つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ようやく「大阪梅田駅」

2019-07-31 | わが家

 ようやくこの10月から阪急も阪神も「梅田」から「大阪梅田」変更するようです。どうやら来年のオリンピックに来る海外の人が迷うからという理由らしいです。今頃になって・・・70年遅すぎると言いたいです。

 70年前、母が岐阜から大阪方面に行った時のことです。市内の駅で、「大阪まで」と言うと、駅員は「梅田」の切符を渡しました。母は、「大阪です」と言うと、すごい剣幕で、「大阪は梅田や」と言うのです。あんなに怒鳴られたことないわ、と何度も話していました。自動販売機のない時代の話です。

 父がその頃京大に内地留学。母には初めての大阪でした。父は高槻に下宿していたので、時々訪問していたようです。結婚と同時に父の勤務の関係で、しばらく東京に居ましたが、東京は楽しい思い出ばかりのようでした。

 昨日東北地方の梅雨があけて、急に日本列島は本格的な猛暑の季節になってしまいました。昨日の多治見市は何と37.1度。また日本最高を記録してしまいました。

 昨日は母の一周忌。命日でした。Oさんがお供えを届けて下さいました。

 お供え

今年のハイビスカス

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長谷川ひろ子さんの「生死」

2019-07-29 | 映画・TV・演劇

 昨日は、徒歩2分の医療クリニックで、長谷川ひろ子さん監督の「生死」という映画を見ました。全国を監督自身が映画を紹介しながらトークも交え、ピアノも演奏しながら回っておられるのです。昨日は、401回目。前日は同じ会場で400回目が公演されました。ある人は50回も見ておられます。この日も二度目以上の人が複数おられ、千葉からの人もありました。

 彼女は、フリーアナウンサー、シンガーソングライター、そしてジャズ体操インストラクター。映画製作も一人で出来ます。薬学博士(京大出) で研究者の夫君が、10年前47歳で耳下腺癌のため他界。15歳を頭に4人の子を残して・・・彼女は3年間は何もできなかったらしいのですが、プラス思考の生き方に変え、亡き夫君の映画を製作。夫君は癌告知を受けた後、ビデオを撮るよう遺言されていました。

 彼女は、昔から言われている「人は畳の上で死にたい」という願望を実現。救急車は拒否すべきことと言われています。ベッドでチューブにつながれた姿は見たくないということです。夫君の死後に遺体を囲んで寝られました。死後の顔を清めることも5人順番になされました。遺言も直接聞かれました。

 夫君の死後7年後の7回忌のDVDを拝見しますと、彼女の生き方が間違っていなかったことが証明されます。夫婦揃った家庭の子たちより、よほどよりしっかりしています。

 「生死」の、死の文字を一とタとヒに分けて読み、生きたひ、行きたひ、活きたひ、逝きたひ、生きた日、などと言われています。また、臨終は、臨命終時という言葉が略されたとか・・・彼女は公演中に死にたいそうです。ピンピンコロリで。

 全国巡回が何故か岐阜県が最多。夫君のお父上が岐阜の中津川市付知出身ということで、霊界からのメッセージを感じました。彼女は秋田市出身、埼玉県在住。映画は撮影禁止のため、撮っていません。

ちらし

午前中もトーク

ビアノ伴奏で故郷を手話で歌いました 手話も彼女の指導

映画の後のトーク

 

お二人の著書 アートヴィレッジ発行 164頁

 

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土用丑の日に台風

2019-07-28 | わが家

 昨日は土用の丑の日。以前から娘とお店で夕食を共にする約束でしたが、台風6号が朝、三重県に上陸したというので、繰り上げて我が家でうなぎのランチとすることにしました。昼を共にして後、台風が不穏な様子でしたので、すぐに娘は帰宅。台風は、午後3時、岐阜県で熱帯低気圧になりました。しかし、午後も雨がひどくて、約束を昼に変更し、正解でした。令和最初の台風上陸。コースは伊勢湾台風に似ていて、岐阜を直撃。熱帯性低気圧になったと言っても風速は17m。コースは気象庁の予報と大きく異なりました。

 土用うなぎは、毎年知り合いの店から届けて頂いていたのですが、このほどオーナーを返上。今年は、岐阜では老舗の「なまずや」のものを娘が届けてくれました。あちこちにチェーンがあり、店により味も違うようです。これは福住町のもの。ますまずの味でした。添えてあるお菓子は、謡曲の日に頂いたもの。県内の人は、包装が岐阜県の地図であることが察しられると思います。

