岐阜県内の自治体で女性がトップを務めるのは旧穂積村と旧穂積町で11期にわたって村長と町長を務めた松野友氏以来34年ぶりで3人目です。
岐阜県内の自治体で女性がトップを務めるのは旧穂積村と旧穂積町で11期にわたって村長と町長を務めた松野友氏以来34年ぶりで3人目です。
昨日は、岐阜大学医学部室内合奏団第44回定期演奏会に誘われましたので、サラマンカホールに出かけました。この合奏団の演奏会は初めて聴きました。友人のお孫さんが医学部に在籍されていて、招待頂けたのです。指揮者の宮崎龍彦氏は医学部付属病院病理学部教授で医学博士。母校の愛媛大学交響楽団の指揮者でもあります。学生時代からトランペット奏者。ドイツ留学もされていました。今年は6人の新入生。そして9人が卒業します。9人には、終了後一人ずつ花束が渡され、祝福されていました。
プログラムは、なじみのあるモーツァルトのK138から。二曲目は、ヘンデルの「王宮の花火の音楽」。さらに二曲演奏され、10分間の休憩に。その間、ステージでは楽団員有志の演奏がありました。これは初めてです。休憩の後は、よく知られた「エルガーの威風堂々」。そして馴染み深い「カノン」。これと次の「G線上のアリア」は、我が家で、バイオリニストの濱島氏が弾いて下さった曲。そしてフィナーレは、難曲と言われるチャイコフスキーの弦楽四重奏の第一番。よく医学部の忙しい学業の合間に練習されたものと感心します。
卒業生の花束贈呈の後に、アンコールはシベリウスの雄大な曲。私たち四人は大満足で、茶房でコーヒータイム。余韻を楽しみました。充実の半日でした。
休憩時間の演奏
まくわ瓜の原産地は、岐阜県。本巣市真桑です。万葉の時代からありました。万葉集にも「うりはめば子ども思ほゆ栗はめばまして偲ばゆ・・・」に始まる長歌に対して、次のよく知られた反歌があります。「銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも」。この瓜は、まくわ瓜を指します。これを毎年皇居内の農園で美智子上皇后さまが栽培されています。
地元岐阜では、50年位前までは、私たちにもおやつとして提供されていました。でも今はいろいろ改良され、甘みが増した、新品種におされ、滅多にお目にかかることはありません。
このまくわ瓜は、戦国武将の信長も、秀吉も、家康も好物だったようです。たまたま昨日NHKBSの新日本紀行「東京の野菜」を見ていますと、このまくわ瓜が今、東京都府中市で栽培されていると報じられていました。この時あわててカメラを構えたらピントが外れました。ところが今年は不作で収穫がないようで、上のものは過去の写真らしいです。
今年のまくわ瓜
昨日何気なくNHKBSを見ていると、過去の番組の再放送と現在の様子が放映されていました。新日本紀行郡上です。現在は郡上市。48年前は郡上郡でした。何度も行きましたが、地ビールのことは知らなかったです。
変わらなかったのは、藍染め。渡辺さんは今も伝統工芸を守っておられます。48年前は御父上が、今はそのご子息が受け継いでおられます。。
昭和60年日本名水100選第一号に、郡上の宗祇水が選ばれました。宗祇水の宗祇は平安時代の連歌の師匠飯尾宗祇のこと。この地で庵を結んだことに由来しています。このことは、過去にも書いています。(2021.11.11 2013.8.6 2008.6.20)
48年後に変わったことは、岡山から移住した方がこの地で結婚し、郡上のビールを作られていることです。お子さんも継ぎたいようで、応援したいです。水のおいしさにより、ビールを思いつかれました。
48年前、藍染めをされる渡辺氏
御父上の藍染めを引き継ぐ渡辺氏
作品
平安時代から変わらない宗祇水
地ビール