慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「四肢切断」「偽造署名」「多様な正義」

2024年03月07日 | 社会
🌸会田誠キャンセル騒動3
 

会田はなぜ少女の四肢を切断したのか
 ☆四肢切断と芸術の関係で会田の説明

 *会田が『性と芸術』で説明できているようには思えない

 *「犬」への批判の大半は四肢切断に向けられている

 *「日本画解体・日本画維新」という狼煙で説明しているが

 *最も大切なことは「目立つこと」である

 *最も避けるべきは「曖味さ」である

 *美少女もSMも四肢切断も、計算して選ばれたモチーフに過ぎない

 ☆猟奇的な都市伝説や、古い中国の史実に見られる″手足切断”という

 *ヒューマニズムの対極に位置するモチーフをあえて選びました等

 *書かれているだけだ
 *四肢切断については、多くのひとを納得させるのは難しい
 ☆会田誠の作品、日本(「オタク」層)で高く評価されている

 *田舎者のオタク(変態)を自認する会田

 *コンプレックスを作品を通して率直に表現しているからだ
 ☆会田には(女性を含む)知識層にもファンが多い

 *しかし、芸術論で「四肢切断」を擁護することには躊躇するのでは
 ☆アフリカ・シエランオネで、反政府軍が住民の手足を切断し

 *欧米のジャーナリストに撮影させるグロテスクな慣行が広まった

 *カット・ハンド・ギャングズ(両手切り落とし団)と呼ばれた

 ☆目的は、「悲惨さ」をメディアを通じて

 *国際社会に見せつけ、援助団体から資金を集めること
 ☆作品を取り巻く「文脈」は、時代とともに変わっていくが

 *すくなくとも現代のポリコレのコードでは

 *美少女の「四肢切断」をエロティンズムとして提示し

 *美術館に展示することは受け入れられないだろう
 ☆「許される芸術」と「許されない芸術」は

 *どこで線引きするのか、という問題が浮上する

 

天皇の写真を燃やす表現の自由はあるのか

 ☆愛知県が主催する国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の

 *「表現の不自由展・その後」に対し

 *従軍慰安婦の少女をモチーフとした「慰安婦像」
 *昭和天皇を冒漬する作品が展示されているとして

 *右派・保守派による大規模なキャンセル運動が発生した
 *展示への抗議は過激化し、会場への放火を予告するものもあった

 ☆芸術祭の実行委員長愛知県知事は2日で展示中止を決定した

 *決定には国内・海外から多くの批判が寄せられた

 ☆現実には、犯罪予告に対応する警備スタッフの疲弊を考慮すれば

 *展示中止以外の選択肢はなかった
 ☆リベラルが展示中止に責任があるとして批判したのも

 *右派・保守派と同じく大村知事だった

 ☆問題を難しくしたのは、慰安婦像とともに

 *美術家・大浦信行の昭和天皇をモチーフにした作品が展示だ

 *右派・保守派は当初、慰安婦像が「反日」だとして撤去を求めた

 *リベラル側も「歴史修正主義」等の反論ができる
 ☆その後、保守メディアなどが

 *「昭和天皇の写真を燃やし、灰を足で踏みつける」映像

 *大きく取り上げるようになる
 ☆製作者大浦は、説明したもの、話題にならなかった

 *批判する側が(ほとんど)無名のアーティストを相手にするより

 *県知事を抗議の対象にした方が運動の効果が大きいと判断した

 ☆右派・保守派の抗議が「歴史問題」を迂同したことで

 *リベラルは対応に窮することになる

 ☆ネット上での抗議活動に力を得た一部の右派・保守派グループ

 *大村愛知県知事のキャンセル(リコール)に突き進んだ
 *署名がが思い通り集まらなかったため

 *アルバイトを雇って大量に署名を偽造するという

 *違法行為に手を染めるに至った
 ☆右派・保守派にとって手痛いスキャングルで

 *政治イデオロギーの対立は

 *ネット上では盛り上がっているように見えるが

 *「ふつうのひとたち」は関心をもたない事例だ

 

