最近、どこを見ても菜の花だらけです。
柿畑のそばにも
川の土手にも
川の中にも
きっと土手の菜の花の種が飛んだのでしょう。 水に流されて、川下へ川下へと菜の花は広がっていくことでしょう。 今に川の中がまっ黄っ黄なんてことに。
昨年の秋頃、新聞に、外国産の菜種が日本のと交配して広がっているという記事が出ていました。 輸入物の油かすに混じっていた種が、袋が破れるか何かしてこぼれたのだろうということです。 港の近くからだんだん遠くへ広がっているのだとか。 なかなか繁殖力旺盛な植物らしいです。
西条市のS地区に突如として現れた菜の花畑
まさか~。 週に1回だけ通る道なのですが、今まであまり花が咲いてないので気に留めなかっただけなのでしょう。 ここ1週間ほどのあいだに咲きそろったものと思われます。 緩やかな下り坂で、青々とした麦畑と、お互いに引き立て合っているよう。 のどかな風景です。
こちらは国道196号線沿いのK地区。 5,6年前、地区全体で協力して植えたのが始まりらしいです。 当時は地域でまとめて植えるのもめずらしく、テレビで放送されたりしていました。
K小学校では、この菜の花を軽四トラックいっぱいいただいて、卒業式のステージ一面を菜の花畑のように飾ります。 薄暗い体育館のステージがぱーっと明るくなったようでとてもすてきです。
山のふもとのくずれかけた廃屋に残された紅梅と菜の花。
主がいなくても春爛漫。
よけいにさびしさがつのります。
近くの藪でウグイスが鳴くのを今年初めて聞きました。