昨日の短歌教室は、皆さんも元号の「令和」が万葉集から採られたことが嬉しいらしく、そんな歌も作られていました。原典は文選にも古事記にもありますが、万葉集は一応日本の古典です。その頃は中国の古典を引用することが多い時代でした。そんな話も交えて、いつもなら26番の続きを進めるのですが、一気に飛んで、815番の梅の花の歌の序文をテキストに使用しました。
渡辺家から頂いた江戸時代の万葉集も回覧して見て貰いました。Sさんが、「令和」のあるページをコピーして下さることになりました。タイミングがよく、万葉集の古文書が届きました。Wさんに感謝です。
最下段は、本日発行のぎふ羽島ホームニュース。コラムの原稿を頼まれ2日で書きました。締め切りがギリギリでしたが、令和の話題は、書きやすかったです。この地方の新聞に月一度挟み込まれます。
今月の歌
新元号「万葉集」から採られたる「令和」美し嗚呼うれしきや Mさん
先月お休みのKさんが出席され、明治神宮短歌祭の入選歌を披露していただきました。もうすぐ娘さんとともに上京され、お祝いを受けられます。下が入選歌。地方の短歌大会と違い、全国版ですから難関です。
あたりまへにいるべき人はいなくなりあたりまへにて過ぎて行くもの Kさん
渡辺家から頂いた万葉集