麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ユキガフッタノニ

2008年02月04日 | 東演
 2月3日は雪になった
 それもかなりモーレツな
 『非常怪談』の千秋楽(2ステージだが…)に、よりによって。

 無料というアドバンテージもあるが毎年多くの方にご覧いただいている区民上演グループの、だけれど初日(2/2の19:00開演)は、珍しくフタケタの動員で「今年のメンバーはちゃんと案内をしてるのか?」と不安になっていた、そこにもってきての雪である
ところが。
 開場前から震えながらタウンホールの階段を上る人は絶え間なく続いて・・・気が付けば前日より多いお客様で、悪天候ながら客席は8割以上埋まりました。

 近くから、遠くから、来て頂くこと自体感謝ですが、昨日のような天気でのご来場は、本当にありがたいことです。

 前世紀の1999年2月、第9回下北沢演劇祭の『うしろ姿のしぐれてゆくか』(作/宮本研、演出/鷲田照幸)は、上演中に雪が降った。
 ラストシーンに“雪”が降るのだが、舞台で雪をみたお客様が劇場の外に出て、今度は一面の雪化粧に遭遇するという“粋な演出”だった。

 実は今回も劇中、登場人物の一人が雪の峠道を深緑のBMWを走らせるくだりがあり、それは舞台の中で重要な鍵を握るひとつになるのだが・・・つまりは“雪”にまつわる芝居の時、「お芝居の神様」がいたずらするのである。
 いや、ご褒美だろうか?

 そんなこんなで今年の演劇祭の、区民上演グループAの公演は無事終了。
 キャストの皆様、本当にお疲れさまでした。
 スタッフの皆様、今回もご苦労おかけしました。

 そして、キャストを支えていただいたご家族ご友人、職場の方々等にも心から感謝。

 
コメント
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