麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

幻想と現実、そして三鷹

2017年08月08日 | 制作公演関連
太宰治といえば津軽。
今は合併でなくなった金木町出身の
「暗い」が代名詞の小説家だ。

さて仙台の七夕、徳島の阿波おどり。
ともに有名だが、阿佐ヶ谷の七夕、
高円寺の阿波おどりも東京のメッカ。
そして三鷹は、東京における太宰の街。



J-Theater公演『太宰治の世界vol.2
~幻想と現実、そして思い出』。
そんなわけで稽古を三鷹某所で。



何もないときは小休憩の場に。
また、三鷹にゆかりの作家をはじめ、
恐らく市民から寄贈されただろう本が
借りられたりするスペースは、
様々な講座、会議なども可能。



ベビーカーの赤ちゃんを預かる
なんてことまでしてくれるようだ。
す、すごい。
ビルの、商業エリアの空テナント、
その有効活用なのもグッド。



そんな場所で、去る土日に集結。
まだ、たったの二回の稽古ながら、
早くも5日の最後に荒く通した。
「語り芝居」というスタイル
だからこそ成せるのだが……。
そして、そのあと懇親会へ。

vol.1に続いての出演者が数人。
あとは初顔が多く、太宰というより
J-Theater初参加が大半を占める。
また、ベテラン、中堅、若手と
世代も幅広い中で、距離感を詰める
良い飲み会だった。総勢18人。
稽古は2人NGだったけれど、
1人は懇親会から参加して、
来月4日から6日に向けて団結。

ちなみに『女生徒』、『津軽』、
『逆行』より「蝶蝶」と、
『陰火』より「尼」以上四篇を
原きよが構成し戯曲化。
小林拓生の演出で小劇場楽園にて。
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