昨日(3月28日)行われたセンバツの2回戦習志野(千葉)―星稜(石川)の4回表、習志野の二塁走者の動きがいわゆる「サイン盗み」であるとして、星稜の林和成監督が猛抗議。試合後も林監督の怒りは収まらず、
「星稜・林監督は試合後の取材を受けた後、怒りの形相で星稜の控室と隣り合わせの習志野の控室へ2度、乗り込んだ。試合前から抱き、試合中にも訴えた「サイン盗み疑惑」に対し、報道陣がいる前での異例の直接猛抗議だった。『フェアじゃないでしょう』『証拠はありますよ』
そういった言葉を、習志野・小林徹監督(56)や選手らがいる部屋で投げかけた。関係者から制止される形で星稜の控室に戻ったが、その後もぶぜんとした表情で選手らと球場を離れた。」(3月28日付電子版デイリースポーツより)
林監督は試合後の取材やインタビューにおいても、習志野のサイン盗みについて「汚い、汚い」と非を鳴らし続けていたとの報道もあります。
本件に関して一言私見を申し述べれば…「こんなバカが監督をしているから、優秀な投手を抱えていても負けるんだ」で終了です。
まず最初に「サイン盗み」とは。
「甲辞園」(ベースボールマガジン社)によりますと、「走者やベースコーチが捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝える行為」であり、このような疑いがある場合「審判はタイムをかけ、当該選手と攻撃側ベンチに注意を与えすぐに止めさせる」とあります。
ただこのような行為はずいぶん前から常態化しており、「強豪私立高校の中には、指導者が選手にサインの盗み方を教え、“常習犯”と疑われる人がいる」「特に教員免許を持たない『職業監督』といわれる人たちは負ければ職を失う危機感が常にありますし、勝てば地元での名声が高まってチヤホヤされる。甲子園出場や全国大会の成績に応じて数百万円ものボーナスを出す学校もある。勝てば官軍という監督は残念ながら少なくないですから」(3月29日付日刊ゲンダイより、某公立高校監督の談話)
平成25年夏には花巻東、28年春には秀岳館、そして今大会でも1回戦で負けた横浜が同様の行為をしたとして、上記の「審判からの注意」を受けています。
この手のサイン盗みで最もハードな行為をやらかしたのは、平成14年春1回戦の福岡工大城東-宇都宮工(栃木)戦における、福岡工大城東。
5回裏、ネット裏で観戦していた観客から大会本部に「福岡工大城東の関係者が(同校控え選手の)ボールボーイに何度もメモを渡している。サイン盗みじゃないか?」とタレコミがあり、大会本部が試合中にもかからず即座に調査を開始したところ、ネット裏にいた福岡工大城東の副部長があっさり口を割り、更に控え選手に確認すると3枚のメモを手にしていた…という事件。この試合は福岡工大城東が6-5で接戦をものにしましたが、試合後の同校には抗議が殺到。同校は以後の試合出場辞退まで考えましたがそのまま2回戦に進み、案の定といいましょうか、明徳義塾にボロ負けしました。
これが現在までで唯一シッポをつかまれた「サイン盗み」ですが、まあ要するに、どこの学校でも大なり小なりそんなことはやっていることであり、逆に言えばイマドキの高校野球の指導者たるもの、その点まで考えてサインを作り、戦術を練らなきゃ話にならんということです。
これを裏付けるお話として、「サイン盗みをしたからといって試合に必ず勝てるわけじゃない」のは、現に今大会の横浜が1回戦で明豊(大分)にボロ負けしていることや、前出の花巻東、秀岳館とも優勝に手が届いてないことからも明らか。つまり、イマドキの高校野球において「サイン盗み」などというものは「盗んだ方が悪い」のではなく「盗まれる、あるいは盗まれた後の対策ができてないヤツがバカ」という解釈も成り立つわけです。相手が「サイン盗み」をするなら、こっちもやり返してやるくらいじゃないと、全国の舞台で勝ち進める訳はないでしょう。
また本件に関しては、いくつかのサイトが「習志野のサイン盗み」にあたるとされる行為を検証していましたが、実は星稜側も、習志野と同じような「サイン盗み」をしたことがバレています(-_-;)。
以上のことをふまえて考えますと、星稜の林監督は、自チームのサイン盗みについては積極的に奨励するいっぽうで、相手方のサイン盗みには一切の有効な対策を立てられず、昨秋の神宮大会を制した優秀な選手たちをみすみす敗戦に導いてしまった。しかも相手は公立校(;^ω^)。そのカッコ悪さと、敗戦の責任逃れを、相手のチームに文句を垂れることで解消しようとした…という、どうしようもない人間性しか浮かび上がってきません。
先述の検証サイトの意見の中に「サインミスとかサインが変わった程度で動揺するならこの先行ったところで勝てないやろ」「正直サイン盗みとか以前の段階やった気がするんやけど エラーとか」という意見が書かれていましたが、ワタクシも全く同じ意見です。
弊ブログでははっきり申し上げますが、この林という頭も性格も激悪な監督が率いている限り、いくら全国屈指の名投手を抱えている星稜でも、全国優勝はありえないでしょう。下手をすれば、星稜以外のチームが実力をしっかりつけていている現在、石川県内で勝つことすら難しくなることは必至です。
