あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

生涯学習祭り

2017-12-08 01:22:41 | お出かけ
 大忙しだった11月、最後の日曜日は松山市の県民文化会館で開かれた生涯学習祭りに行ってきました。
 入り口の紅葉がきれい


 大規模な趣味の発表会といえばいいかしら。県の主催で、内容も多彩です。

 エントランスホールには真っ赤な絨毯が敷かれて急ごしらえのステージ。
 

 不特定多数の人を大写しにしたくないので遠景ばかりですがお許しを。
 わたし、ここで太極拳の演技をしたのです。もちろん大勢でですけど。真っ赤な絨毯は華やかで豪華ですけど、下を見る度目がちかちかする・・・強烈な赤です。

 後ろの方にはワークショップのスペース。


 さらに左手奥には、手作り品の販売ブース。手作りのアクセサリー、材料も様々。かわいいのが並んでいます。おもしろいなと思ったのがこれ



 竹で作っているんですよ。ちょっと心惹かれたけど買いませんでした。今月こんな細々した物をいっぱい買ったもの。

 2階にも展示スペースとステージがあります。こちらのステージではフラダンスを踊っていました。去年はフラメンコも見たのですが、かっこよかった。



 展示は主に生涯学習センターの講座の作品でした。



 パッチワークもここまでするとすごい


 ほかに、歴史博物館や科学博物館の体験コーナーもあり、県内のゆるキャラも多数出動(?)して盛り上げているのですが

(これはダークみきゃん。どういう設定かいまいちわからないのだけど、かわいいみきゃんとは別の魅力があるかも)

 人出がイマイチね。こんなに立派な会場で、おもしろいワークがいっぱいなのに。子どもからお年寄りまで楽しめるイベントなんですが。
 外には飲食のテントが並んでいます。そして雨。去年も雨でした。(わたしのせいじゃないっと)



 雨のせいで人出が少ないのか、PR不足なのか、内容的にマンネリなのか、いずれにせよちょっと残念。

 出番が済んだ後ぶらぶらとみて歩いていたら、とってもきれいな物が目に入りました。

  はくさい

 紅芯大根とゆず

 そして、


 まるでお菓子のような石けん


 やってみませんかと誘われてついつい席に着いちゃった。 小学生の女の子もやっていたから、なんとかできるでしょう。
 じょうず、上手とおだてられ、先生にきれいに彫るこつを教えて頂いて、

 できました。


 生まれて初めての石けんカービング。まあよしとしましょう。これ、大根などを彫ったらお正月の煮物が華やかになるかも。

 しかし、予定外の時間を費やしてしまいました。わたし、まだ行きたいところがあったのです。
 会場で、とろとろふわふわのクリームパンを買って、車の中でかじりながら松山インターから高速に乗って・・・・この時点で13時すぎ。目的地は八幡浜です。2時半には着けるでしょう。
 ところが、
 八幡浜への出口を行き過ぎちゃった! ほんの一瞬気づくのが遅かった。しかし引き返すわけにはいきませんので次のインターまで行ってしまいました。ああ、あと20分もしないうちに着くはずだったのに・・・
 もう帰ろうかと思いましたが、いやいやせっかくここまで来たのに、と思い返し、宇和町のインターから国道56号線を引き返しました。夏に来たときは迷わず行きましたが、今回は当然のことながら全く知らない道。広々とした田んぼの中をひたすら走っていると、藁でできたおおきなマンモスが!でも写真を撮る余裕がありませんでした。
 なんとか見覚えのある道に出て、そこから八幡浜市の図書館をめざします。時刻はすでに3時半を過ぎていました。じつはここで

 「日本画山脈 再生と革新~逆襲の最前線」と名付けられた展示がされていて、この日が最終日だったのです。戦後日本画の再生に挑んだ7人の「山」がつく画家の作品を中心に、近代日本画の巨匠の作品が展示されています。
(7人の山とはー山本丘人 東山魁夷 杉山寧 高山辰雄 横山操 加山又造 平山郁夫 ポスターの絵は平山郁夫の「オリエントの曙」)

 わざわざ出かけていってよかった。こんなすばらしい絵を見る機会は田舎ではめったにありません。ぐいぐいと心に迫ってくるもの、穏やかにじわじわと語りかけてくるもの・・・作風はちがっても一人一人の作家の渾身の作品には心打たれるものがありました。そして、日本画の絵の具の美しさにも惹かれました。
 わずかな時間ではありましたが、静かに心豊かな時を過ごすことができました。
コメント (4)
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