年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

開戦記念日12月8日日本、アメリカは12月7日

2022年12月08日 | 陸軍特別操縦見習士官1期
地球が丸く、時の基準がイギリスにあって、日本は極東となる。太平洋の真ん中で日の扱いが変わる。ワールドカップの開催時間は現地の時間と西欧の時間に合わせられ、日本の都合での時間ではないことを感じる。
 叔父の記録が載っている本が12月8日に本屋に並ぶ。多分日本史の中で戦史を扱うところか、最近の情勢から台湾コ-ナ-かもしれない。信州長野の浅間温泉の世田谷区の学童疎開からこの本の連載が始まる。訓練で松本に集まった陸軍特攻隊員と世田谷区の代沢小学校の学童との交友と戦後史となる。その交友のあった特攻隊員は台湾に赴任し、昭和20年に一部の人たちが沖縄で散華した。叔父の飛行204戦隊も遅れて台湾に向かい、特攻した。そんな記録の本が出る。

 特攻というものの評価は時代と共に変わって、特に戦争が終わる前には英霊で、敗戦後は犬死と言われ、戦争終結を遅らせた戦犯扱いされた特攻遺族もあったようだ。そんな仕打ちの中で、20歳前後の男盛りの優秀な男性を失った農家が多いと感じる。特に少年で飛行機乗りにあこがれた少年飛行士の手記と遺書を読むと悲惨さが心にしみる。同様に知覧の慰霊祭に参加人たちの帰りの送迎バスの中で1時間ほどの間に漏れ聞く話では誰誰さんが亡くなって寂しいという話をしていた。もう77年以上の月日が経って、映像音声は残ているがどうも為政者の都合の良い報道の仕方となっている。
 今ウクライナで戦争中だがロシアの前線で戦っている招集兵は訓練期間が短く、さらに激戦の前線に配備され、死者が多いと感じる。貧しいロシアの人の男の子が家が貧しい故に海外に逃亡することが出来ず、兵隊になっているようだ。何か第一次大戦のドイツとフランスの前線と似ている。この時に武器が発達し、潜水艦、戦車、毒ガス・爆弾投下する飛行機等の大量殺人兵器が開発された。
 今度のウクライナの兵器開発が進んでいてさらに実戦で鍛えられているのでウクライナとロシアの戦後はヨ-ㇿッパの中で戦前のドイツのようになる気がする。このウクライナが暴走した時誰も口出しできず混乱が加速される。唯一抑えられるのはトルコだろう。その理由はボスポラス海峡 を封鎖すればロシアもウクライナも海運が消える。黒海艦隊が日露戦争で壊滅したバルチック艦隊となる。
 アメリカの軍隊がアメリカの独立後に一部の時を除いて戦争が数年おきに続いている。戦前の日本も戊辰戦争、西南戦争、日清戦争、日露戦争、第一次大戦、シベリア出兵、中国東北部の紛争、満州事変、そして太平洋戦争と続き、兵器開発が進んだ。多分ウクライナも兵器開発が進み危険な国になるかもしれない。中国とイスラエルが武器の先進国なのがいつも危機感があって、日本は過去の後遺症から惰眠中である。日本史で対外危機から武力国家と立ち上がるのが早いと感じる。種子島に鉄砲が伝わり、日本全国に広がったのが異常に早いと感じる。明治維新もアメリカ南北戦争終結後の武器余りが日本に来てさらに進歩した様だ。それには朝鮮半島への危機感があった。やっぱり長州は東京より朝鮮半島が近い。
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1 コメント

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Unknown (いせや)
2023-01-03 23:17:30
突然のコメント失礼いたします。
私の亡き祖父(平成に病死)が特別操縦見習士官一期生であったことを最近になって知り、その足跡を辿っている最中、
こちらのブログを見つけ拝読させて頂いております。祖父からは生前「飛行機に乗っていた」程度の情報しか得ておらず、当時深く聞くことが出来なかったことに悔いつつ、没後十数年を経て、今更ですがどのような歴史的事実があったのか調査を行っております。祖父は宇都宮に入校後、第三十四教育飛行隊としてジャワ島に入り、第十七錬成飛行隊としてシンガポール(昭南)を経て、昭和20年5月に北方圏転用として常陸に戻り、終戦を迎えております。栗原義雄様は熊谷とのことで祖父とは面識がなかったものと推察されますが、特操一期生の任官名簿に第三航軍として祖父と義雄様のお名前を見つけました。あわせて先日、京都護国神社に初めて伺い、特操の碑にて義雄様のお名前をお見かけし、お参りさせて頂きました。各方面より多面的に情報を収集され発信を続けられていらっしゃることに感服しつつ、引き続きブログの更新を心待ちにしております。

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