豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

全身全霊で事をなす…東京市内

2020-06-30 21:02:45 | ファース本部

 

先般はテレビで若い修行僧の訓練風景を見る機会がありました。

僧侶の厳しい修行は、死域に達するまで自分を追い込んでいるようです。

死域とは、生きているのか死んでいるのかの境目を云うのでしょう。

全身全霊で修業し、まさに三途の川を亘一歩手前のような事なのかも知れません。

 

「全身全霊」とはカラダ全身と全ての精神力のことをいうのです。

朝礼などで「全身全霊で頑張ってきます」などと軽々しく云える言葉などではありません。

人間が自らの鍛錬や敵の拷問などで「死域に達し」そこから現世に戻ることのようです。

 

死域を辿るとは、身命を持って難関に立ち向いつつ現世へ蘇る事が前提です。

人生は闘いだと言い切る人もおり、死域とはまさに命を賭けて闘う事なのでしょう。

「事」を完全に成し遂げるためには、死域に達するほどの気概で取り組めと云う事です。

 

私は今までに多くの試練に遭遇してきましたが、「死域に達した」と事などありません。

口だけ云う「全身全霊」と、「死域に達する」ことの奮闘などとは次元が異なります。

私は、誰もが「全身全霊」で事を起こせば、不可能を可能に出来ると確信しております。

 

創業経営者で成功を収めたひとの多くが、この死域を経験していると言います。

死域とは、困難の壁を取り払うのに無我夢中で闘い、生死の判断すら出来ないような修羅場のことをいうようです。多くの人々から畏敬の念を持たれ、無いものを生み出し、多大な社会貢献をするには、この死域に達するくらいの壮絶な闘いが必要なのでしょう。

 

死域に達すると言う事は、もう一度、人が生まれ変わるくらいの試練に遭遇してし、それを乗り越えた事なのでしょう。

今日、東京都内で頸椎治療を行い日本の医療の素晴らしさに感銘しましたが、自分自身が「全身全霊」で事をなす機会はありませんでした。

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人情がエネルギーの源泉に…北斗市~函館市~函館空港~羽田空港~東京都内

2020-06-29 21:15:29 | ファース本部

 

「蛍の光、窓の雪」とは、以前に卒業式などで謳われた別れの唄です。

私が函館港から青函連絡船(写真)に乗り、東京に向かう際に「蛍の光」が流れていました。青函連絡船が離岸する際には、この蛍の光のメロディーが流れ、色とりどりのテープを互いに握り合い、そのテープが切れるまで紙のテープを握り締めたものです。

 

蛍の光などは、光と云えない頼りない灯かりでしかありません。

その小さな灯かりに希望を繋いで生まれ故郷を後にしたのでした。

その希望を実現するため上京してからは「爪に火を灯す」ような、慎ましい生活をしながら現在の福地建装の礎を積み上げて来たのです。

 

人は誰もが楽をして、のんびりと優雅な暮らしをしたいと思うのでしょう。

戦後の日本は、焼け野原となった国家再建のため国民総意で勤勉実直に働きました。

私達の親の世代は、その黙々と生き方が国づくりに貢献したのでしょう。

 

このよう人々の尽力があり、戦後の貧困を脱し、経済大国へと成長させました。

21歳で上京してからは、軒並み鉄骨会社の建て込み工事の請負仕事を探し回りましたが、意外と早く元請けの会社が見つかりました。

 

仕事を終えてからその出来栄えで請負代金を支払って貰います。

元請け側には殆どリスクを与えないのですから、苦労する事もありません。

代金は、請け負った仕事を現場監督から工期内に完了検査の終了証の交付で頂きます。

 

北海道から一緒に行った5人の仲間達と4畳半アパート2間を借りての生活でした。

「生き馬の目を抜く」とも云われる東京でしたが、しっかりと仕事を行えば約束通りの代金を支払ってくれますし、北海道の仲間達はとても大切にして頂いたと感謝しています。

 

金銭的には貧しくとも、人情味に溢れた人々は北海道にも東京にも同等に存在します。

人情は仕事のエネルギーを生み出す源泉になったような気がします。

今日は函館市内でファースの地鎮祭を終え、夕方の飛行機で一気に東京入りしています。

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外断熱と内断熱のメリット・デメリットに…北斗市

2020-06-28 14:58:31 | ファース本部

 

外断熱は、構造躯体の外側に断熱材、おもに断熱パネルを貼り付けます。

構造躯体が断熱層の内側に入るので、蓄熱容量が増えるので室内温度が安定します。

内断熱は、内壁と外壁の間に断熱材を充填する一般的な断熱工法です。

 

外断熱は、冷房にしろ、暖房にしろ、設定室温にするまでには、構造部材が熱を溜めるために時間が掛りますが、内断熱は短時間で冷暖房が出来ます。

外断熱も内断熱も一長一短があると云う事です。

 

写真は、ファースボードと云われるファース工法専用の外断熱ボードです。

ファース工法は、スプレー発泡断熱を行うのですが、そのスプレー発泡断熱材を密着させるのがこのファースボードであり、内側に密着性、外側に遮熱性の機能を持たせました。

 

断熱ボード外断熱工法では、床と壁、壁と屋根や天井との合わせ目に隙間をつくらないような工夫が必要ですが、この「#ファース工法」の遣り方では一気に断熱気密性能を確保します。

この外内併用断熱工法に辿り付くまでには、多くの試行錯誤と実験の繰り返しを行ました。

 

さて、今日は日曜日で社内は静まり返っておりますが、一般ユーザー様から内断熱、外断熱工法に関する問い合わせがあり、回答のために出社しました。

幾つかのデータを示しましたが、決めるのはユーザー様ご自身です。

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地道な努力をコツコツと…北斗市

2020-06-27 15:04:51 | ファース本部

一獲千金を目論んで活動しているヒトも少なくありません。

自分が東京に出掛けて福地建装を創設した際は、一獲千金どころか明日の食い物の心配をしたものです。明日の飯を確保するためが第一歩でした。

 

現在は新型コロナウイルス禍でホテル経営者が大変な状況にあります。

その中で函館市内に本拠地のある「ホテルテトラ」の経営者、三浦孝司さんは様々な工夫をこらして、独自の経営保持を図っております。

北海道から九州までの全国各地にホテルテトラグループ25店舗を展開しております。

ピカピカの新型ホテルのハードではなく、おもてなしスタッフに付加価値をつけたのです。

 

社員教育も一朝一夕では出来上がる訳ではありません。

それこそ地道にコツコツと社員さんと一緒に「おもてなし」の在り方を学び続けています。

私達の「#ファース・グループ」は、「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の経営理念の賛同した工務店経営者さんが家づくりを行っております。

 

ホテルはリピート宿泊者が次回も利用して頂くには、「おもてなし」の在り方なのでしょう。

私達の家づくりは、住む人の幸せづくりに貢献しなければなりません。

いずれも地道にコツコツと努力を惜しむことなく尽力して行く事しかありません。

 

さて今日は、何十年ぶりかで大工の山田剛君(写真)と会う事ができました。

彼は私がPTA会長の時に上磯中学校の先生から預かって大工見習になりました。

山田剛君も中卒から地道に仕事を覚え、今は独立して自分が棟梁で仕事を請け負っております。

今日は、福地建装社屋の天井張り替えに大工仲間と一緒に助っ人で来てくれました。

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今日本来はファース全国大会in釧路開催中…北斗市

2020-06-26 17:21:35 | ファース本部

 

今日6月26日金曜日は、「21回ファース全国大会in釧路」の開催日でした。

3月上旬に皆様方には、新型コロナウイルス感染予防のために中止決定を通達しました。

ファース全国大会は、過去20回にわたり全国各地で開催してきました。

昨年は、第20回の節目に本州から沖縄大会を決行し、多くの方々にご参加頂きました。

 

住宅産業は日進月歩で進化しており、昨今は特にその変貌の大きさに驚きを隠せません。

毎年ファース工法も色々な工夫を施して進化させており、全国大会はその技術提供の大切な機会でもありました。決して飲み食いだけのお祭り騒ぎのだけの場ではありません。

 