弊ブログから衷心をこめてこの言葉をお送りします。「バカな指揮官、敵より怖い」
「星稜・林監督は試合後の取材を受けた後、怒りの形相で星稜の控室と隣り合わせの習志野の控室へ2度、乗り込んだ。試合前から抱き、試合中にも訴えた「サイン盗み疑惑」に対し、報道陣がいる前での異例の直接猛抗議だった。『フェアじゃないでしょう』『証拠はありますよ』
そういった言葉を、習志野・小林徹監督(56)や選手らがいる部屋で投げかけた。関係者から制止される形で星稜の控室に戻ったが、その後もぶぜんとした表情で選手らと球場を離れた。」(3月28日付電子版デイリースポーツより)
林監督は試合後の取材やインタビューにおいても、習志野のサイン盗みについて「汚い、汚い」と非を鳴らし続けていたとの報道もあります。
本件に関して一言私見を申し述べれば…「こんなバカが監督をしているから、優秀な投手を抱えていても負けるんだ」で終了です。
まず最初に「サイン盗み」とは。
「甲辞園」(ベースボールマガジン社)によりますと、「走者やベースコーチが捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝える行為」であり、このような疑いがある場合「審判はタイムをかけ、当該選手と攻撃側ベンチに注意を与えすぐに止めさせる」とあります。
ただこのような行為はずいぶん前から常態化しており、「強豪私立高校の中には、指導者が選手にサインの盗み方を教え、“常習犯”と疑われる人がいる」「特に教員免許を持たない『職業監督』といわれる人たちは負ければ職を失う危機感が常にありますし、勝てば地元での名声が高まってチヤホヤされる。甲子園出場や全国大会の成績に応じて数百万円ものボーナスを出す学校もある。勝てば官軍という監督は残念ながら少なくないですから」(3月29日付日刊ゲンダイより、某公立高校監督の談話)
平成25年夏には花巻東、28年春には秀岳館、そして今大会でも1回戦で負けた横浜が同様の行為をしたとして、上記の「審判からの注意」を受けています。
この手のサイン盗みで最もハードな行為をやらかしたのは、平成14年春1回戦の福岡工大城東-宇都宮工(栃木)戦における、福岡工大城東。
5回裏、ネット裏で観戦していた観客から大会本部に「福岡工大城東の関係者が(同校控え選手の)ボールボーイに何度もメモを渡している。サイン盗みじゃないか?」とタレコミがあり、大会本部が試合中にもかからず即座に調査を開始したところ、ネット裏にいた福岡工大城東の副部長があっさり口を割り、更に控え選手に確認すると3枚のメモを手にしていた…という事件。この試合は福岡工大城東が6-5で接戦をものにしましたが、試合後の同校には抗議が殺到。同校は以後の試合出場辞退まで考えましたがそのまま2回戦に進み、案の定といいましょうか、明徳義塾にボロ負けしました。
これが現在までで唯一シッポをつかまれた「サイン盗み」ですが、まあ要するに、どこの学校でも大なり小なりそんなことはやっていることであり、逆に言えばイマドキの高校野球の指導者たるもの、その点まで考えてサインを作り、戦術を練らなきゃ話にならんということです。
これを裏付けるお話として、「サイン盗みをしたからといって試合に必ず勝てるわけじゃない」のは、現に今大会の横浜が1回戦で明豊(大分)にボロ負けしていることや、前出の花巻東、秀岳館とも優勝に手が届いてないことからも明らか。つまり、イマドキの高校野球において「サイン盗み」などというものは「盗んだ方が悪い」のではなく「盗まれる、あるいは盗まれた後の対策ができてないヤツがバカ」という解釈も成り立つわけです。相手が「サイン盗み」をするなら、こっちもやり返してやるくらいじゃないと、全国の舞台で勝ち進める訳はないでしょう。
また本件に関しては、いくつかのサイトが「習志野のサイン盗み」にあたるとされる行為を検証していましたが、実は星稜側も、習志野と同じような「サイン盗み」をしたことがバレています(-_-;)。
以上のことをふまえて考えますと、星稜の林監督は、自チームのサイン盗みについては積極的に奨励するいっぽうで、相手方のサイン盗みには一切の有効な対策を立てられず、昨秋の神宮大会を制した優秀な選手たちをみすみす敗戦に導いてしまった。しかも相手は公立校(;^ω^)。そのカッコ悪さと、敗戦の責任逃れを、相手のチームに文句を垂れることで解消しようとした…という、どうしようもない人間性しか浮かび上がってきません。
先述の検証サイトの意見の中に「サインミスとかサインが変わった程度で動揺するならこの先行ったところで勝てないやろ」「正直サイン盗みとか以前の段階やった気がするんやけど エラーとか」という意見が書かれていましたが、ワタクシも全く同じ意見です。
弊ブログでははっきり申し上げますが、この林という頭も性格も激悪な監督が率いている限り、いくら全国屈指の名投手を抱えている星稜でも、全国優勝はありえないでしょう。下手をすれば、星稜以外のチームが実力をしっかりつけていている現在、石川県内で勝つことすら難しくなることは必至です。
弊ブログから衷心をこめてこの言葉をお送りします。「バカな指揮官、敵より怖い」