湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

南三陸の避難所記録が発刊されて/リンク

2017-03-14 05:38:58 | 地震津波災害ボランティア

2017/03/13 記
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●「宮城 <震災6年>避難所運営59日 経験を1冊に」
●「南三陸発! 志津川小学校避難所――59日間の物語 ~未来へのメッセージ~」

被災地域住民を対象にした一般の避難所は、問題が多い。災害が起こるたびに、集団行動に無理がある災害弱者が、避難所空間から疎外される。入所が長くなるほど、あちこちに問題が滲み出してくる。この書が「宇宙船避難所号」の運用思考であれば、「宇宙船」の運用マニュアルをめざしていこうというものであれば、あまり期待はもてない。

避難所は被災地域のネットの「心臓」のようなものと考えるべきだろう。熊本地震であらわになった「車中泊」や「軒下生活」など、要援護者(災害弱者)は集団生活に無理がある方は、避難所の周囲に避難生活を余儀なくされる方は多い。

避難所は、地域コンビニにならぶ水・食糧や物資・医療や行政サービスの集散するノード(結節点)であり、情報の交差点となる。そういう地域ネットの機能的な面と、公的な安全生活を提供する生活の場でもある。この多面性を意識して避難所運営を振り返る試みであってほしい。期待をこめて、書店に注文を出した。

<気になる記事とサイト>

●「『南三陸「志小避難所自治会記録保存PJ」情報公開サイト』」
●「安否確認・物資の融通… 被災時機能、SNS各社が強化」
もしこれが全国に定着したなら、「お薬手帳QRコード版」は意味を失うだろうか。それは違う。大規模災害以外の個人被災や迷子などの医療・身元保障の役割は、変わらないからだ。個人情報集積の危険性の観点からも、見直しが必要。

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●「<防災フォーラム>防災啓発担う拠点組織を」

夜間傾聴:ひとり(やはり、話さねば無理がでる**君、対応した。基本、3月いっぱい休止)

p.s.建築騒音は急に治まった。建造中の建物をみると、ななんのことはない。屋台骨は整い、内装に工事が変わったのだとわかる。耳栓、快調。


(校正1回目済み)

 

コメント
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