さぁて、手作りお歳暮セット2番目の品は、みそ餅ぃぃぃぃ!
ここ置賜の名物だったんだってねぇ、知らなかったぜ。ずいぶん以前にも、てことは、ここに越して来る前にも、食べたことある気してんだで。ネットで見ると、確かに、レシピページ少ないわぁ。直販のお店案内はそこそこあるけどな。
これ、好きでさぁ、いつか自分で作りたいって思って、数年前にも挑戦したことあったのさ。ところが、これがモノの見事に失敗。何か悪かったのか知らんけど、やたら柔らかで、つき終わった後もいつまで置いても固まらない、とろとろ、べたべたのまんま!なんだよ、レシピ通りやったのにぃぃぃ。ちぇっ、もう作るもんかい、食うもんかい!ってそっぽ向いてたんだが、冬、正月になりゃ、焼いた時の香ばしい匂いは漂ってくる、甘しょっぱい味も舌の上に蘇ってくる。こりゃ、やっぱ、再挑戦だな。
前回の失敗、やたら砂糖が多い気したんだよ、こんな入るんか?ってくらいだったもの。ひと様のレシピもあまりあてにゃできん場合もある、が、やっぱり先人の苦闘の足跡は大切にせにゃ、ってことで、いくつかネットレシピを見比べつつ、ったって、もともと少ないんだが、これぞと閃いたものを採用。モチ米の量、事前の水浸、炊く時の水の量、ミソ、砂糖、くるみ、青ばた豆、おっとぉ、青豆、まだ脱穀せずに小屋で眠ってるぞ、って、ことで、寒い小屋の中で数株、手で殻を剥いて必要量を準備、二日かけて、慎重につきあげた。
混ざるまでに白モチの倍以上の時間がかかってやきもきしたり、クルミの投入時期が早過ぎてつぶれて見あたらなくなったりはしたものの、それから2日後、無事、切りもち、らしきものはできた。
慎重に切り分けて、袋詰め。
すでに白モチは作ってあるので、シュトーレンとともに、3品目、あとは、黒米入り赤モチとご飯パン、お歳暮セット完成も、もう一息だぜ。