能率技師のメモ帳 中小企業診断士&社会保険労務士のワクワク広島ライフ

マネジメント理論を世のため人のために役立てるために・・・経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

ひろしま あかりの世界~明るい照明から心のあかりへ~照明ランプのイベントが旧日本銀行広島支店の1階ロビーで開催されています

2024年04月01日 | 美術館・アート

若い時から、ランプや照明にこだわっています。

ウイスキーが美味しくなったり、音楽が素敵に聴こえたり、食事が楽しくなったりと、光の存在は、とっても大きいです。

ガレのランプも欲しいですが、手が出ません(涙)。

現在、「ひろしま あかりの世界~明るい照明から心のあかりへ~」が開催されています。

会場は、旧日本銀行広島支店(広島市中区大手町)の1階ロビー。

戦前に建てられたゴシック調の建物は、実に荘厳です。

窓をカーテンで覆い、暗くした室内で数十点のステンドグラス・ランプが展示されています。

地元のアーティストが創作したランプ

ちょっと幻想的です。

見事なステンドグラスです。

ネコちゃんランプ。

4匹います。

こちらは、イタリア製のランプです。

部屋にあれば、生活に彩りをそえてくれそうです。

この企画展は、4月3日までの開催です。

この週末には、ギターを使ったライブ演奏もあるそうです。

入場料は無料。

光の世界を楽しめる素敵な企画展です。


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世界平和と生命が第一!「アルフレド・ジャー展」広島市現代美術館で社会派アーティストがヒロシマを描く

2024年03月24日 | 美術館・アート

現在、旧日銀広島支店(被爆建物)で「山内若菜 広島展」が開催されています。

日本を代表する反戦、反核の若きアーティストです。

命、動物、平和を描く・・・その力強い表現力は圧巻です。

ぜひ、旧日銀広島支店にお運びください(入場料・無料)。

 

昨年、全面的に改装された広島市現代美術館で開催された社会派アーティストの作品展が開催されました。

広島市の中心部より少し離れた比治山の上にあります。

ニューヨークで活動しているアルフレド・ジャー展。

山内若菜さんとベクトルは同じ・・・世界平和、反核を目指しているアーティストです。

訪れた時、他のお客さんは、ほとんど欧米からの旅行者・・・世界遺産・原爆ドーム、宮島のついでに立ち寄ったのだと思います。

現在の企画展は「アルフレド・ジャー展」。

第11回ヒロシマ賞受賞を記念して行われています。

暗闇とネオンサインを使った作品は、ちょっとした非日常空間。

入口を入ると、真っ暗。

足元も見えないくらいの暗闇が続きます。

お化け屋敷より暗い展示スペース。

美術館の係の方が、懐中電灯で足元を照らしてくれます。

ヒロシマ、ナガサキ、フクシマの惨劇、南アフリカのアパルトヘイト、世界に1億人以上いる難民問題、ヒロシマの再生・・・重たいテーマが続きます。

アルフレド・ジャーさんは、1956年チリのサンチャゴに生まれ、現在はニューヨークで芸術活動をされています。

現代を代表する社会派アーティスト、ジャーナリスティックな視点が特徴です。

ニュースや報道とは一味違う訴求力でした。

ウクライナの戦争、ガザ危機・・・。

失われなくてもよい命が、次々と消えていきます。

こんな非人道的なことがあっても良いのでしょうか?

国連が機能しない、安保理も機能しない、おまけに戦争を仕掛けているのは常任理事国・・・。

ありえないです。

 

最後に頼れるのは、人類の英知しかないと思います。

そのためには、芸術家のチカラが必要だと思います。

画家や詩人、アーティスト、ミュージシャン・・・。

彼彼女たちの力強い表現が、最後の砦ではないでしょうか?

ホモサピエンスの知恵、叡智を信じたいと思います。


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山内若菜 広島展 過去と現在、そして未来へ・・・命、平和を描く若き国際派アーティスト・・・原爆、広島、長崎、福島

2024年03月24日 | 美術館・アート

広島市の中心部にある旧日本銀行広島支店。

被爆建物です。

1945年8月15日に世界で初めて原子爆弾が投下された広島市。

14万人の市民や軍属、アジアや米人捕虜の人たちが一瞬の間に虐殺されました。

現在、旧日本銀行広島支店の1階ロビーで「命を描く 山内若菜 広島展 過去と現在、そして未来へ」が開催されています。

山内若菜さんは、1977年神奈川県生まれ。

武蔵野美大を出て、シベリア抑留を忘れないための文化交流、福島でのフィールドワーク、横浜市での芸術鑑賞授業、ロシア国立極東美術館での作品展などをしている社会派のアーティスト。

2021年には、東山魁夷記念日経日本画大賞に入選、2022年には平塚市美術館に常設展示されています。

週末、ギャラリートークが開催されました。

旧日銀の高い天井から吊り下げられた巨大な絵画、オブジェ・・・迫力があります。

特に、「命と希望の三部作」広島・長崎・福島を描いた大作は圧巻です。

山内若菜さんからの作品の説明がありました。

命の尊さ、平和の大切さ、生きる人間や動物・・・力強いタッチで描かれています。

小柄なお譲さんが、これだけのパワフルな作品を描かれたことに驚かされます。

山内さんは、被爆建物であるこの旧日銀広島支店で個展を開くことが夢だったそうです。

「命」「生」を描く山内さん。

巨大な絵、オブジェに圧倒されます。

シャガールの画を彷彿させる動物たちが美しく素敵です。

山内さんは言います。

「広島の町を歩いていると、思わず立ち止まり、見入ってしまう光景に出会います。

いつ歩いても、新しい発見があり、町全体がまるでアート作品のように感じられ、同時に遺されたものから、声なき声が聞こえてくるような、それが私にとっての広島です。」

歩いて移動できるコンパクトシティ広島・・・山内さんが街の光景を切り取ってたくさんの作品にまとめられています。

山内若菜 広島展は、明日25日までの開催です。

入場料無料。

14時からはギャラリートークがあり山内さんからの説明を聞くことが出来ます。

お薦めの展覧会です。


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「広島を創る-まちがかわるとき」広島市所蔵資料展・・・広島市の都市計画の歴史を紹介する企画展 in旧日本銀行広島支店(被爆建物)

2024年02月27日 | 美術館・アート

週末、旧日本銀行広島支店を訪れてきました。

広島市所蔵資料展「広島を創る-まちがかわるとき」を観るためです。

旧日銀は被爆建物。

一階には銀行のカウンターがあり、地下には巨大金庫があります。

ゴシック調・・・坂の上の雲を目指す大日本帝国の気概を感じる建物です。

城下町の面影を残すそれまでの広島から、都市計画に基づいた新しい広島へと移り変わる歴史をパネルと写真で展示。

なかなか面白い資料展でした。

戦前の広島の街は、道路も狭く、公園もなく、緑も少ない街。

自動車や自転車、歩行者が乱雑に動き回り、こどもの遊ぶ所もなかったとのこと。

中国地方で人口の最も多い都市でしたが、都市の機能を充実させるため周辺の町村を合併統合していきます。

広島駅。

2世代前の駅舎です。

広島市は周辺の町村を合併、統合していきます。

産業奨励館(原爆ドーム)と元安橋。

産業奨励館(原爆ドーム)と相生橋。

原爆投下のターゲットとなったT字型の橋です。

そんな広島の街を都市計画により再生していく歴史が分かりやすくまとめられていました。

先人たちの地道な努力の上で今の広島の街があります。

先輩たちへの感謝とともに、次世代に続く歴史の1ページを創っていかなければならないと感じた次第です。


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広島サッカーミュージアム「エディオン・ピースウイング広島」1階にオープンしたサッカー博物館・・・サンフレッチェ広島サポーターの聖地

