豊作でおいしかったブルーベリーも、9月になってからの雨で、水っぽくなってしまいました。
日照りのつづいた間に採れて食べきれなかったブルーベリーは、小分けして冷凍しておきましたが、 水っぽいブルーベリーは、冷凍するとさらにおいしくないでしょう。 そこで砂糖を加えてソースにすることにしました。
これの2倍のブルーベリーを使いました。
ジャムの作り方は簡単なのですが、ひとつだけめんどうなことがー。 それは写真の中で細い緑色のへたをとること。 実を採るときひとつひとつもいでいくのは面倒なので、枝の下にざるをおいて、ばらばらと乱暴にもぎとるのですが、そうするとへたや葉っぱもついてくるのです。
売っているブルーベリーにはもちろんへたも葉っぱも混じっておりません。 いつかブルーベリー栽培農家の人に聞いたのですが、小さい実がたくさんあって収穫するのが大変だとのこと。 量の割にお値段が高めのブルーベリーですが、それは手間がかかるからなのかもしれませんね。
へたの入ったソースはいやなのでしかたなくていねいに取り除いていきました。 30分近く時間がかかりました。
砂糖を入れて火にかけます。 焦がさないように煮て、汁気がたくさん出てきたらざっと実をつぶします。 味をみて、砂糖がたりなければ足してさらに煮ます。 わたしの場合、つぶつぶは残しておきますので、これでできあがりです。 たいていは片付けとか何かをする片手間に作ってしまいます。
が、あらら、ちょっと煮詰めすぎました。 ソースというよりはジャムに近いかな。
瓶詰めの前に、鍋に瓶とふたとジャムをすくうスプーンなどを入れ、かぶるくらいの水を入れます。 それを火にかけてぐらぐらと沸騰させて消毒します。 こうして詰めたジャムを冷蔵庫で保存すると、開封しなければ2,3週間以上持ちます。 本式には、ジャムを詰めて軽くふたをしてから蒸し器で蒸し脱気すると完璧ですが、それは省略。 小さい瓶に小分けして、早く使い切る方が傷みにくいです。
いつものようにヨーグルトにかけてみましょう。 見た目は真っ黒。 これは桑の実ソースもブラックベリーソースも同じですね。
かきまぜてみるときれいな赤紫になりました。
砂糖しか入ってないシンプルなジャムです。 でも、素朴でブルーベリー本来の味が生きています。それだけで体にいいような気がしてきます。
栽培から瓶詰めまでご自身でなさって、間違いなく本物ですね~(ヨーグルトも自家製でしたっけ?)