終わりのない応酬

 ☆言論・表現の自由の原理主義者は

 *会田誠の「犬」でも、慰安婦像や昭和天皇の写真を燃やすアートでも

 *見たい者だけが見に行くのだから

 *展示になんの問題もないという一貫した態度を取ることができる

 ☆こうしたリバタリアン(自由原理主義者)の主張に

 *同意しない者もたくさんいる
 ☆民主政(デモクラシー)は市民の間達な議論で支えられる

 *どのような政治的立場の主張も許されるべきだとされる

 *なにが正しいかは議論によって決着をつけるべきで、
 *リベラルであれ、右派・保守派であれ

 *自分たちの主張だけが正当で

 *相手の主張を不当だと抑圧することはできない
 ☆リベラリズムの原理からすれば、ある言論・表現に

 *「不愉快だ」とか「傷つけられた」と感じたからといって

 *書籍の回収・廃棄や展示の中止を求める「キャンセル運動」

 *正当化することはできない

 ☆誰かを不快にさせるときにこそ

 *言論・表現の自由は重要なのだ
 *その表現によって深く傷つけられた者がいるのだ

 ☆そんな悠長なことをいっていられない

 *四肢を切断された全裸の美少女の絵に傷つく者がいるのと同様に

 *敬愛する昭和天皇の写真が燃やされるのに傷つく保守主義者もいる

 *政治イデオロギーが異なる相手の

 *「キャンセルする権利」も全面的に容認するほかない

 *「自分だけが正しく、相手には抗議する権利がない」という

 *かなり差別的な立場を表明することになる

 ☆誹謗・中傷のような差別的な言動に対しては

 *ヘイトスピーチ解消法などで法的な規制が行なわれているが

 *すべての表現の適・不適を法律で規定することはできない

 ☆表現者のなかには「良識」を侵犯することが

 *「芸術」だと考える者もいるだろう
 *議論では問題は解決しないばかりか、
 *状況をますます泥沼化させるだけだ

 ☆なぜなら、イデオロギー対立では
 *相手を「論破」することにしか関心がない
 *さらに道徳的な議論には感情がからむことだ

 

⛳「キャンセルカルチャー」人間的な現象でもある

 ☆なにが正しくて、間違っているかの確固たる基準がない

 *双方がより過激に自説を主張するのだ
 ☆社会(共同体)が成り立つためには「良識」が必要だ

 *リベラルな社会では、利害の異なる個人や集団が

 *それぞれに自分たちの「良識」を主張することができる
 ☆彼ら/彼女たちの「多様な正義」

 *原理的に対等だと考えるほかない
 *終わりのない罵詈雑言の応酬が始まり

 *相手への憎悪だけがかきたてられていく

 ☆人間の本性に深く根差しているから、解決が難しい

                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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(ネットより画像引用)
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「絶対核家族」「ヒスパニック=平等主義核家族」「EU離脱」

2024年03月07日 | 社会

🌸絶対核家族「イングランド、アメリカ型」2

 

『リア王』『ハムレツト』は財産をめぐる相続劇
 ☆『リア王』は財産相続をめぐる親子の争い劇

 *親が二人の娘に対して遺産をオークションに掛ける

 *絶対核家族の相続を象徴している
 ☆『ハムレツト』は、デンマーク王子ハムレツトが

 *父を殺し母と王位を奪った叔父に復讐を果たす物語

 *財産をめぐる親族間の非情な争い

 ☆非直系的相続

 *デンマークもイングランドと同じ、絶対核家族国家

 ☆家族類型から導き出される

 *「自由」「競争」「差異主義」の原理
 *資本主義経済を下支えすることにつながる

 *儲けたお金を投資するのも自由という考え方は

 *株式会社というシステムを誕生させた

 ☆イギリスの産業革命やアメリカの発展を促したのも

 *「自由」と「競争」と「差別主義」の精神なのです

 ☆移民の国としてのアメリカと、イングランドの移民

 *移民の受け人れ国側の家族類型の絶対性という原則がある

 *移民の受け入れ国が絶対核家族であれば移民も絶対核家族

 ☆アメリカでは、移民を平等に受け入れるというのが国是だが

 *家族類型は絶対核家族

 *自由競争と差異主義を残し、サラダボウル型の同化になる

 

過剰なグローバリゼーション推進による疲弊
 ☆移民の過剰な増加(ヒスパニック系の移民の圧倒的な増加)

