も米中対立で将来のための人員を増やさないように見える。それは不安を招き、貯蓄率が異常に高い。国を信頼しているので当分中国は内乱は無いと見ている。
 不景気で過剰貯蓄なら金利を下げるのが良いが銀行では不良債権(不動産関連)の処理に利益が必要となる。山高ければ谷深しという言葉がバブル時のに日本にあった。日本の不動産価格は都市部でバブル時近くなったが、株価はまだ届かない。まだ本当のインフレになっていない気がする。安いということは海外の人から割安と見なされる。その様な人に席巻された地域はゴミが多いと感じる。海外では普通のごみ捨て感覚が日本に持ち込まれる。キレイな町とトイレが不動産価格を日本では維持できる。多くの空き家は何もしないと植物が繁茂する。
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いきなり山手線の不通で

2023年07月24日 | 宅老のグチ
朝いちばんに山手線が午前中不通とニュ-スが入った。これでは昨日計画した今日の外出歩数稼ぎプランの訂正となる。多分開通してもいつもがら空きの電車が混むしさらに本数が少ないと予想され、エアコンが効かず、熱中症の確率も上がる。タダ夏休みということで学生はいないのでさほどではないかと予想する。尻バ-パス利用なのでJRとか私鉄はふつうは使わないが電車の混乱時に、振り替え輸送というのがあって、どこに人が来るか予想は不能。
さらに梅雨明けということで暑い。
 そんなことを考えていたら9時頃をめどとして開通という。そうなると混乱は午前中で終わる。午後には何事もなく普通の状況に戻る気がする。これは平日と夏休みということから来ると予想する。すると今日の外出予定は近場で行けば危険性は減る。
開通したけれど、自宅蟄居を選択する。中国風に言うと自宅管理者。宅配の受取人。
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インディ・ジョーンズの映画を観て 西欧学者の傲慢をかんじる

2023年07月23日 | 宅老のグチ
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
惰性でこの映画をみた。今の感覚だと現地の財宝を先進国の学者が研究のためと言って財宝を盗むと思う感覚がある。
 映画館でインディ・ジョーンズを見るのは初めてで、今まではテレビで見ていた。物語はいかにも西洋人の歴史認識、特にキリスト教の世界観があって、中東系を見下している。
 ロシアとウクライナの戦争は長引いていて、次から次と戦争中に非人道的行為とみなされているのがなし崩し的に認められつつある。クラスタ-爆弾をアメリカが提供するとは予想外だった。戦前の日本も敗色が濃くなると非人道的な戦闘も行うようになった。負けたら奴隷という感覚が明治日本の軍人の精神感覚かもしれないが実際は日露戦争時の捕虜の扱いは先の戦争と異なる。やはり負け戦を南アジアで感じていたのだろう。本来なら欧米の植民地からの解放ということで協力を得られたのに、どうも差別感からかえって欧米人の支配以上過酷であったようだ。
 台湾関係の拘置所の設計を読んだ本ではすでに現地人との差別的意思が明治政府にあるという。やはり日清戦争で大勝したおごりが出ているようでおごりは見下しにつながる。ロシアの苦戦はクリミアで楽に占拠し、ウクライナに準備時間を与えたことになる。この戦争は4年では終わりそうにもない。次の展開は予期せぬところから始まるように見える。
 不景気になると無職の青年が不満分子となる。

 ロシアと戦争になったら生きていられないし、捕虜となってもシベリア送りは予想される。
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夜中に水やりで転倒する

2023年07月22日 | 宅老のグチ
連日の暑さで、植物の水やりは夜中の老柴犬の散歩についでにやっている。昨日は油断して転倒してしまった。高齢者の転倒は大腿骨骨折になると、寝たきりとなり回復とリハビリに難儀する。それから体力が落ち、生きる希望をうしない気力が落ちる。そして肺炎で死ぬことになる。多くの死亡原因になっている肺炎は寝たきりになって、食物が肺に入って、誤嚥性肺炎となる。骨折で直接的な死は基本的にはないが、生きる希望を失わせるし、生活の質(特に行動力)を減らす。今シルバ-パス利用でバス便を昼間に使っているが、杖を利用して外出している姿をよく見かける。電車でもエスカレ-タ-に多くは昇りしかないところが多く、さらにエレべ-タ-は何か隅の所に多いと感じる。
 水やりで転倒し、起き上がって水をやって手に付けて居るアップルウオッチが赤くなっていて、転倒時の緊急電話をかける準備をしていた。慌てて異常なしと押す。もう何度目だろうかアップルウオッチの警告にあったのは。電車とかバスの中で健康状態を時々見ている。血中酸素はコロナ感染で重要な指標と知った。
 命と交換ならば決して高い時計でなく健康感知器と思うようになった。後は血糖値を知りたい。飲酒後の血中のアルコ―ル度数も知りたい。
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新宿区漱石山房記念館へ

2023年07月21日 | 宅老のグチ
福神漬のネット検索で東北大学図書館にある夏目漱石のイギリス留学のための日記に持ってゆくリストに梅干しと福神漬があった。東北大学へ漱石の記録が行ったか知りたかったが漱石の本は殆ど読んでいない。その理由は簡単で明治元年生まれなので、彼の年表と年齢が一致する。つまり生まれてから幼少時期は江戸の気風(山の手の江戸気風)と文明開化と言う時期に東京で育ち、教師となって地方に行き、そして英国で日本を想う。食は育ち。胃を痛めて死す。
 何も予定のない日にふと新宿区の漱石の記念館を思い出した。何か交通には不便そうでためらっていた。普通の人なら簡単だが東京都のシルバ-パス利用というハンデがあって、都営の交通網から適切な行き方が見えなかった。どこの都内の施設は最寄りの交通機関からのアクセスが明示させている。この暑さで出来るだけ歩きたくない、バス待ち時間を減らしたいと思っていた。結局漱石山房記念館へはJR新宿駅付近のバス停からにした。新宿駅西口のバス停で難儀する。地上でバス停の位置を確認した所、島のようになっている所への横断歩道が無いし、バス停に行く歩いている人が見えない。一回りしてみると地下の所から昇るようだ。地方では上から降りるバス停は見かけていていた。地下からだと雨の日は便利と思う。
 新宿駅を出て、歌舞伎町、曙橋等を過ぎ牛込保険センタ-で降り、すぐに記念館は見つかる。 この施設はまだできて数年なので新しい。ただ新宿といえど、明治期は早稲田の地名が示すように郊外なのだ。歴史の蓄積が少ない。下町なら時代考証が必要だが丘や谷では使い道は街道添いしか無かったと思われる。今では交通が便利となっても結構上り下りがある。

新宿区の漱石山房記念館には東北大学の渡英日記が所蔵されている経緯が詳しく展示してあってやっと理解が進んだ。
 西日本の方が梅雨明けのようだ。関東も間もないがすでに連日30度を超えている。夕立の雨と雷で梅雨が明ける。
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予定の無い日のバス移動

2023年07月20日 | 宅老のグチ
連日の暑さで、家人から外出を控えるという命令が出ている。すると1日の歩行デ―タが夕方で100歩という。慌てて近所を徘徊するがまだ30度を越していて、水分補給しつつ歩く。そこでエアコンが効いていて、人様に迷惑をかけず、徘徊する方法として都バスで都内巡りすれば良いように思える。シルバ-パス利用で午前10時過ぎから夕方4時までならバスは余り混まない。ただ高校生の下校時には騒音もやってくるが多くの男女高校生はスマホをいじくっていて、おしゃべりは殆どない。バスの最終列に座り車内外を眺めエアコンが効いているので外を歩くよりまし。風景が動く。
 都区内の各地の観光案内で近場と下町は過去2年で主なところを回った。これから池袋と新宿方面となるが結構行き先は残っている。都営の鉄道は横(東西)に行けるが縦方向(南北)は都バス利用が便利のようだ。いまは歌舞伎町タワ-の見学もある。覗いてみて、実際に見るのは1200円とすれはボケて新宿で見たと言ってもだれも解からない。
 今年の夏の市井の話題はビッグモータ-の保険不正請求に決まったようだ。多くの車関係者はどの様な展開になるか注目していると感じる。車関連はぼったくり感があって、庶民の不満が出て来るに違いない。シルバ-パス利用で日常生活しているので時持ちなのでビッグモ-タ-事件は影響はないがいずれ不正がどんどん広がる気がする。沈黙で嵐が去るのを待っていても、時代の野火は広がる。沈黙で失敗していたのがジャニ-ズのセクハラでこれはまだ続く。特に忖度の無い海外の報道機関へはどう説明するのだろうか。報道の自由度が問われている。
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歌舞伎の見方のお勉強 三宅坂国立劇場で