2024年02月13日 | 美術館・アート

サッカーファンの「夢の器(うつわ)」、エディオン・ピースウイング広島が完成しました。

3万人収容、地上7階建てのサッカー専用スタジアムは、実に巨大です。

新しい芝、ピッチの上で、サンフレッチェ広島の練習や試合が始まっています。

最近では、「エディオン・ピースウイング広島」を略して「Eピース」と呼んでいる人もいます。

カープの本拠地「マツダZOOM Z00Mスタジアム」を略して「ズムスタ」と呼んでいるようなものですね。

この真新しいサッカースタジアムの1階に「広島サッカーミュージアム」がオープンしました。

全体のモチーフは、サンフレッチェ広島のチームカラーの紫色をベースにしたお洒落な空間になっています。

広島市におけるサッカーの歴史から始まり、広島とサッカーについて、分かりやすく展示されています。

広島は広島一中(現・国泰寺高校)や広島高等師範(現・広島大学)が教育の一環としてサッカー(蹴球)を取り入れ、社会人では東洋工業(現・マツダ)が広島のサッカーの発展、普及に大きく貢献。

静岡県、埼玉県、広島県はサッカーの三大エリアと言われるようになりました。

サッカー協会で活躍された今西さんも広島の出身です。

このサッカーミュージアムは6つのゾーンで構成されています。

1 サッカー王国広島

2 平和のスタジアム

3 サンフレッチェ広島

森保一選手。長崎県出身。

長崎日大高校出身。サンフレ入団。ニッポン代表。

今では、日本代表監督です。

4 サンフレッチェ フットボールアカデミー

森脇兄弟、駒野選手がサッカーの魅力を伝えています。

5 ユニフォームギャラリー

懐かしいサンフレのユニフォームが飾られています。

カープとのコラボ・ユニフォーム!

6 イベントスペース

シュートやドリブルなどのサッカー体験コーナーもあり、こどもさんたちはサッカーボールと親しむことが出来ます。

入場料は500円(小中学生300円)。

大人もこどもも楽しめるサッカー博物館です。

出口を出て階段を上がると、サンフレのショップがあります。

カープに、バスケのドラゴンフライズ、ハンドボール、そしてサンフレッチェ広島、女子チームレジーナ・・・。

一年中スポーツが楽しめる「スポーツ王国・広島」です。


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「1944年 ワルシャワ蜂起」展、旧日本銀行広島支店で開催されています・・・世界観、人生観がかわるほどの衝撃を受けました

2024年01月30日 | 美術館・アート

ウクライナの戦争、ガザ地区での無差別殺戮、イエメンでの紛争・・・。

世界の戦禍は絶えることがありません。

人類の性・・・実に悲しいことです。


現在、旧日本銀行広島支店で「1944年 ワルシャワ蜂起」展が開催されています。

テーマは、「ワルシャワ。灰の中から蘇る不死鳥」。

ワルシャワ蜂起博物館、ポーランド広報文化センター、広島市が主催しています。

戦後、左翼、右翼といった異なるイデオロギーや価値観の中で、よくこれだけ資料収集できたものだと感心した次第です。




ドイツとソ連という大国にはさまれたポーランドという国。

第二次世界大戦の中でヒトラーのナチスドイツ、スターリンのソ連によって蹂躙され、国土分割、徹底破壊という悲劇の舞台となります。

高校の教科書でも「ワルシャワ蜂起」が出てきますが、時間切れで授業が行われないことが多いようです。

今回、この展示を観て、大きな衝撃を受けました。


ワルシャワは、ポーランド共和国の首都。

産業、工業の基盤を持つワルシャワ・・・美しい建物が並び、「北のパリ」と呼ばれたそうです。

「革命」を作曲したフレデリック・ショパンもポーランド人。

高度な文化、芸術、産業、商業で130万人の人口を持つ大都市になりました。

 

反ユダヤ人、反スラブ民族を打ち出したナチスドイツ。

ヒトラー、ヒムラーは、ユダヤ人、ポーランド人の排斥を進めます。

アウシュビッツなどの強制収容所、都市まるごと徹底破壊する・・・人間は、ここまで残酷、残虐なことが出来るのか?

