慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「パク・ヨンミ」「クリスタキス夫妻」「スノーフレイク世代」

2024年03月13日 | 社会
 🌸社会正義の奇妙な理論1

 ☆北朝鮮北部の街・恵山に生まれたパク・ヨンミ
 *闇商売を行なっていた父が密売の罪で逮捕され刑務所に送られた
 *ヨンミが13歳のときに母とともに近所の女の手引きで中国に逃れた
 ☆費用も払わずに国境を越えられるウマい話があるわけはなく
 *母は約1万円、ヨンミは約3万円で人身売買業者に売られた

⛳ギャングに売られた北朝鮮の少女(ヨンミ)
 ☆ヨンミの人生はまさに「事実は小説より奇なり」
 *ギャングのボスに見初められて情婦となる
 *人身売買ビジネスを手伝いながら
 *農村花嫁として売られた母を買い戻す
 *北朝鮮に残した父を中国に呼び寄せた
 *北京オリンピック開催で人身売買への国際的な批判が高まる
 *ビジネスに行き詰ったギャングのボスはヨンミと母を解放した
 * 2人は韓国に亡命しようとする.
 ☆身分証のない脱北者、中韓の国境を越えることがでない
 *ヨンミは凍死する寸前にモンゴルの国境警備兵に発見された
 *結果、ヨンミは韓国での定住が認められた
 *ヨンミは小学生レベルから懸命に勉強しアメリカに留学した
 ☆ヨンミはダブリンで開かれた国際会議
 *「ワン・ヤング・ワールド・サミット」で
 *ギャングとの性交渉を含む自らの過酷な体験を語る
 *BBCなど多くの国際メディアからの取材を受けた
 ☆北朝鮮の圧政や中国で行なわれている人身売買
 *国際社会の圧力にさらすためには
 *体験者である自分が声をあげなければならないと決意したヨンミ
 *回顧録『生きるための選択』に書かれている
 ☆ヨンミは、現在も脱北者を支援する活動を続けている

北朝鮮は本当に狂っていたが、アメリカも同様だとヨンミ語る
 ☆コロンビアに入学してこれは狂気の沙汰だと感じた
 ☆コロンビア大学ではセックスにかかわらず
 *″多く”を三人称単数形として使うよう指導された
 ☆冷戦終焉でソ連や中国からの援助が途絶えた北朝鮮
 *深刻な食糧難に陥り、親は育てられない子どもを捨て
 *餓死したひとびとが路上に放置された
 *家畜が人間の生命よりも大切とされる
 ☆残酷な事情の北朝鮮で生まれ育ったヨンミ
 *「動物の権利」を大真面目に唱えるひとが理解できなかった
 ☆脱北後、中国でヨンミと母はわずかな金額で性奴隷として売られた
 ☆アメリカでは何不自由なく暮らしているように見える黒人
 *「奴隷扱い」されているのだといわれて混乱した
 ☆北朝鮮には人民班という隣組のような制度がある
 *政治的な発言をするたびにキャンセルされるのではないかと脅える
 ☆言論の自由を放棄したかのようななアメリカの雰囲気
 *そんな北朝鮮にアメリカは、似ているとも語っている

アメリカでは、ヨンミは″保守派の籠児″″リベラルの敵″と扱われている
 ☆ヨンミはシカゴで赤ん坊を連れてベビーシッターと外出中に
 *黒人に囲まれて財布をすられた
 *ヨンミはこのとき、そのうちの1人を取り押さえた
 *黒人女性は、黒い肌の私が泥棒であるわけはないと叫んで
 *ヨンミの胸を殴ったてこの騒ぎで集まった白人たち
 *黒人女性の側につき、ヨンミが警察に電話するのを妨害した
 *この女性を解放するしかなかった
 ☆ヨンミは、この出来事が、声をあげるきっかけになったと述べている
 *「(社会正義を振りかざす)クウォーク=目覚めた者″の敵」として

リベラルな知識人がキャンセルされた
 ☆北朝鮮の圧政から命からがら逃れてきた女性が
 *「白人の国」アメリカの一流大学で北朝鮮と同じような
 *左派の圧制を体験する話が多い
 ☆アメリカの大学で「異常」な出来事が多発している
 ☆イェール大学で起きたニコラスとエリカ夫妻へのキャンセル騒動
 *ギリシア系アメリカ人のニコラス・クリスタキス
 *アメリカを代表するリベラルな知識人の一人になった
 *妻のエリカも公衆衛生と幼児教育の専門家になった
 ☆アメリカでは学生がハロウィンに思い思いの仮装をする
 *イェール大学ではそれがときに「文化の盗用」の論争を招いた
 ☆大学側は、(白人学生がアメリカン・インディアンに扮するなど)
 *不快な要素を含む可能性のある衣装を避けるよう
 *「おすすめ」と「非おすすめ」の衣装を示すメールを学生に送った
 ☆教育を専門とするエリカはこれに対して
 *「大学がハロインの衣装まで学生に指導する必要がない」と
 *学生を大人として扱うべきとの返信メールを書いた
 ☆ これが「人種差別仮装を容認している」と見なされた
 *クリスタキス夫妻が住むシリマン・カレッジに押しかけ
 *メールの撤回と謝罪を要求した
 ☆言論・表現の自由に耐える能力は開かれた社会の基盤だとして
 *妻のメールを撤回することを拒んだ
 *結果、学生たちから罵詈雑言を浴びる
 ☆ある黒人の女子学生は
 *「私にとってここ(イエール)は、安全な場所ではない」
 *ニコラスの言葉やエリカのメールは「暴力行為」だと訴えた
 ☆この騒動のあと、 ニコラスは寮長を辞め
 *エリカはイエールを離れることになった
 ☆「左派(レフト)がリベラルをキャンセルする」この出来事
 *アメリカの知識人たちに大きな衝撃を与えた
 ☆「心理的な安全」ばかりを要求する学生たちに対して
 *雪のように傷つきやすい「スノーフレイク世代」の言葉が生まれた
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界はなぜ地獄になるのか』