 

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夏の謡曲会 7

2019-07-24 | わが家

 昨日は、梅雨が明けたような好天気でした。予定通り夫たちは謡曲会を開催。いつもの4人のメンバーです。最高齢のS先生は一足先に来られ、昔話を楽しまれました。

 92歳の先生は、夫の高校時代の英語教師。新卒で赴任されたので、その当時は最も若くて、今は同僚の先生はすべて他界。話す相手は教え子ばかりなのです。故人の話にも及びました。この冬この町内で火事があり、その犠牲者は先生の元同僚のO先生。一人住まいの悲惨な最期に瞑目されました。 

 

 いつものメンバー

この日のプログラム

いつもの店よりお取り寄せ

庭のムクゲとヤハズススキ

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高岡の万葉線

2019-07-22 | 短歌

 先日旅行した富山の記事を書いていますが、たまたま今朝のNHKBSを7時から見ていますと、高岡の市電が写っていました。「トコトコトラム」という番組です。

 あの記事で紹介した市電の他に万葉線があると知り、あの高岡万葉歴史館の他にもいろいろ見るべきものがあることが分かりました。旧型の市電を万葉線に使用。車体には、「初春令月気淑風和」と書いてあります。万葉好きの人が移り住み、ラジオでも発信しているようです。電車の天井にも令和の出典の一部が書いてあります。

 それに万葉のイベントもあるようです。市内の至る所に家持の歌碑があるようですが、先日のスピード観光では見ることはできなかったです。

追記; トコトコトラムは、翌朝同じ時間にも放映され、運転手を紹介していました。全国のトラムに乗っていた「乗り鉄」マニアの人。3日目も話題は同じ。藤子不二雄さんがやはり富山出身ということで、万葉線には、万葉の車両の他に、ドラえもんのラッピング車両も走っていました。新型車両で、これは海外からも人気があるようです。

 

 

車体には「初春令月気淑風和」と・・・

万葉イベント

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公民館短歌会 153

2019-07-20 | 短歌

 梅雨明けが待たれるこの頃ですが、昨日も降り続く雨の中、短歌会を開きました。台風5号の接近もあり、不純な天気です。前日は一時的にこの町にも大雨の警戒警報が発令。境川が氾濫して、一時はどうなるかと思いましたが暫くしたら解除。ほっとしました。

 昭和51年の安八洪水の折は神戸にいて、そのニュースを聞いたことを思い出します。その日は町内も浸水したようです。でもわが家は高地ですから大丈夫です。先ごろの竜巻も町内で発生し、知人から問い合わせがありました。でもわが家とは離れていました。歌会に入る前に気になっていたので尋ねました。

 万葉集資料は、よく知られている持統天皇の28番歌。百人一首にもある「春すぎて・・・」です。この解説の中に24節気の話題があったため、改めてプリントして配布。これも日本の文化の一つです。下の写真は北村さんの作品集。昨年の8/25にも紹介しています。歌の入っているCDつき。

今月の歌

吾子は今妻子と離れアフリカへ仕事を無事に終はりて帰れ     Hさん

 

写真と歌の本

24節気

 

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初盆

2019-07-19 | わが家

 昨日は母の初盆ということでお寺から読経の案内が届いていたので、雨の中、出かけました。9時にはすでに多くの参拝客が本堂に集まっておられました。最近は読経は息子さんがなされています。

 今回も法話がありました。いつも機械的に正信偈を口を合わせるだけでしたが、昨日はゆっくりと、法話を聞きながら教本の末尾を見ると、親鸞が著した教行信証の一部と書いてあります。正しくは 正信念仏偈と言うらしいです。お盆は、正しくは盂蘭盆会ということは承知していました。この間も僧侶の話は続きます。

 20年前、ネパールへ行った時「ナマステ」と普通に挨拶していたのですが、この「ナマ」が南無阿弥陀仏の「南無」とは知りませんでした。そう言えば日本にいるネパール人に「ナマステ」と挨拶しても急いで両手を合わせ合掌されるのです。この理由がようやく分かりました。ネパール人留学生もそうでした。写真は、お布施を渡した時頂いもの。昔ながらの八つ橋を頂くのも久しぶりです。

 