ユダヤ人は、600万人が殺戮されたと言われています。

首都ワルシャワでも130万人の人口が90万人に減り、1945年にはわずか千人になったそうです。

最後の展示室には、1945年のワルシャワの空撮のVTRが流されています。

これは、原子爆弾を投下された広島市と同じ残酷な光景が広がっています。

広島市は、たった一発の原爆で14万人の市民、軍人、アジア人、米国人が虐殺されました。

哲学者ハンナ・アーレントは「悪の凡庸さ」を指摘しましたが、人類の持つ理性や良識というものは一体どこに行ったのでしょうか?


今回の展示を観て、ヨーロッパの地政学が今でも続いていることに気づきました。

ロシアがウクライナに攻め入るのも、イスラエルがガザ地区でハマス廃絶を徹底するのも根っこは同じだということです。

「やらなければ、やられる」

過去の大量虐殺、ホロコーストの影に怯えながら生きて行く民族には、論理や倫理や理屈ではない肌感覚というかDNAが組み込まれているように思います。

ポーランドという、地政学的に極めて厳しい場所にある国。

他国の蹂躙を受けながらも、ワルシャワ市民、ポーランド国民は立ち上がりました。

それは愛国心もありますが、家族や自国民を守るための自衛戦争だったのだと思います。

もし、半島の国や大陸の国が、この国に攻め入った場合、自分はどうするのか?

考えてしまいました。

以前であれば、「逃げる」という選択肢しかない自分がそこにいました。

(そもそも「逃げる」場所などないのですが・・・)

今回の「ワルシャワ蜂起」展を観て、その考えは大きく変わったように思います。

焼け野原となったヒロシマも広島市民の力で復興することが出来ました。

ワルシャワの街も美しく蘇っています。


人類は基本バカで単純で感情的で残虐ですが、一縷の希望はあると思います。

この展示、旧日本銀行広島支店の3階で2月5日まで行われます。

入場料は無料。

買えば数千円はするであろうカタログも無料でいただけます。

ぜひ足をお運びください。


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広島信用金庫「秋の日本画展」八丁堀支店で開催中です・・・東山魁夷、奥田元宋、平山郁夫、上村松園、加山又造の名作も展示

2023年10月03日 | 美術館・アート

広島市にある広島信用金庫。

「町のフレンドリーバンク」というキャッチフレーズ・・・地場の中小企業の強い味方です。

広信では、春と秋に日本画展を開催しています。

秋の日本画展・・・オープニングセレモニーに招かれ、行ってきました。

今秋も選りすぐられた作品が展示されていました。

日本画を代表する東山魁夷、奥田元宋、平山郁夫、上村松園、加山又造などの名作も多数展示されています。

展示されている作品だけでも時価数億円だと思います。

お宝をルパン三世に盗まれないよう気を付けなければなりません(笑)。

この信用金庫の創業者が日本画好きだったことで、そのコレクションを金庫として増やすとともに地場の画家の支援も行っています。

広島信用金庫では、この他、能の広島開催、シンガポールとの交流などの文化支援活動も行っています。

メセナ、フィランソロピーと呼ばれる企業活動です。

最近で言うと、ESG活動の「ソーシャル」ですね。

「秋の日本画展」八丁堀支店10階で開催中です。

10月31日まで。

入場は無料です。

ぜひ、お出かけください。


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暑い日は美術館へ!ひろしま美術館で「堀内誠一 絵の世界」開催中です 若き日に魅せられた雑誌のタイトルをデザインした芸術家

2023年08月10日 | 美術館・アート

ひろしま美術館で「堀内誠一 絵の世界」開催中です。

夏休みの子供さん向けの企画だと思っていましたが、そうではありません。

若き日に魅せられた雑誌のタイトルをデザインした芸術家。

堀内誠一さん・・・実にいいセンス。

巴里の香りがします。

堀内誠一さんは1932年生まれ。

デザイナー、アートディレクター、絵本作家。

日本のエディトリアルデザインの先駆者です。

代表作は、「ぐるんぱのようたちえん」「たろうのおでかけ」・・・。

元気とパワーを与えていただける作品です。

暑い日は美術館へ!

