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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

久々に劇団四季のストレートプレイ「エクウス」

2016-07-11 12:22:59 | 日記
昨日は、選挙に行ってから、浜松町の「劇団四季 自由劇場」で「エクウス」観てきました。何年ぶりでしょう。前回観たのは、市村正親アラン 日下武史ダイサート もはや伝説ですよね。大体、私、最近「劇団四季」の公演は、ミュージカルばかり観ていて、ストレートプレイ観ること自体、久し振りです。
さて、今回の「エクウス」は、アラン横井漱 ダイサート味方隆司 横井という若い俳優さんは、よく知りません。味方は、まだ若手のころ、何度か観たことがあります。もう、ダイサートを演じる年齢になったんですね。
久々に観た「エクウス」「少年が、なぜ、6頭の馬の目をつぶしたのか?」という話なのは、もちろん知っていました。その謎を、精神科医のダイサートが、アランの心の奥底に迫り、解き明かしていく話ということも。さらに、その過程で、同じ厩舎で働く年上のジルという女性が、キーポイントになっていくことも覚えていました。
ただ、アランに鋭く迫るダイサートが、長年、妻との関係に悩み、ある意味、アランのとった奇怪な行動を認めている部分があるところは、まったく覚えていなかった。性の問題 他者からの疎外感 さらに、家族との関わり まさに現代社会が抱えている問題を、鋭く抉るP・シェーファーの筆はすごい。この作品 1973年に書かれたものとのこと。とても半世紀前の作品とは思えない現代性をもった戯曲でした。


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