年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日本を変えた千の技術博展で

2019年02月27日 | 宅老のグチ

3月初めまでの開催という事で上野・国立科学博物館へ行きました。前回隣のところで台湾の国宝を観た後、観る予定だったが時間がかかり今回間に合わせた。開場に入るといきなり(キユウリ)と出てくるではないか。たしか明治の初めに福神漬の命名者梅亭金鵞がキュウリ〔究理〕の本を書いていることを思い出した。究理とは何だろう。展示物から今の物理学のようで当時は広義の理科と言うもののようだった。

【書名】 訓蒙究理往来 初号
【著者】 瓜生政和〔梅亭金鵞〕

明治初めの規制で戯作者から教科書作成者へ一時的転向していたようだ。往来とは江戸時代の寺子屋などで教科書的に使われていた本だった。 

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今調べていること

2019年02月26日 | キムチ

最近の日韓関係の最悪化は日本の人たちは想定外かも知れないがキムチの売れ行きを通して見ている身としては想定の範囲内である。日本に住んでいる関係で日本国内の漬物業者の対応を調査しているが、日本のキムチ業者がかなり減り、量販店のPBキムチが増えて変化が少ないよだ。中国と韓国との関係悪化でキムチ騒動が出るまでキムチは現状のままだろう。

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チラチラ見える築地市場解体

2019年02月25日 | 宅老のグチ

時々豊洲へ行くようになって車上から見える築地市場は解体工事が進行中。既に青果本館が更地となった。次に千代田水産の事務所が解体され、青果門交差点から引き込み貨物線路跡地に入るといきなり築地大橋が見えるようになった。いまは青果部別館(ここは玉ねぎとジャガイモ)の解体中。このままの状況だと3月前半には更地となるだろう。冷蔵庫の解体は時間がかかるが環状2号線の関係で先行解体となる。意外とオリンピック開催中の渋滞は少ない気がする。

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日本漂流譚 一(名著復刻日本児童文学館第二集1)

2019年02月23日 | 宅老のグチ

石井研堂の本を連続的に借り出して読んでいる。日本漂流譚 一復刻本で元の本は明治25年に出版されている。石井の序文で児童に海事を知らしめ国民教育の一助となさんと欲する。

 この漢字だらけの本が明治期の児童が読んでいるとはとても思えない。初期の少年向け(男女の区別は当時は無い)投書を集めた穎才新誌には10歳ほどの少年が漢字だらけの投書が掲載されていた。今のように娯楽が多数ある時代と違って当時は本を読むしかない時代だったかもしれない。

 明治の始まりの20年間は自由を制約に向かう時代だったかもしれない。

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豊洲は江東区なのに中央区の広告

2019年02月21日 | 宅老のグチ

豊洲市場は江東区なのに中央区の広告、区の案内が新聞に入っている。区議会選挙のある年なので候補者の広告が盛んであるが江東区の市場で中央区の候補者がどれだけ関心があるのだろうか。

 中央区の築地では不動産広告が多かったが江東区では求人広告が多いと感じる。

築地の更地化がどんどん進んでいるようで青果部本館は既に更地となり、今は別館が解体されつつある。3月10日ごろには更地になりそうな進み具合。他の所も解体が進んでいるようで機械が稼動している姿が見える。

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キムチと梅 政治に左右される

2019年02月20日 | 趣味としての漬物

悪化の一途をたどる日韓関係でキムチの売れ行きは国産は変わらない。しかしキムチの販促につながるTV番組の反響はイマイチで一時の話題しかない。しかし梅に関しては梅産地議員んぼ活躍と和歌山県の応援でまだまだ続きそうだ。昨年以前は災害等で不作続きだったがようやく復活したようだ。贈答品が個人用にも使用され昔の勢いが出たようだ。

 地方の活性化には観光が一番だが農産水産加工も所得を維持するには良い手段といえる。少ない収入でもネットの時代は東京と同じとなる。

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飛び入り連働

2019年02月19日 | 宅老のグチ

急遽二人も病欠のため連働となり、ヤット体の点検休み。目の病気も進行していないようだ。午後より三田線で西巣鴨で都電に乗り換え、東池袋まで行き、用を済まして浅草雷門行き都バスとシルバ-パスのフル活動。時間がかかるが慣れない都バス移動は東京再発見となる。

 まだまだ見たいとこが多く残っている。さくらトレイルは都電荒川線。フ-ン。

 科学博物館の千の技術は見に行けるのだろうか。

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文献上のつながり

2019年02月18日 | 宅老のグチ

西川口駅からカリンの並木のある通りを歩いて20分のところに河鍋暁斎の美術館がある.近日中に小林清親との関係を調べるため3度目の訪問を予定している。

 河鍋は最晩年に下谷根岸に住んでいた。最近発刊された暁斎絵日記3.4巻に根岸党との付き合いがあったかどうかを調べたい。福神漬の命名者である瓜生政和(梅亭金鵞)と河鍋暁斎との関係があるのだが瓜生政和著となっていて暁斎研究者も注目していないようだ。さらに暁斎の弟子である建築家コンドルは彼の英文著書の日本庭園はそのさし絵が本田錦吉朗で出版社はDANDANSYAだった。どうやら団団珍聞との関係も想像できる。

 河鍋暁斎の書画会に根岸の服部波山が参加していた。この波山の塾に鶯亭金升が通っていた。ここで塾新聞を書いていたという。あるとき団団珍聞を読み梅亭が投書家となるきっかけとなった。この団団珍聞をどこから手に入れたのだろうか。想像できるのは福島事件の花香恭次郎か日本初の政治小説をあらわした戸田欽堂かもしれない。小林清親の子女の記憶では小林は原胤昭と知り合う以前に梅亭と知り合いだったという。原と戸田はキリスト教で築地バンドの一員であった。