「パク・ヨンミ」「クリスタキス夫妻」「スノーフレイク世代」
(ネットより画像引用)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「家族類型とイデオロギー」「家族類型と集団」

2024年03月13日 | 社会
🌸国家の行く末を決める「識字率」3

 ☆人の運命はあらかじめ決められている
 *私たちは、ある種の「中間団体」というものに所属してしている
 ☆結果として、家族類型とイデオロギーが、機械的に結びつく

批判の対象になるトッド
 ☆トッドがしばしば批判の対象になる事項
 *家族類型とイデオロギーが、機械的に結びつくようにみえること
 ☆例、直系家族の誕生
 *山がちの土地で耕作地が限界に達する
 *農地の相続は子ども1人にせざるをえない
 *そうした理由で直系家族は誕生した
 ☆例、直系家族の性質
 *自分たちが所有する土地、家を守るため利己的になりがち
 *この考え方が集団や国家に投影されると
 *他の集団よりもまず自らの集団が大事
 *自分たちの国の利益を第一に、という考え方に変容し
 *自民族中心主義のようなイデオロギーを生み出す

⛳地形や気候という偶然の環境的要因
 ☆定住した人間に、特徴的な家族形態を発明させる
 *家族形態で培われた価値観が特定のイデオロギーに結びつく
 *トツド理論は、それをクールに指し示すもの
 ☆土地というものに強く縛られていた農業社会の話
 *都市化と核家族化が進行し
 *人々の移動が激しくなった現代では
 *通用しないだろうと思われるかもしれませんが有りまっす
 ☆東京のある核家族の子どもに
 *日本古来の直系家族原理の影響は依然としてある
 *私たちが否応なく「中間団体」というものに所属してしている
 *中間団体とは、国家と個人の間に位置する
 (政府、政党、軍隊、会社、学校、宗教団体、町内会等の集団)
 ☆中間団体には、ある社会・地域の古くからの価値観、思考様式
 *なんらかの形で保存されている

日本人は、集団をつくると直系家族的組織になる
 ☆日本人は、集団をつくると必ず直系家族的な構造にする
 *後からそうした集団に入る人間は
 *すでに構造ができあがっていますから合わせる
 ☆「後から入った」という感じ方と言うのが
 *直系家族原理に無意識にとらわれている証拠
 ☆会社では「きみ、何年入社?」「ぼくと同期?」のような会話
 *しばしばなされます
 *返答によって、そのあとの口調が変わる
 ☆家に帰れば核家族だとしても
 *その核家族のメンバーは、外に出れば、中間団体の影響
 *直系家族の原理に縛られる
 ☆「人間の運命はあらかじめ決められている」
 *無意識下の家族原理に支配されて人間は身動きできない
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『読み解く世界史の深層』




「家族類型とイデオロギー」「家族類型と集団」
(ネットより画像引用)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東條英機」「東條の性格」「日本国敗戦」

2024年03月13日 | 歴史
🌸太平洋戦争を始めた東條英機

東條英機開戦時の首相として罪を問われる
 ☆極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判が行われた
 *「A級戦犯」として逮捕された28人
 *世界11力国の代表によって罪を裁かれた
 *裁判の結果、7人に絞首刑
 *残りの者には、終身刑や有期刑が言い渡された
 ☆極刑に処せられた東條英機
 *彼の独断で開戦が決められたわけではない
 *誰が首相でも同じ決断を下したともいわれている
 ☆彼だけに戦争責任を押しつけることはできない
 *対米英開戦での最高責任者の座にあったことは事実だ

ギリギリの交渉の末の開戦
 ☆東條は、メモ魔といわれるほど凡帳面な性格
 *些細なことでもメモをとらなければ気が済まない
 *キレ者で「カミソリ東條」と呼ばれて恐れられていた
 ☆東條がが首相になったのは、アメリカとの外交交渉を続けるか
 *開戦に踏み切るかというギリギリの決断を迫られる時期だった
 ☆この時期に東條英機が首相に選ばれた理由
 *軍部を自重させるには
 *軍人出身の彼こそがふさわしいのではと、期待されたから
 ☆一度狂い出した時代の歯車は誰にも止められなかった
 *アメリカとの交渉を続けながら平行して開戦準備も行い
 ☆交渉決裂したらすぐに開戦するという方針が決められた
 *日米間の交渉は両者一歩も譲らないまま決裂
 *東條は開戦にふみきった

東條英機の生真面目さがあだになる
 ☆日本が勝利を続けた開戦当初
 *東條は欧米列強からアジア諸国が独立することを奨励
 *大東亜共栄圏の構想を掲げた.
 ☆″アジアの共存共栄″とは名ばかり
 *実質上は資源の確保をしたい日本の占領続治だった

 ☆ミッドウェー海戦の敗北から、日本の戦況は悪くなる
 *東條への批判も高まり、東條内閣は崩壊した
 ☆戦中、アメリカと和平交渉に入る機会は何度もあった
 *勝利を収めている段階で交渉に臨むこともできた
 ☆「戦うからには勝たなければならない」を信条とした東條
 *あくまで戦いを続行した
 *彼の厳格な性格が時流に災いした結果
 *大平洋戦争という悲劇は起こってしまった
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本史の黒幕』



「東條英機」「東條の性格」「日本国敗戦」
(『日本史の黒幕』記事より画像引用)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする