ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

【忘却からの帰還】 【大本営参謀の情報戦記】 堀 栄三 文春文庫

2014年08月13日 | 〔忘却からの帰還〕
 【大本営参謀の情報戦記】 堀 栄三 文春文庫 情報を無視した戦略は多くの犠牲と失敗を招く。 この本はレイテからルソン島で対米戦略をたてた若き日本軍の情報参謀の記録。 米機や戦艦を「撃墜せり」という現地での幻の戦果が、大本営を通じてかくかくたる戦果として流される。  米国の日系人囲い込みの新の狙いが日本への情報の遮蔽にあった。 太平洋を面でとらえ制空権の確保をめざした米国と25の諸島を点と点 . . . 本文を読む

忘却からの帰還 【塀の中の懲りない面々】安部 譲二 文春文庫

2014年06月06日 | 〔忘却からの帰還〕
体験者が御案内する刑務所ツアー小説というべきか。 これを原作として1987年には映画化された。 . . . 本文を読む

〔14 七五の読後〕 【勘定奉行 荻原重秀の生涯 】 村井 淳志 集英社新書

2014年03月10日 | 【2013 暮らし雑感】
元禄期の財務実務官僚・萩原重秀。仕事ができる大人の男の魅力が十分に醸し出された本となった。 . . . 本文を読む

 〔14 七五の読後〕  【幕末百話】 篠田 鉱造 岩波文庫

2014年03月06日 | 〔 14 七五の読後 〕
明治35年の報知新聞紙上に連載された幕末維新期の回顧談集が文庫本になっていた。幕末を知ってる古老達からの聞き取り集。 当時記者であった篠田鉱造が行った。この人94歳まで生きた。 . . . 本文を読む

〔14 七五の読後〕  【歴史の愉しみ方】 磯田 道士 中公新書

2014年03月05日 | 〔 14 七五の読後 〕
古文書の速読ができるという著者。「歴史時代の地震を研究する大学の人は東海地方にはまだ一人もいない」という自負もある。 . . . 本文を読む

〔14 七五の読後〕 【「本当のこと」を伝えない日本の新聞】  マーティン・ファクラー

2014年03月05日 | 〔 14 七五の読後 〕
ファクラーは日本留学も体験しているNYタイムズの東京支局長。 日本語はペラペラ。 特に第1章の「青い目の3.11取材記」が異彩を放つ。 . . . 本文を読む

【2014 暮らし雑感】 <読む> 文春3月号の「スマホ亡国論」

2014年02月19日 | 【2014 暮らし雑感】
文春3月号に「スマホ亡国論」という寄稿文があった。中高生のスマホ中毒問題を採り上げている。 . . . 本文を読む

〔14 七五の読後〕 <読む> 【江戸の備忘録】 磯田道史 文春文庫

2014年02月15日 | 【2014 暮らし雑感】
江戸期などの文書に目を通して楽しめる著者の生活はいいな。 読みこなしの能力も羨ましい。 . . . 本文を読む

〔14 七五の読後〕 【福島 原発と人びと】 広河 隆一 岩波新書

2014年02月09日 | 【2014 暮らし雑感】
フォトジャーナリストが福島原発事故の現場を踏んで迫真ルポとなっている。 . . . 本文を読む

〔14 七五の読後〕 【石油の呪縛と人類】 ソニア・シャー   岡崎 玲子訳

2014年01月30日 | 【2014 暮らし雑感】
1970年代にのはじめにオイルショックがあって、当時、石油危機ということが声高に言われはじめた。 あれから40年。 . . . 本文を読む