2023年07月19日 | 宅老のグチ
 引っ越して1年になって、郵便局の転送の時間切れで、必要な転居届で漏れが無いかを確認していた所、図書館カ-ドの転居届で国会図書館カ-ドの届け出が洩れていた。オンラインで転居届が出せそうで良く内容を見ると次のように書いてあった。
本人確認書類を写した画像(JPEG形式またはPNG形式)のアップロードが必要
スマホ初心者には無理と思って、国立劇場の脇を通るたびに、国会図書館の窓口に行って更新したほうが良いと思っていた。間も無く国立劇場が解体になる。そうすれば当分更新のための付近を歩くこともない。
 どうしても国会図書館で読まなければならない文献がある。
 明治の公益問答新聞という。この文献はマイクロフィルム化(国会図書館ではマイクロフィッシュと出て来る)されていて、紙媒体では駒場の日本文学館で10程見ることが出来た。この駒場の文献では福島事件の佐藤清がまだ編集責任者で、新聞社主服部撫松(誠一郎)の編集方針と対立した自由民権運動の花香恭次郎の名前が消えていた。そこでいつ退社したかを調べるには国会図書館で見る必要がある。さらに河野広中関係文書も見てみたいと思う。でもそこまで窓口を広げると福神漬の逸話調査から離れる気がする。すでに高野長英の捕縛時の死去時の扱いで当時の南町奉行遠山影普(金さん)の歌舞伎を今年初めに見た。(遠山桜天保日記)
 この芝居のあらすじは図書館と築地の大谷図書館で事前に調べていたが明治の台本で筋が難しく、さらに平成の上演の台本を大谷図書館で読んだがまだ難しく、今の令和の観客に解りやすく直され、正月公演として華やかに終わった。それでも今回の上演台本を購入してやっと理解して今に至る。そこで歌舞伎教室を知り、ゆく事になった。
初代国立劇場さよなら公演
7月 歌舞伎鑑賞教室
演目:解説・歌舞伎のみかた/双蝶々曲輪日記―引窓
料金から高校生は激安価格で高齢化している歌舞伎を見る人を増やそうとする意図が見える。
 実際に上演を見て感じたのは、やはり時代感覚がずれていて、特に親子の情、出世のむなしさ等江戸時代と社会制度の細部を知らないと理解できないと感じる。またまた歌舞伎を見た経験が少ないとおもう。当分はTV歌舞伎で基礎知識増やすしかない。
 本当はテレビで見るより、劇場で見ることが伝統芸術の継続に役に立つと思うようになった。地方は交通費宿泊費のあるからネットで中継し文化センタ-等で見ることが出来ると良い気がする。
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ひょんな事から浪曲の木馬亭に行くようになって

2023年07月18日 | 宅老のグチ
体温より高い気温で無理して三連休に渋谷の繁華街に出るつもりはなかったが、しかし行く予定の映画館の上演するものははとても若い人がいきそうにもないし、渋谷の混み方も知っておきたいと思った。日経新聞によると渋谷は今では若年層から中高年の家族連れが伸びていて、さらに収入も多いので店舗の内容も変化しているという。
 ユーロスぺ-スと言う映画館は道玄坂の廃業した東急百貨店本店の側にある。行ってみて驚いたのだが映画館の周囲は飲み屋が多く、ラブホテル系も多く、昼間と夜は激変地区とおもう。そんなところに映画館がある。横浜から渋谷へ行ったのは来月は観劇等で忙しくなる予感がある。

