田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【ほぼ週刊映画コラム】『ライオン 25年目のただいま』

2017-04-17 15:26:34 | ほぼ週刊映画コラム
エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は

“いい話”も工夫がなければ“いい映画”にはならない
『ライオン 25年目のただいま』



詳細はこちら↓

https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1103633
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『グレート・ウォール』

2017-04-17 08:40:00 | 新作映画を見てみた

カルト映画の匂いがぷんぷんする伝奇ロマン



 黒色火薬を手に入れるため、万里の長城にたどり着いたウィリアム(マット・デイモン)とペロ(ペドロ・パスカル)。だが、長城では60年に一度現れる敵を迎え撃つ準備が進められていた。実は、万里の長城は饕餮(とうてつ)と呼ばれる怪物の襲来を防ぐために築かれたものだったのだ。

 チャン・イーモウがSFXを駆使して描く伝奇ロマン。カルト映画の匂いがぷんぷんするが、ここまでやればもはやなんでもありの感もある。オープニングの馬上アクションや饕餮との闘いにおける隊列の組み方などに、西部劇や黒澤明タッチが見られるところが面白い。

 『キングコング 髑髏島の巨神』ではあまり目立たなかったジン・ティエンリンが、ここでは美貌の女性司令官を熱演。うさんくさい軍師役のアンディ・ラウもなかなかいい。

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