沖縄県某島嶼部に赴任して4か月が過ぎました。
昼間の最高気温は32~33度くらい。「なんだ、大したことはないじゃん」とお思いになるかも知れませんが・・・北緯24度という数値が示す通り、太陽が近くて日光が痛い!!!!そして夜になっても気温が下がらない!ということで、とても暑い毎日を過ごしております。
その「暑さ」を象徴する事象として、こちらには「葉ものの野菜」を作っている農家がありません。日光があまりにもキツいせいで、葉ものの野菜はすべてしおれ、枯れてしまうからです。なんとキュウリすら枯れてしまうのです。
そのためこちらで自作できる青物といえば…ナーベラー(へちま)、青パパイヤ、オオタニワタリ(野山に生える巨大な葉っぱ。若いうちは天ぷらにできる)、あとは珍しいところでアダンの芽。アダンの実は固くて食えず、ヤシガニの餌にしかなりませんが、意外なものが食えるんですね(;´Д`)。
そんな美ら島の中で、唯一葉っぱをつける作物…それはタバコ。
沖縄県では、たばこ栽培がとても盛ん。その理由は、タバコ栽培に適した「水はけと日当たりのよい、弱酸性の広大な土地」があるからです(;´・ω・)…逆に言えば土質の問題で、タバコとサトウキビ以外の生産に適さない土地が多いとも言えますが。
沖縄ではかなり早い12月に苗を畑に植え、5~6月には収穫が行われます。
ちなみに私の祖母が手伝っていた、山口県柳井市平郡島のタバコの苗植えは3月でした…って、かなり早い!!!!なので私が赴任したときには、空港付近の畑には、たばこの苗が堂々としたデカい葉をつけていました。
こうして耕作される沖縄のタバコですが、平成19年度統計では生産量の多い順に熊本県、宮崎県、青森県、岩手県、鹿児島県だそうで、残念なことに後塵を拝しております。やはり、絶対的な作付面積の差…でしょうか。とはいえ、県の基幹農業であり、主要な農作物であることに変わりはありません。
そんな沖縄県には、内地では見かけない「県産たばこ」2種類があります。
白地に赤いハチマキ、黒く描かれたタツノオトシゴの絵がステキな「うるま」と、名は体を表すのとおり、スミレ色のパッケージがステキな「バイオレット」です。
昔、米軍軍政下におかれていた頃の沖縄で販売されていた独自ブランドのタバコが「ゼット」「うるま」「バイオレット」「ピンク」「コロナ」「プロバー」など。
日本復帰に伴い残された3銘柄が「うるま」「バイオレット」「ハイトーン」。そのうちハイトーンが平成23年に生産を終了したため、今は「うるま」「バイオレット」だけが残っているというわけです。
ちなみに2銘柄はいずれも旧3級たばこ。内地で売られている「わかば」「エコー」とかと同じヤツですね。そのためタールがきつく、「うるま」「バイオレット」のタール量はなんとオドロキの17mg!ただしお値段はひと箱320円と安く、肺には悪いが財布にやさしい、という逸品となっております。
(参考・内地の「わかば」はタール量19mg、「エコー」が15mg)
沖縄の農業の一角を支えるたばこ。そして他の地域では見ない独自ブランドのたばこ。皆様も来沖の際に、お土産としてお買い求めになってはいかがでしょうか。
ちなみに私、たばこは一切喫えないのですが、「うるま」「バイオレット」はお土産によく買い求めます。もらって喫った人の感想は…皆一様に「カラい!」でしたっけか(;´・ω・)
昼間の最高気温は32~33度くらい。「なんだ、大したことはないじゃん」とお思いになるかも知れませんが・・・北緯24度という数値が示す通り、太陽が近くて日光が痛い!!!!そして夜になっても気温が下がらない!ということで、とても暑い毎日を過ごしております。
その「暑さ」を象徴する事象として、こちらには「葉ものの野菜」を作っている農家がありません。日光があまりにもキツいせいで、葉ものの野菜はすべてしおれ、枯れてしまうからです。なんとキュウリすら枯れてしまうのです。
そのためこちらで自作できる青物といえば…ナーベラー(へちま)、青パパイヤ、オオタニワタリ(野山に生える巨大な葉っぱ。若いうちは天ぷらにできる)、あとは珍しいところでアダンの芽。アダンの実は固くて食えず、ヤシガニの餌にしかなりませんが、意外なものが食えるんですね(;´Д`)。
そんな美ら島の中で、唯一葉っぱをつける作物…それはタバコ。
沖縄県では、たばこ栽培がとても盛ん。その理由は、タバコ栽培に適した「水はけと日当たりのよい、弱酸性の広大な土地」があるからです(;´・ω・)…逆に言えば土質の問題で、タバコとサトウキビ以外の生産に適さない土地が多いとも言えますが。
沖縄ではかなり早い12月に苗を畑に植え、5~6月には収穫が行われます。
ちなみに私の祖母が手伝っていた、山口県柳井市平郡島のタバコの苗植えは3月でした…って、かなり早い!!!!なので私が赴任したときには、空港付近の畑には、たばこの苗が堂々としたデカい葉をつけていました。
こうして耕作される沖縄のタバコですが、平成19年度統計では生産量の多い順に熊本県、宮崎県、青森県、岩手県、鹿児島県だそうで、残念なことに後塵を拝しております。やはり、絶対的な作付面積の差…でしょうか。とはいえ、県の基幹農業であり、主要な農作物であることに変わりはありません。
そんな沖縄県には、内地では見かけない「県産たばこ」2種類があります。
白地に赤いハチマキ、黒く描かれたタツノオトシゴの絵がステキな「うるま」と、名は体を表すのとおり、スミレ色のパッケージがステキな「バイオレット」です。
昔、米軍軍政下におかれていた頃の沖縄で販売されていた独自ブランドのタバコが「ゼット」「うるま」「バイオレット」「ピンク」「コロナ」「プロバー」など。
日本復帰に伴い残された3銘柄が「うるま」「バイオレット」「ハイトーン」。そのうちハイトーンが平成23年に生産を終了したため、今は「うるま」「バイオレット」だけが残っているというわけです。
ちなみに2銘柄はいずれも旧3級たばこ。内地で売られている「わかば」「エコー」とかと同じヤツですね。そのためタールがきつく、「うるま」「バイオレット」のタール量はなんとオドロキの17mg!ただしお値段はひと箱320円と安く、肺には悪いが財布にやさしい、という逸品となっております。
(参考・内地の「わかば」はタール量19mg、「エコー」が15mg)
沖縄の農業の一角を支えるたばこ。そして他の地域では見ない独自ブランドのたばこ。皆様も来沖の際に、お土産としてお買い求めになってはいかがでしょうか。
ちなみに私、たばこは一切喫えないのですが、「うるま」「バイオレット」はお土産によく買い求めます。もらって喫った人の感想は…皆一様に「カラい!」でしたっけか(;´・ω・)