 今この想像を証明する文献を探している。

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ラブホテルの縁

2019年02月16日 | 宅老のグチ

日暮里の子規庵に行ったとき、出口と言うか入り口の反対側にラブホテルがある。そこの電信柱に中村不折の書道博物館の地図があった。このラブホテルは千葉外房で幕末に農村改革に活躍した大原幽学の八石教会の跡地だった。日暮里の八石教会は正岡子規の俳句にも出てくるが文献として資料が少ない。今知りたいのはどうしてこの地を選んだということである。旧幕臣長井昌言が明治6年に鉄道寮官吏として死去した。前年に新橋横浜間開通後間も無くのことだった。残された未亡人は日暮里に住み、質素に明治元年に生まれた一人息子に未来を託した。この息子が鶯亭金升である。

 先日本を買ったとき、何気なく顔真卿(がん しんけい)の展覧会が国立美術館であるのを知った。2月24日までと言う。台湾でも10年に一度ほどしか公開しないという書である。見たいと思い見に行った。書などの趣味も無く、字に自信のないのに中村不折の縁で行く気になった。

 混雑していたのでチラッと書を見ただけっだが顔真卿の親族への墓誌の原稿文で校正の跡が心の乱れが書の乱れとなって、見終わった跡、涙が出てきた。書を見て初めて涙が出ることがあることを知った。数日前谷中墓地で花香恭次郎の墓碑を見たせいだったかもしれない。墓碑というものは後世に長く残る。

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都バスの豊洲市場路線

2019年02月13日 | 築地市場にて

ここ二日新橋から豊洲市場行きに乗った。以前は大江戸線勝どきまで行って豊洲市場行きに乗った。築地4丁目の交差点の右折で時間がかかることを計算したつもりだった。環状2号線の一部の仮開通で晴海通りの流れが変わった。仮設道路を利用すると築地5丁目から豊洲市場青果部間の信号は2つしかない。ところが築地ガンセンタ-前から豊洲市場への道路にある信号が20近くある。赤信号に阻止され豊洲へ行くには環状2号線を利用した方がよい。逆は浜離宮交差点の渋滞があるので差は無いようだ。

 豊洲市場内のバスの中では相変わらず豊洲の不都合の話が多いようだ。

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如何わしいメ-ル

2019年02月12日 | 宅老のグチ

LINEが不正利用されてます。と言うメ-ルが届いた。LINEはやっていないのでオレオレ詐欺的なメ-ルということがわかる。このごろウイルスがありますとかの画面が出ることも多くなった。どこかにメ-ルアドレス漏れがあるのだろう。急遽新しいアドレスに変更すべく作業中。

 

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よしだ宅老

2019年02月11日 | 宅老のグチ

雨が降ったら、雪が降ったらコタツの中で宅老。じっと本を読むこと間無く、テレビの音を大きくして寝入る。引きこもり老人となる。筋力は衰えるが体力は残っているようだが日々劣化が感じる。余命も考えさせられる。今まで気にしなかった環境の変化で自分自身が気にしなくても若い人に席を譲られると外見で既に劣化しているということを実感する。余裕のあるときは優先席の前であえて若者の前に立って本を読む。

 それでもシルバ-パスの利用は優先する。まっすぐ行けば早いのに時間の制約が無いので朝から美術館が混んでいる。シルバ-はここで頭を使う。ス-パ-の競争を理解しつつ自己の生活充足を果たす。残業という給与の増大を図れない宅老は節約と工夫しかない。

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年金75歳までの繰り下げ論

2019年02月10日 | 宅老のグチ

政府の宣伝で年金支給を75歳まで繰り下げれば65歳の時より2倍となる話がある。これにだまされてはいけない。築地で豊洲移転が延びたため、手続きすることも無く、年金繰り下げ支給となって見ると、多いと感じたのは一時ですぐに介護保険が上がった。さらに健康保険が3割負担となった。

 高齢者健康保険となれば政府が高所得者(年金が増えた人)も3割負担となるのも時間の問題である。消費税のように一律に税金となると抵抗があるが高所得者となった年金繰り下げ者から税金等の負担増はすぐに法案が国会を通過する。

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騒ぎすぎの東京の雪

2019年02月10日 | 宅老のグチ

土用の朝方チラチラの雪。東京の積雪は2回目。この雪なら野菜相場に影響は無いだろう。寒いので読書。今読んでいる本は明治初期の廃仏毀釈の本。

 漬物商人ということが2冊から出ている。夕方借りた本、タカクラテルの大原幽学という小説。内容はともかく幕末の東千葉での乱れた社会をどう解釈するか疑問を持っているようだ。同感。

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六本木のサントリ-美術館で河鍋暁斎

2019年02月08日 | 宅老のグチ

木曜日の夕刊でサントリ-美術館で河鍋暁斎を見に行く。狩野派ということに焦点があるようで目的はずれ。何でもありの河鍋は切り口は多数あるようだ。今日の収穫は暁斎絵日記の後半があるようだ。都立中央図書館には1~2巻までしかない。西川口まで行かねばならないようだ。10年ほど前に西川口に下りてカリン通りを過ぎて河鍋暁斎美術館へ行った。福神漬の剣、毘沙門天の剣があるかどうか。この質問を学芸員に話したら驚いたようだった。

 幼くしてなくなった暁斎の支援者の子供のあの世の姿を描いた絵があった。記憶に今でもある。今日再び見ることが出来た。

まだ福神漬との関連で決定的な資料は無い。

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