過去20回を一回も欠かさずに参加して下さるファース加盟工務店様も多くおります。

全国大会への参加は強制ではありませんから都合のつく方々だけの参加で行います。

それでも毎回、加盟工務店様の半数以上は必ず参加されます。

 

全国大会は、初期のころにかなり中身の濃い研修会的な要素でした。

昨今は、難しい研修内容でなく、楽しみながら参加して頂くようなイベントにしています。

住宅業界はハウスメーカーも含め「生き馬の目を抜くような」競争業界でもあります。

 

ファース本部も常に新しい技術開発と研究を行っていますが、それよりも業界情報を見逃すことの方が工務店経営に致命的なダメージを与えます。

ファース本部からは、ファース・ニュースなどで随時情報を送っておりますが、全国の加盟工務店様が一同に介して行う情報交換にも大きな意義があります。

 

今年は残念ながら中止となりました。

私は、来年の全国大会についてテーマも場所も、白紙で企画を練り直すことが良いと思っております。コロナ禍以後の工務店経営の在り方を思考できる大会にすべきと思うのです。

写真は過去の「ファース全国大会」の様子です。

 

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6月のエアコンの効き目…北斗市

2020-06-25 16:23:44 | ファース本部

6月入り、地域によっては気温35度の真夏日となった場所もあります。

昔は6月で気温35度などになることなどは殆どありませんでした。

やはり地球温暖化が進んでいるのかも知れません。

 

この6月のエアコン稼働で、その効き目を出すのはとても難しいのです。

エアコンは高温多湿で機能を発揮し易くなります。

6月は気温が高くならないので稼働させると寒くなり、稼働しないと蒸し暑さを感じます。

 

エアコンによっては、ヒーターで温めてから冷やすような装置を付けた機種もあります。

そもそも冷房は、部屋の温度を下げることを目的とした機能です。

空気が冷やされる飽和した水蒸気が結露水となり、この結露水が室外へ排出されます。

したがってエアコン冷房は、除湿を兼ねていると云うことになります。

 

エアコン除湿は、温度を下げずに湿度を下げることを目的とした機能です。

そこで一旦空気を温めてから冷やす「再熱除湿」の機能を搭載した機種が増えました。

「再熱除湿」では、ヒーターを用いるためその分のエネルギーを消費します。

 

私達のファース工法は、床下に200リッターもの湿気を抱えているため、「再熱除湿」をしなくとも快適な湿度管理が出来るような仕組みを構築しております。

シリカゲルを専用処方したファースシリカは、エアコン省エネ稼働にも貢献しています。

 

写真は散布前のファースシリカですが、この袋入り約20袋を床下に敷設します。

さて、この時間の北斗市は土砂降りの雨、気温13度で寒いくらいです。

宮崎市の大塚工務店さんと電話で聴きましたが、曇りで気温33度もあるそうです。

大塚工務店さんは、自宅と会社が「#ファース工法」なので極めて快適だそうです。

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幸も不幸も自分自身しだい…北斗市

2020-06-24 17:28:14 | ファース本部

コンサルタント、評論家と言われる人々がマスコミに登場して多くを語っています。

その多くは、事象が起きてからの跡付けの理屈であるように思われます。

事態が起きてからの理屈は、いくらでもくっ付ける事は可能です。

最優良企業と言われた会社が、短期間のうちに破綻するケースは珍しくありません。
企業は、外部から常に繁盛しているように見せるのも経営者の腕だと言います。
破綻企業が健全に見られるようなバランスシート(貸借対照表)を出し続ける事になります。

 

バランスシートの粉飾は、一種の犯罪行為であり、罪に問われる時もあります。

企業も生き物であり、人の身体と同じように蝕まれながら劣化のですから、その過程は、確実に肌感触で感じる事が出来るはずです。

その企業も、人の身体も何の予兆も無く、いきなり寿命を絶ってしまう場合があるのです。
優良企業が、社員の不祥事で信頼を無くし、一気に業績不振になる場合もあるのです。
経営コンサルタントは、不渡り手形を掴まされるのも、社員不祥事を発生させるも、経営力不足であると断じますが、極めて当たり前のことだと思います。


しかし人の身体も事故で命を奪われ、脳梗塞などで再起不能になるケースもあります。

これも自己管理能力の不足が要因だと云うのでしょうか。

私達のような経営実践者と異なり、口で言うだけは何とでも言えるものです。

明日の会社や自分がどうなるか、自分にも他人にも、誰にも分からないのでしょう。

明日どころか、1時間後、1秒後も分らないのです。

だからこそ今、現在を悔いなく懸命に生きろと言う事なのでしょう。

 

自分自身が納得できる生き方が出来て、関わる人々に感謝しながらの日々を送るには、人任せでなく、自分自身が常に学び続ける必要がありそうです。「#空気サラサラ」・ファース工法も試行錯誤の結果です。

写真の子犬や子猫のように何の努力もせずに粛々と過ごせる環境は奇跡かも知れませんね。

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笑顔が幸せを招き寄せる…北斗市

2020-06-23 17:28:21 | ファース本部

「家族が一緒に笑顔で過ごせるような家づくりを行おう」

これはとても大切な家づくりの基本だと思われます。

仏頂面で過ごす家族に幸せなどはやってきません。

 

笑顔で住まいするには、その家族を笑顔にするハードが備わっていなければなりません。

笑顔に出来るハードとは、何と云っても住み心地良いと云う事なのでしょう。

それも極めて安価なランニングコストでなければなりません。

 

家に断熱や気密性能と、その家を何十年も快適なままで住ませる性能寿命が必要です。

暖房機や冷房機を各部屋に設置すると断熱気密がなくとも快適さは確保できるのでしょう。

しかし、月毎に掛かる光熱費用にストレスを感じると、幸福感など湧かないと思うのです。

 

私達は家全体をスッポリとシームレス状に包み込むようにした断熱気密層を構築しました。

これが「#ファース工法」の家づくりです。

玄関に入るとホール、居間、廊下、寝室、トイレ、家事室、脱衣室、浴室など全室の温度差は殆ど変わりません。

 

40坪ていどの家なら厳寒地の北海道から温暖地の沖縄まで日本列島総ての地域で、天井裏エアコン1台と居室サポートエアコン1台の計2台だけで、家中総てを暖房温度24度、冷房温度25度に確保する事ができます。

 

家中の環境が同じなので家族間での動きが活発になります。

湿度もある程度一定化にキープできるので、睡眠も熟睡できます。

何処まで関係するのか分かりませんが、7年間待ち望んだ子供がファースの家で暮らし始めた翌年に赤ちゃんが産まれました。

 

家の中の温熱状態が好環境になることで、家族の笑顔が多くなるのだと思われます。

現在、全国各地に約180社の「#ファース加盟工務店」が、幸せづくりに奮闘しています。

写真は兵庫県の春日工務店様のホームページ掲載されたものです。

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吹き抜けと上下温度差…北斗市

2020-06-22 17:33:54 | ファース本部

7mの高さのある吹き抜けをある部屋をつくると、普通の住宅工法なら上下温度差が多過ぎて足元が寒くなり、とても住まれる家にはなりません。

吹き抜けの高い大きな開口部を持つ家に住みたいと思う人はとても多いのです。

しかし、そんな大きな吹き抜けをつくり大失敗をした家づくりの現場を多く見て来ました。

 

写真はファース本部がつくった体験用ゲストハウス「げっかそう」の吹き抜けを撮りました。

この「げっかそう」は、吹き抜け天井高さを7mに拘りました。

高い家の天井高2.7mで、1階と2階のふところを0.6m、2階に2.7mで6mとなります。

意識して天井をこの「げっかそう」は、あえて1m高い7mにしました。

 

徹底した気密性能と吹き抜け面に配した窓ガラスは、その断熱性能を極力高めました。

この「げっかそう」は、築15年目になりますが、断熱気密性能に劣化事象はありません。

断熱材の特化した性能と、窓ガラスにLow E性能を特化させ、断熱性能を上げました。

この吹き抜け上部には大きな和室3部屋、洋室1室と家事室や洗面所などがあります。

 

1階の居室温度と2階の居室温度差は約1.5度、1階床面温度と2階天井面温度差を2度以内に抑え込めました。つまりこれだけの大きな吹き抜けを付けても家中何処へ行ってもほぼ同じ温度になるよう「#ファース工法」だから出来る仕組みになっております。

 

この住宅は「ゲストハウス」なので是非とも宿泊して体感して頂きたいのです。

この「げっかそう」には、天然かけ流し温泉がコンコンと湧き出ており、24時間いつでも天然温泉に浸ることが出来ます。白樺林の中に一流ホテル並みの設備を整えております。宿泊希望者は現在民泊登録をしておりますので「Airbnb」のサイトから予約して下さい。

 

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鉄骨トビ職のクリエイティブ…北斗市

2020-06-21 15:06:18 | ファース本部

 

現在、カラダに刺青を彫った人は、銭湯で入湯を断られてしまう場合があります。

温泉などでも『「刺青」のある方の入場はご遠慮ください』の文言を目にします。

私が弟子入りした鉄骨トビ職の親方は、昔の任侠の流れをくむ人でした。

 

肩口から上半身すべてに昇り龍下り竜が行違う見事な刺青を彫っていました。

口は荒く、怖い存在でしたが鳶職の腕前としては、高い評価がありました。

また荒くれモノを束ねる迫力は、裏返せば弟子たちへの愛情も肌で感じます。

 

弟子入りの頃は、頭や額から滴り落ちる汗を腰ベルトに挟んだ手ぬぐいで拭い、荷車に積んだ鉄骨材を、細い急な上り坂の林道の橋梁施工の工事現場に運ぶ作業をしたものです。

既に60歳を超えた先輩トビ職で、黒く日焼けし顔の肌には深い皺が幾本も刻まれています。

 

私は、中卒で学問も教養も品性も無い、自分自身の50年後を見たような気がしたものです。

鉄骨トビ職は、限られた用具を使って段取りを行い、魔法のように仕事を仕上げます。

刺青の師匠は、難なく遣ってのけるのです。

思案をして、実践し、試してみれば光明が見えてくるのは、鳶職の師匠から学んだ事です。

 

現在は、高名な大学の先生や、多くの学術者の方々と共同研究を行うようになりました。

学術的な視点でない発想し、それを実験や実践で裏付けしたデータでモノづくりを行っており、特許出願数は商標登録を入れると100件近くになりました。

 

私の唯一の師匠である鉄骨トビ職の親方が、カラダで教えてくれたクリエイティブの仕方が生かされているようです。若くして逝った師匠の面影を時々脳裏に浮かびます。

写真は東北の工務店さんが建築した鉄骨の「#ファース工法」施工現場です。

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家づくり地域密着工務店に拘る訳…北斗市

2020-06-20 15:22:25 | ファース本部

 

家は出来上がり、お施主様ご家族が暮らし始めてからが真の家づくりが始まります。

造って売って終わりではありません。

当方は何度もこのコラムで綴っていますが、人が住み始めると多くの事象が具現化します。

 

当然なのですが、住宅は施主の生活空間になる訳ですから、生活のために動き回れば、建具も家具も床や壁も傷みます。

住宅はヒトの住むことで色々なストレスを受けてこそ、住まいなのです。

 

家づくりを下請けに施工させて代金を受け取り、売って終わりにはなりません。

家を売ることを目的にしたハウスメーカーの存在を私は、最初から否定し続けてきました。

子供が成長すると住まいも合わせなければなりません。

 

施主が年齢を重ねると体力的な自由度が損なわれてきます。

つまり住宅は住む人の生活に寄り添って行く事が極めて重要だと思われます。

そのためには、出来るだけ近くに存在する地域工務店の役割がとても重宝です。

 

私達ファース・グループの工務店は全国各地に180社ありますが、総てが地域密着です。

中には高齢者の病院送迎を頼まれることもある工務店も存在します。

施主と施工工務店は、常に地域でのパートナーシップでもあるのです。

 

組織が大きくなると経営者と施主の距離が遠くなります。

大手ハウスメーカーの社長の名前や顔の知らない施主さんは多くおります。

一方、地域工務店の経営者の名前や顔を知らないお施主様はひとりもおりません。

 

