あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

じいちゃんのお出かけバッグ

2011-06-20 08:42:51 | レザークラフト
 じいちゃんのお出かけバッグー


 いえいえ、特別な日のお出かけではなくて、日々のデイサービスに、着替えやら書類やらお気に入りの本やらを持っていくバッグです。今使っているのが、薄汚れてとても見苦しいので、新しいのがほしいと、本人ではなく母からのリクエスト。

 もうすぐ父の日だから作りましょと、簡単に引き受けたのはいいのですが・・・・
ちょっと無計画すぎた
 出来上がってみたら、なんとまあバランスの悪いこと。



 そもそものまちがいは、このポケットかなあ。



 最近あまりしてなかったアメリカンクラフト。 
 もともとメンズバッグにしようと思って作っていたのですが、革に傷があって染めが斑になってしまったので、模様の部分だけを切り取ってポケットにしました。

 はじめにポケットありきで、型紙もとらずに作ろうとしたものだからー
 布が足りない! 
 ポケットの色に合わせてグリーンのキャンバス地を買ったのはいいのですが、あまりにも適当に買ってしまいました。

 おまけに手紐用に14,5センチも切り取ったら、横幅がなくなってしまった
 けっこう物を入れるので、まちを広くとりたかったんだけどなあ。

 その手紐は、結局予定を変更して、既成の手紐を使ったし・・・ (切らなきゃよかった)

 ただ、それではあまりにも安易なので、手持ちの革を巻いておきました。



 さて、問題は内袋です。

 バッグにはお風呂用のせっけんとか、濡れたタオルなども入れるので(もちろんそのまま入れるわけではなく、ビニールの防水袋に入れますが)少々湿ってもよいように、念のためにビニールコーティングした布を使いたいと思いました。

 田舎の手芸店では、これがまた種類が少なくて、



 若草色のチェックは、ポケットの重厚な模様には似合わないと、娘の辛口チェックが入ったけれど、しかたがないのよ。ほかになかったんだから。

 これで、A4サイズのファイルが入るポケットを作りました。施設からいただく書類も整理して入れることができます。



 出し入れしやすいように、ファスナーはつけないでおきました。
 新しいバッグに変えたら、自分のバッグであることを忘れるかもしれません。 父はローマ字を読むので、アルファベットの刻印で名前を打ち込んで、バッグの隅に張り付けました。 



じいちゃん、ローマ字忘れないでね。

 と、まあ、なにもかも父専用の特別仕様のバッグです。なので、ちょっと見かけのバランスが悪いのは許してね。

 土曜日、せっかく実家に行ったのに、持っていくのを忘れました。
 母に言わせると、ぼけてもおしゃれな父は、気に入らないと持たないとか。 さて、これを見て気に入ってくれるでしょうか。 持ってくれないと困るよ~。 じいちゃん仕様なんだからね。 

 
コメント (12)
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