涼しい空間・・・新たな発見があります。


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魔法の美術館・・・広島県立美術館の7月の企画展 「光と遊ぶ超体験型ミュージアム」楽しみですね

2023年06月15日 | 美術館・アート

広島県立美術館の7月の企画展は「魔法の美術館」。

「魔法の美術館」・・・なかなか素敵なタイトルです。

7月22日からですので、学生、児童向けの夏休み企画といったところでしょうか。

 「光と遊ぶ超体験型ミュージアム」というコピー。

デジタル、ITも駆使した展示になると思います。

広島市には、ひろしま美術館、リニューアルしたばかりの広島現代美術館、広島県立美術館があります。

広島県立美術館の所蔵で一番有名なのが、ダリの作品。

常設展で観ることが出来ます。

コロナの収束も見られますので、美術館に行く楽しみが戻ってきました。

美術館に出かけませんか?


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3月にオープンした下瀬美術館に行ってきました・・・ゴージャス!宮島を臨む瀬戸内海のシーサイドに建つ素敵な私設美術館

2023年03月12日 | 美術館・アート

下瀬(しもせ)美術館は、広島市で建築資材を販売する丸井産業株式会社が造った美術館。

広島県大竹市のシーサイドに今月1日にオープンしました。

海辺のドライブ・・・広島市から約1時間です。

あまり期待はしていなかったのですが、来てみてびっくり!

海辺にガラスと鏡、木材、緑に囲まれた素敵な美術館が待っていました。

細かなところまで、こだわりとセンスが詰まっています。

建築家の坂茂さんの設計です。

この美術館は、丸井産業の代表取締役下瀬ゆみ子さんが先代から引き継いできた下瀬コレクションを展示しています。

オープニングでは「おひなさまと近代美術」。

殿様、お姫様が所有していたであろう豪華なひな人形のコレクションが圧巻です。

この企画、5月7日までです。


常設展示では、ガレ、マティス、藤田嗣治、岡本太郎、加山又造、奥村土牛、モディリアーニ、キスリング、ローランサンの作品が展示されています。

お金持ちの私設美術館・・・好きなものをコレクションする・・・体系立ててないところが、ゴージャス感があっていいです。

可動展示室という水に浮かぶコンテナのような展示室・・・広島の造船技術を活用した日本初の美術館となっています。

エミール・ガレの庭。

4月になると植栽が成長して、さらに美しい庭になると思います。

この美術館にはカフェやミュージアムショップもあります。

スタッフも、とってもフレンドリー・・・。

数十人の人たちが美術館スタッフとして働いています。

ただ、建築費の回収、採算がちょっと心配です・・・損金処理で対応されているんでしょうか。

企業のCSR、メセナ、フィランソロピーとしてされているんだと思います。

小職が顧問のコンサルタントであれば「絶対にやめましょう」と助言すると思います(苦笑)。

リピーターをどう呼ぶかが今後の課題になってくると思います。

 

4月にはフレンチレストランもオープン。

さらには、宿泊のできるコテージもあります。

かなりお高いですが、瀬戸内海を観ながら、のんびり、ゆったり・・・。

至福のひと時だと思います。

フランスのオーベルジュのようですね。

「レストラン付きホテル」ではなく「ホテル付きレストラン」・・・いいセンスです。

一度は美術館に泊まってみたいものですね。


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