慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「人類の進化」「サクラマス」「ハサミムシ」

2024年03月21日 | 生命科学
🌸人は、なぜ生きているのか1

私たちは何のために生きているのか
 ☆誰もが一度は「なんで生きている」と思ったことがあるでしょう
 *筆者も、学生のころはいつもそんなことを考えていました
 *年齢を重ね、仕事をしたり、家庭を持ったりすると
 *次第にそんなことを考えることはなくなってきた
 *そんな事考えるの、後回しにされてしまいます
 ☆少なくとも今死んでしまいたいわけではないし
 *生きていたほうがときどき楽しいこともあるので
 *とりあえず明日も今日と同じように生きていこうと思ってしまう
 ☆何十年も生きていると
 *なぜ生きているのかはよくわからないけれど
 *今までとりあえず生きていて問題がなかったので
 *今まで通り生きていればよいだろうと思ってしまう
 ☆仕事が空いてやることがなくなったときには
 *「あれ、なんで生きているんだっけ?」と思い出すことがあっても
 *自分の中にはっきりした答えがないことに気が付いて
 *生きていてもいいものかと不安になったりもする

「なぜ生きるのか?」といった疑問
 ☆人間が知能を持って以来、繰り返し問われてきた問題
 ☆宗教が答えを与えてくれたのかもしれません
 *私たち人間が生きているのは
 *「神の思し召し」「幸せになるため」とか思う人もいるでしょう
 ☆熱心な信者でもない筆者やたぶんほとんどの人
 *そのまま信じるのはなかなか難しいものがある
 *その理論、根拠少なく、過去の偉い人がそう言っていたからで
 *信じることは筆者には難しく思えます
 *また現代の科学的な知識との整合性もとれていない
 ☆脳で幸せを感じるしくみは
 *幸福感をつかさどるニューロンに信号が伝わるから
 *ニューロンは、頻繁に信号が送られると
 *どんどん鈍感になる性質がある
 *最初は幸せであってもすぐに慣れてしまって
 *幸せを感じるのは、次はもっと強い刺激が必要になってくる
 *人間は持続的に幸せになれないような設計になっている
 ☆こんな設計の人間の生きる目的
 *「幸せになるため」というのはなかなか酷なことのように思える
 ☆筆者は、「なぜ生きるのか?」という疑問
 *科学的な答えを見つけることができるように思う
 *本書ではそれを目指してみたいと思います

⛳祖先へさかのぼる「望み」の連鎖
 ☆「なぜ生きているのか?」という疑問は抽象的過ぎて
 *すぐに答えを出すことは難しいのです
 ☆生きている直接の理由は何でしょうか?答えは単純
 *「私たちの親が子を残すことを望んだから」
 *その親が生まれて子をつくるまでになれたのは
 *さらにその親が望んだからにほかなりません
 *私たちが生まれた理由はどんどん過去へとさかのぼっていきます
 ☆私たち人類の祖先はアフリカに住んでいた
 *その時代の人類も子を残したいと思い、それに成功した
 ☆人類の祖先はネズミのような小型のほ乳類でした
 *ほ乳類も子を残そうとして、それに成功したから、私たちが存在する
 ☆さかのぼると、38億年前の最初の生命誕生までつながる
 *私たちの祖先となる生物のすべてが
 *子を残そうとしてそれに成功したことです
 ☆すべての生物が子孫を残すことに最大限の努力をしてきた

子どもを残すのに文字通り命をかける生物もいる
 ☆サクラマスの卵の誕生も命をかけている
 ☆ハサミムシは、サクラマス以上にもっと壮絶
 *冬から春にかけて石の下で卵を産む
 *卵が孵化するまで卵のそばにいて、カビが生えないように世話をする
 *春に卵が孵って幼虫が生まれると、自分の体を幼虫に食べさせる
 *母親はじっと子どもに食べられるがままで、そのうち死んでしまう
 ☆生物の振る舞いを見ていると、何としても
 *子孫を残してやろうとする恐ろしいほどの強い意志を感じる
 ☆多くの生物には人間のような脳はなく人間の意思とは違う
 *「本能」と呼んだ方が良いかもしれません
 ☆ほとんどすべての生物はこの本能に忠実
 *子を残す欲求には自制が効かない
 *多くの生物は増殖する環境が整えば限界まで増える
 *餌が足りなくなったり、ウイルスにやられたりして再び減少する
 ☆人間も例外ではありません
 *過去100年間で地球上の人間の数、約16億人ほどから
 *約80億人へと約5倍に増えている
 *化学肥料が開発されて食料生産量が上昇したから
 *そして今や人口が増加しすぎて食料不足が危惧されている
 ☆知能が高いとされる人間であっても生殖に自制が働かず
 *食料が許す限界まで増えてしまう
 ☆私たち生物は、生き残り、繁殖することに必死です
 *手段も選ばず、大きな問題を引き起こすこともいとわない
 *私たちの祖先となる最初の生命が
 *増える能力を持ったことへの、必然的な結果です
 *増えるという能力は、生物にとっては当たり前の能力です
 *生物以外ではちょっと他に例がないくらい珍しく、恐ろしい能力です
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『増えるものたちの進化生物』




「人類の進化」「サクラマス」「ハサミムシ」
(ネットより画像引用)

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2 コメント

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Unknown (osa-michi2016)
2024-03-21 08:22:56
大きなテーマですね。
答えは出ません。
言えることは今70歳、次の75歳迄を目標にしようと思っています。これからは5歳刻みで生きていこうと思っています。
御礼 (慶喜)
2024-03-21 12:33:37
コメントありがとうございます。
「次の75歳迄を目標にしようと思っています」
私はその年過ぎても、答えは出ていません。

ただ言える事は、「生きる事」方法、不確かでも
知っていると何かの時に、その考えに無理やり押し
込んで、安心する事があります
答えが分かった時は、人生を達観した最後かも
知れないんかなとも思ったりしています

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