めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

エコ&薬膳な鯖の生姜味噌煮

2019-11-28 | 薬膳&食療(その他)
仲良くしてもらっているご近所さんから生姜をいただきました。

彼女のお父様が家庭菜園で育てたとの事。他にもカブにニンジン、ピーマン等あって育てている種類の多さに驚きつつ喜んで受け取りました。

生姜はちょうど買ったところで冷凍庫にストックまであるし、苦い思い出があるし、、、でも貴重な生姜だから無駄にはしたくない!

というわけで半分は久しぶりの禁断の味噌漬け(←食べるのを止められないので危険)を作り、残り半分はおろしてみました。

スーパー等で売っている一袋分くらいかな?

おろし汁は手作りジンジャーエールを飲んでみたいと言っていた大黒柱さん用に少しだけジンジャーエールを作り、残りは冷凍。

そして搾りかすは…

大きな梅干し一つ分はあるので存在感大!

皮も剥いていないのでどうせならこのまま捨てるところゼロのエコクッキングを目指そうと思って捨てずに冷凍しておきました。

そして今日、鯖の味噌煮を作っている時にその存在を思い出しぜーんぶ入れてみました。

鯖一尾に生姜一袋分の搾りかすの割合です。

生姜の風味は強いけどピリピリ感は少なくていい感じに仕上がり大成功な感じ♪

見た目は大根おろし入りの味噌煮みたいです。



生姜は魚介類の毒に対する解毒作用があります。



鯖って毒があったっけ⁉︎

と思われました?

ここでいう毒は体に悪いものの事。食中りの原因になる様なものです。

食中りもその原因が本人の体の許容範囲を超えた場合に起こるのであって、症状が出ないからその毒が一切無いとは言えないのです。

体調が悪いと青魚で蕁麻疹等が出る人もいますね。

そんなわけで生姜は控えがちな我が家でも魚介類を調理するときは生姜を使うことが多くなります。特に青魚の時はお守りみたいな感じで使っています。味や風味も良くなりますしね。

「生姜でポカポカ!」

と何にでも生姜を使うブームには賛成できない私ですが、適材適所な使い方で生姜を上手く使っていきたいと思っています。

今日は実験隊か?エコか?とカテゴリー分けに悩んだのですが、バランスを大事にして欲しいなという気持ちが強かったので薬膳にしました。

冷えの原因は様々です。生姜でその場しのぎの冷え対策を続けると、体のバランスが崩れて新たな不調を招く事になりかねないので注意しましょう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする