豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

断熱材ごとのメリット・デメリット…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内

2024-03-04 20:30:00 | Weblog
断熱材ごとのメリット・デメリット…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内
今朝気温-8度は、30㎝の深い雪を掻き分けて車が移動しておりました。
自分の車は、四輪が互いに電子制御で連携し合って駆動し、30㎝の雪でも構わず走ります。

函館空港は、降り続く雪に滑走路を何台もの除雪機が横に並んで除雪して定刻出発です。
1時間半の移動で東京に来ましたが、朝の気温+3度、現在は13度もあります。
それでも決して温かいとは感じないものですね。

寒冷地の家には、多くがグラスウール断熱材で、びっしりと充填されています。
グラスウールは、ふとんと同じ仕組みで熱を断ずる仕組みです。
そのふとんは、「ふわふわと乾燥した空気が入っている」だから断熱材なのです。

ふとんは、乾燥させるため天日にあてる、布団乾燥機のかけるなどの対策を行えます。
「床の中、壁の中のグラスウール断熱材を常に乾燥したままに保持出来るだろうか」
私達は、このような疑念を抱きつつ、家づくりの在り方を検証するようになりました。

「乾燥した空気を静止させる」それは、空気の乾燥度には湿気対策が不可欠なのです。
北海道のように空気が乾燥して地域なら通りますが、高温多湿の本州はどうでしょう。
実際にグラスウール断熱材で、幾つかのアクシデントが発生していました。

断熱材には、何を用いても良い面、良くない面があるものです。
グラスウール断熱材は、もっとも実績が多く歴史も長く使用されています。
私が開発したウレタンスプレー発泡は、可燃性の高い危険な断熱材と云う事になります。

そのリスクを何処まで抑え込めるか、メリットとデメリットを相互に思考しながら何十回も試験を行い、4年間の耐侯実験なども行いました。
高温多湿の本州、寒波と乾燥地域でも、住む人が省エネで快適な暮らしが出来るように。
今日は、温熱部会の今年初会合を写真の有楽町駅前で実施しました。

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