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それだけが、僕の世界

2019-07-18 | 映画・TV・演劇

 時折、一般誌ハーストーリーに紹介されている映画を事務所で鑑賞します。昨日は、韓国映画の「それだけが、僕の世界」をDVDで見ました。久しぶりの韓流現代映画でした。 

 イ・ビョンホン主演で、落ちぶれた元プロボクサーの兄と天才的なピアノの腕を持つサバン症候群の弟が織り成す兄弟の絆を描いたヒューマンドラマ。ボクサーとしてかつてはアジアチャンピオンにまで上り詰めたが、40歳を過ぎたいまは落ちぶれ、その日暮らしをしているジョハ。幼い頃から両親と離れ、孤独の中で拳を頼りに生きてきたジョハだったが、ある日、17年ぶりに別れた母と再会。サバン症候群の弟ジンテの存在を初めて知る。天才的なピアノの腕を持つジンテがコンテストに出られるよう、面倒を見てやってほしいと母から頼まれたジョハは、弟の面倒を見始めるのだが……。

 とにかくたった1カ月の特訓であそこまでクラシックが演奏できる技術に驚きます。もともとピアニストでないとあの弟役は務まりませんが、そのピアニストが障害のある役を演じ切るのがすごいです。ショパンの弾き方は並みのものではありません。魅了されてしまいます。

 欲を言えばタイトルの付け方の工夫が必要かも・・・

ハーストーリー7月号より 

 

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女子留学生日本語弁論大会第18回岐阜県大会 2

2019-07-15 | ボランティア

 先日予告しましたように、昨日は予定通り女子留学生日本語弁論大会岐阜県大会を開催しました。もう18年も続けているのに緊張感があります。出場した国は多彩で、中国、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、フィリピン。7名で競われました。他県ではいつも中国ばかりに偏ると嘆いています。数が多いのでレベルも高いのですが・・・主催者側としては多くの国から参加を望んでいます。下の8人の写真の右端に、韓国服の人がありますが、中国人で韓国系の人です。

 今年の成績はとても僅差で最優秀賞。ミャンマー留学生の必死に訴える姿に審査員も感動されたようでした。論文の内容よりそういう姿を評価されました。

 今年は審査員特別賞が二人。これは初めて。僅差で次点を落せなかったのです。ことに中国のエンカンガさんは中世の日本文学を日本人より詳しく修得していて、審査員をうならせました。源氏物語の世界まで論文に書いた人は初めてです。

 表彰式も終わり懇親会では、エランガ先生に乾杯の音頭を頼みました。先生は何年前のNHK外国人日本語弁論大会のトップ受賞か忘れるほど多忙な生活。留学生もいい刺激になったと思います。最後の東海大会2000年度の優勝者で全国大会に進まれたのですから・・・2001年から岐阜県大会が始まりました。でも大抵東海予選でうまくゆかず、全国大会へは難しい道のりです。

 

最優秀賞のミャンマーのキンさん

審査員特別賞のインドネシアのラフミライラさん

審査員特別賞の中国のエンカンガさん

表彰式終了後出場者記念撮影 中央は実行委員長

乾杯の音頭をとるエランガ先生

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第46回岐阜一陽展

2019-07-14 | 岐阜県

 昨日は、友人の久保田さんが出品されている第46回岐阜一陽展を見るため、羽島市の不二羽島文化センターに出かけました。いつもの県美術館が工事中のため、はじめてこの会場で開催。半地下になっている会場もモダンでした。

 久保田さんの作品は、 名古屋で拝見していますが会場が変わるとまた違う雰囲気です。(5/6の記事で写真は公表)  50年誌の最初の写真は、創立者の鈴木信太郎画伯の作品。

 彼女からは私が短歌に関わっているということから、素敵な本のプレゼントがありました。著者と知り合いなのです。「和歌食物本草」の現代語訳。江戸時代に出版されたものを岐阜の女医・半田喜久美さんが訳し、医師の目で解説して出版。食べ物に関する注意事項が短歌で表現されています。歌の解説と医者としての助言も加筆されています。女医のかたわら、書道もされていて、江戸時代の変態仮名を読み解かれているのです。787首の短歌に追補があるのでそれも挙げておられます。最初の歌は、いろはの、い。いもです。次は177頁のつくし。3首目は、鮒。これは体によいようです。335頁。源草社版。

芋こそは味わひ辛く平のもの諸病の毒ぞ深く慎め (芋の食べ過ぎを戒めている)

つくづくし温のものなり傷に毒もかさのちに食へば死すなり (かさは痘瘡)

ふなあまく温のものなりもろもろのかさ(瘡)くすりなり中をあたたむ 

 

目録

今井田さんの19-和水(なごみ)A

久保田さんの作品も掲載されている第46回記念誌 右は50年史の鈴木信太郎の作品

頂いた本

 

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