 観た映画は(絶唱浪曲スト-リ-)というドキュメンタリ-映画。ある女性が高齢な仕事仲間に薦められて浅草木馬亭に浪曲を聞いたことから通うようになり高齢の浪曲師に弟子入りし、その女性の披露目に至る過程を映画にした。高齢ということで師匠が途中で急死し、曲師と言われるまた高齢の女性が後見人となって無事お披露目が出来た。映画で曲師は97歳で今でも生きていて101歳になっても時たま木馬亭に出ている様だ。高齢の浪曲師の最大の悩みは認知症のようだ。台本が無いために記憶任せで忘れるということは引退に繋がる。
 映画を観て感じる所は今浪曲の革新期でなんでもありの世界になりつつあって、既成の浪曲師と違うものがでてきたようだ。映画で今の日本全体の浪曲師は100人程度で戦後の全盛時は3000人もいたという。今の落語家と言われる人も減ったとは言え全国で1000人ほどはいて、毎月に近いくらい真打の口上が聞ける。定席も落語は5か所も都内にあってさらに小さな席もある。ところが浪曲の定席は都内に浅草木馬亭のみで、さらに月初めの7日間しかない。それでも順番に出演しているので生活はどうしているのだろうか。
 映画を観ていた気が付いたのだが浪曲には台本が無く、唸る声で何を言っているか判らないところがあった。日常用語で歌っていない。曲師の浪曲で映画には字幕があってやっと言葉が理解できた。
 10回ほど木馬亭に通うと今の状況から日本の現役の浪曲師に会うことが出来る計算となる..
寄付より通うことで演者に活力を与えると思った。

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横浜伊勢佐木町で映画戦場のメリ-クリスマスをみる

2023年07月17日 | 宅老のグチ
昨年だったと思うが再び映画を鑑賞を始めた横浜シネマリンと言う客席100程度のミニ映画館で戦中の日本軍の捕虜の扱いの映画を観た。
 新宿歌舞伎町タワ-の映画館で見たい映画だったがシルバ-料金設定が無く、4600円という。確かに報道されている椅子を見ていると豪華だが同じ映画をもっと安くシルバ-割引を探していた。そこで検索に出たのが横浜シネマリンだった。前回はJR関内駅から伊勢佐木町モ-ルで徘徊して、有隣堂書店で時間をつぶしたので、今回は京急日ノ出町から行くことにした。ところが道を間違え野毛のJRAの場外馬券場の方に行ってしまった。そこで線路らしきものを見つけたらJR桜木町でやっと地図を見つけ、伊勢佐木町モ-ルで有隣堂を見つけ、さらに長者町を徘徊し、小一時間徘徊し見つけた。2時40分からの上映でギリギリだった。後で調べるとこの映画は大方の人は20年前にこの映画を見た人で、ウクライナの今の状況を知らない人達でもある。この前に(シニア右翼)という本を読んでいて、最近の高齢者は学歴のある50代60代が右翼的行動があるという。さらに20%ほどがシニア左翼でここで右翼に転向すると自分自身の青年期を否定することになるので転向できないという。シニア右翼も左翼も学歴があって、こだわりもある。

 横浜シネマリンの帰りにJR関内駅に通じる地下道に前と同じかどうか知りたくて入ると、昨年以上のホ―ムレスの寝床となっていて、エアコンがきいていて臭いもしていた。まだ世間の底辺は不景気のようだ。
 シネマリンで近日上映のパンフレットを見ていたら『絶唱浪曲ストーリー』 があった。これは7月初めに浅草木馬亭にもあって、急にこれを見たいとおもった。しかし8月上映でこの8月は先の戦争と、ウクライナの戦争、関東大震災の映画で日程が厳しい。その上浅草木馬亭で戦争の講談があるという。国立劇場最終公演も近い。結構厳しい日程になりそうだ。
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