敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

殿中瓦版したまち綴~時之変遷

2018年01月17日 | 制作公演関連


遊戯空間『仮名手本忠臣蔵』は
昨日、浅草・木馬亭に小屋入り。



仕込からの場当たり、上々。
また二十日(土)は完売となり、
他日も昼の回は皆残席僅かに。
おすすめは明日初日と(金)夜。

さて。
昨年は初めて隅田川を渡り、
両国での上演につき二年ぶりの
木馬亭となったのだが、
隣の風情ある食堂兼土産店が
セブンイレブンにかわっていた。



昨年八月に開店とのこと。
時の遷り変わりを痛感します。

小屋は「奥山おまいりまち」という
短い筋道にあるのだけれど、
おでん屋、服屋に靴屋など
老舗の並ぶ昔ながらの路地ながら、
参道入口にホテルがふたつ建ち、
あとから出来た西洋宿坊一階には
「まるごとにっぽん」なる、
国中の名物を集めたテナントが……。

そして浅草寺の奥山門の手前、
つまり通りの一番奥にこのたび
コンビニが参上奉りました。

前から後ろから迫る「今」。
とはいえ、その「古株」とて昔は
新参として参道に風を吹かせた時が
きっとあったのでしょうから、
巡りめぐりてのことなれど……。

「時代」に思いを馳せざるを得ぬ
演目だけに、つい本題を離れた。


下は楽屋。そんな外の変遷とは
一線を画した、一瞬のまどろみ。



本日は、天と河の両組のゲネ。
初日から千秋楽までの全回、
楽しんでいただくべく、
朝から晩、長丁場を集中しての
最終調整・・・ただ整えるだけでなく、
発見には積極的に。


コメント
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