山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

北遠の隠れ里「百古里」を歩く

2017-03-25 17:44:51 | 市民活動・まち育て
 3回目を迎える天竜の「百古里(スガリ)めぐり」にぶらりと参加する。
 杉木立の暗いンネルを越えるとそこに山に囲まれた明るい「百古里」集落がつつましく肩寄せ合っている。
 立派な幟も作って主催者の並々ならぬ心意気が感じられる。

                                
 
 無農薬・不耕起栽培を貫いている池谷さんの田んぼを見に行く。
 自宅の隣には陶磁器を焼く立派な窯が二つもあった。
 また、ピザ窯で焼き芋を焼いていたのでさっそくねっとりした焼き芋を食べる。

                                 
 田んぼには水が張られていた。
 不耕起栽培では水を張ることで害虫を駆除する効果があるという。
 それによって農薬を使う必要もない。
 環境に優しい農業と陶器づくりもする池谷さんの生きかたからさわやかさな風が伝わってくる。

    
 濡れ縁でこけ玉や小盆栽が並ぶ。
 見事な造形にいつも人が立ち止まる。
 昼近くに薬膳カレーを食べる。
 スパイスは漢方薬の素材が使われているがおいしい。

 慎ましい山里の暮しに活気と希望がみなぎる。


 
コメント
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