ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

もの忘れ

2017-09-14 22:45:20 | 日常
今にも降り出しそうな朝。

朝起きて弁当のおかずを作った。
いつもある常備食材、ウインナーとキャベツとピーマンを焼いて油を数滴垂らし、塩昆布を投入して味付け、
鮭の麹漬けの切り身を焼く。
粗熱を冷まして弁当容器に入れ、おにぎりを作ろうとして冷凍庫を開けると小分け冷凍の飯が無かった。(笑
炊くのを忘れていた事に気づいた。
まあ、米飯が無いからと言って昼食が食べられない訳ではない。
昼は主食無しにすればよいのだ。
米飯を食わないからと言って死ぬ訳でもなし、そのまんまおかずだけ持参しようかと思ったが
中途半端に米が0.8号程度残っている。
出勤までまだ時間の余裕があるのでその中途半端な0.8号の米に麦を足して早炊きし100gずつ冷凍した。
すっかり忘れてたなー飯が無い事なんて。
今日は帰り道の散歩は無しだな。
米を買って来なければ。
2kg買えば年末くらいまで持つかな。

・・・・・

夕方一時雨が降った。
仕事を終えて職場を出る頃には止んでいたがまた降って来そうだ。
風も強い。

忘れず米は買った。
母宅に様子を見に行くと母は「未だかつて無い大失敗をした」と言ってへこんでいた。
完成した肉じゃがをくれたが、その肉じゃがに玉葱を入れるのを忘れたと言って落ち込んでいる。
「何十年も料理やって来てこんな失敗はした事なかった、もうダメだわ私は。」
で、味付けはどうなのか聞くと「味はうまく出来たけど」と言う。
完成した肉じゃががウマいならば別に問題ないではないか。
私なんか米を切らしている事すら気づいていなかったのだ。
しかし母にとっては大問題らしい。
スーパーのホタテ握り3カンパックと母の失敗作という肉じゃがで夕食にする。

肉じゃがウマいではないか。
電話でウマいと伝えたがいまいち納得出来ない様子だった。
物忘れと言っても、私が普段からあまり関心の無い米の補充を忘れていたのと
母がこの玉葱を使おうと意識していたのに調理の過程で忘れたのとでは深刻さの度合いが異なるのかも知れない。
誰でもそうやって老い衰えていくのだ。
肉じゃがの残りは明日の弁当のおかずにしよう。
ありがたや。