 *問題になってきた

 *以前の移民の同化とはかなり異なった要素が含まれています

 *受け入れ国の絶対性の原理により、二世代目にはに呑み込まれて

 *消えてしまう場合がほとんどだった

 ☆メキシコからのヒスパニック系移民はあまりに数が多いので

 *呑み込まれなくなっている
 ☆ヒスパニツクは、スペイン等の流れをくむ平等主義核家族

 *それにインデイオ系のアノミー家族が加わったもの

 *核家族という点では似ていても原理に平等主義である

 *差異主義の絶対核家族とは合わない

 *どちらも核家族原理ですから教育不熱心で、

 *低学歴、低収入となる傾向がある

 ☆労働の市場において正面衝突をする

 *ヒスパニック系労働者とアングロ・サクソン系のプア・ホワイト

 *正面衝突し、労働市場における対立の影響を与えている
 ☆アメリカの精神的な古層に根強く残っていた「絶対核家族」指向
 *トランプを大統領に選出した

⛳イギリスのEU離脱を促した隠された理由がある
 ☆アメリカと同じ「絶対核家族」の国であるイギリス
 *国民投票の結果にもとづいて、EUを離脱する

 *首都ロンドンのイングランドは、元祖「絶対核家族」地域

 ☆トツドは、EUという概念自体に懸念を表明していた
 *いつかイギリスはEUから去ると思いますか?という質問に

 *「もちろん―」と答えていた

 ☆イギリスは、EUへの加盟に積極的ではなかった

 *イギリスは長い間EU加盟条約を批准しませんでした

 ☆イギリスには、ポーランドからの移民が大勢入ってきた

 *もともとのイギリス人は雇用を奪われていく
 *イギリスは植民地帝国だった関係で、移民大国です

 ☆白人労働者階級のフラストレーシヨンがブレグジツトに

 *イエスの投票をさせた可能性はかなり高い

 *イギリスの白人労働者階級には例の教育不熱心という特性がある

 *労働市場で移民との競合の可能性も高い
 ☆サッチャー政権が押し進めた

 *新自由主義的な経済政策が国民を疲弊させて、
 *グローバリゼーション・フアテイーグの症状が出てきた
 *絶対核家族原理の自己免疫反応

 ☆「自由」と「競争」の原理が過剰に発動されて

 *自らを傷つけてしまったことへの反応です

 *緊急処方としてのEU離脱
 ☆EUは、経済面でも政治面でもドイツに実権を握られている

 *ドイツは直系家族で、EU議会の運営も直系家族的になる
 *絶対核家族のイギリスにとっては我慢がならない

 ☆イギリス国の議会を飛び越えて

 *EUが、実質的にはドイツの直系家族原理がなにもかも決める
 *イギリスの絶対核家族原理が、部屋を出た理由

                       (敬称略)
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「井上馨」「尾去沢銅山」「三井の番頭さん」

2024年03月07日 | 歴史

🌸汚職に手を染めた政治家井上馨

 

「汚職政治の権化」とまで言われた男

 ☆井上馨は長州藩の上士出身だが、身分の上下は拘らなかった
 *下士出身の伊藤博文と親友だった
 *青年時代に同志としてイギリス公使館を焼き打ちにしたり

 *密航留学をするうちに2人の間に友情が芽生えた
 ☆伊藤に比べると井上の評価は驚くほど低い

 *井上には、金にまつわるダーティなイメージが強烈だ
 ☆井上は「汚職政治の権化」「貪官汚史の代表」と表現された

 

井上馨は、有望な銅山を奪う

 ☆秋田県の尾去沢銅山は南部藩の所有だった

 *経営は藩の御用商人・村井茂兵衛に任されていた

 *南部藩は、銅山の経営費等を、村井から借りていた
 ☆廃藩置県が断行された

 *藩の負債は明治政府が肩代わりすることになった
 ☆村井は、「藩からの借金を返せ」と要求された
 *村井は真相を主張したものの聞き人れられず

 *「尾去沢銅山を返上するなら借金をチャラ」の

 *政府の申し出を受け入れざるを得なかった
 ☆強引な差し押さえを裏で操っていたのが井上だった

 *国有になった尾去沢銅山を

 *井上は懇意にしていた商人に無利息で払い下げた

 *銅山の入り口に「井上馨所有」の立て札まで立てた

 *井上は、最初から銅山を私物化することを企んでいた
 ☆司法は井上を裁こうとした

 *本来なら懲役刑に処せられるところを

 *30円の罰金を払うだけで済んでしまった

 

⛳井上薫は、あらゆる手を使って大もうけする

 ☆政府を離れた井上「先収会社」の商社を設立する
 *政治家時代の絆を最大限に活用し

 *陸軍の山県有朋から受注した軍事用品を扱った

 *これが大もうけにつながっていく
 ☆この会社は井上が政界に復帰する際、

 *三井が後ろ盾となった三井物産へと生まれ変わる
 *その後も井上はあからさまに三井を擁護した
 ☆西郷隆盛からは「右手で商売、左手で政治を行う」

 *「三井の番頭さん」などと蔑まれた
 *井上は政界・財界の両方と密接な関わりを持つ 

 ☆井上は、汚職政治家の先がけともいえる存在だった

                       (敬称略)
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⛳出典、『日本史の黒幕』
 
 

「井上馨」「尾去沢銅山」「三井の番頭さん」

(『日本史の黒幕』記事より画像引用)

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My English practical training7Mach

2024年03月07日 | 英語練習
🌸My English practical training

I would like to make an effort
and continue listening English this year.

⛳5分間英語:怪談(霊)
 
⛳今日のセンテン5
*I think I should exercise somotimes.
 It is good for me
*go with the flow(nagareninoru)
*nuance
*not quite(almost but not completely)
 
⛳Cram school (review)
*Nothing special
 
⛳Cram school(Diary+ home work)

I went to Malaysia last month.

Malaysia's land area is about the same size as Japan,

and its population is about 40% of Japan.

Half of Malaysia's population is Malay,

the rest Chinese and Indian.

It is said that they were brought to Malaysia by British

as laborers.

Malaysia is famous for tin(tu-n) and rubber production.

The climate in Malaysia was wonderful.

The guide was fluent in Japanese,

but he said that he would forget his Japanese.

Because due to the coronavirus.visitors from Japan not came

He said he was studying Japanese at japanise university.

I thought it was natural that my English wouldn't improve.

Malaysia is one of my favorite countries

I've ever traveled countrys.

★I am inspired by the Chinese.
★I will write a blog for my own study every day
 in English.
★There are many uncorrected sentences and mistakes.
 Please forgive me.
★I think there is an unknown point in description
 because I have no knowledge.
★If you wont to know details, please check
 the source of articles, programs and images.
★Source: 『中学生基礎英語2』他
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