「#ファース工務店」の経営者は常に施主ファーストで家づくりを行っており、その工務店さんには、お施主様に満足して頂けるハードを提供するのが私達ファース本部の責務です。

今日の土曜日も出社して色々な研究開発を行っておりました。

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どんな家づくりも可能な工法…北斗市

2020-06-19 17:13:58 | ファース本部

 

住宅工法には様々な特徴を持った家づくりが多く存在いたします。

ツーバイフォー工法とは、カベ構造となっており太い柱や梁などを使用しません。

またパネル工法は、断熱材を挟み込んだ合板パネルで剛性の高い家を創ります。

一般的なのは、在来軸組工法と云われる、日本の古来構造工法です。

 

この在来軸組工法は、大工さんが指金を使用して墨付け、刻みを行い、大工技量の腕の見せ所でもありました。現在はこの軸組工法もコンピューターを用いたプレカット方式で、実に正確で綺麗な仕上がりとなります。しかし木造の家づくりに拘るお施主様には少しばかり無機質に感じるかも知れません。

 

写真は釧路管内のファース・グループ工務店、大友建設さんが建築した丸太を使用して木材を露出させたファースの家です。

このような丸太を露出させる工法は、大工の技量の伴う墨付けと刻みが要点となります。

大友建設の社長の大友義典さんが、持ち前の腕前を披露した作品です。

 

大友社長は、集成材と異なり無垢の木材で設えた家の優しさ、逞しさ、温かさで住む人を包み込みます。これをファース工法で建築すると、真冬も真夏も、まさに自然の中にいる森林浴をしながら、とてもリラックスできる生活空間を楽しめると胸を張ります。

 

ファース工法は、ツーバイフォーでも多くの実績があります。

それも木造住宅に愛着のある人には、無垢の木材剝き出しの家づくりが大きな魅力です。

このような構造の場合は、エアコンやファース工法空気循環システムなどの機械室を屋根の一角に設える構造となっております。

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JR北海道の存在意義…北斗市

2020-06-18 17:22:49 | ファース本部

国鉄の分割民営化でJR北海道が設立されたのは、1987年4月1日である。

政府は特殊環境にあるJR北海道に鉄道事業で利益など最初から指向していませんでした。JR北海道に6822億円の経営安定基金を設定し、この基金運用益で事業を行っています。

 

2016年度を例上げるとの経営安定基金の運用益は236億円であったが、JR北海道の鉄道事業で534億円の損失を計上したため全く補えず、さらに298億円の損失が残ります。

これまでしてJR北海道を存続させるには、相応の訳があるのです。

 

北海道は我国最大の食糧生産と供給を担っております。

北海道での食糧生産がなければ自給率が極めて悪くなってしまいます。

カロリーベース食糧自給率200%の北海道がトップで2位の秋田、山形、青森、岩手に大きな差をつけております。

生産ベースでは1位が宮崎県の自給率248%、鹿児島、青森、北海道、岩手と続きます。

 

いずれしても国内の食糧生産基地として北海道の存在は、極めて大きいのです。

青函トンネルには、新幹線を通すと同時に貨物列車を通しております。

JR北海道は鉄道収益だけでない、存在意義があることを知っておかなければなりません。

 

真冬の北の大地、北海道は全面が雪原に覆いつくされます。

この雪原が水元となって大地を潤し、日本国民に必要な食糧を生産しているのです。

国産食糧を運搬するための鉄道の存在は、損益計算だけで断ずる訳には行かないようです。

 

それでも民間会社である以上は、利潤追求の工夫を促すのは当然でもあります。

写真は私が利用する特急スーパーですが、このファース本部本社近くの新函館北斗駅から札幌駅まで3時間30分で行き来します。北海道はでかいのです。

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家物語・ファースの家…函館市~北斗市

2020-06-17 17:16:11 | ファース本部

 

ファース工法の家づくりを行うまでには多くの試練がありました。

40年前に東京から故郷(北斗市)に戻り、家づくりの工務店経営を行いました。

当時、設計事務所に設計依頼するお施主さまは極めて少ない時期でもありました。

 

当時当方は、東京で多くの住宅建築に携わってきましたが、その殆どが下請けでした。

元請けで家づくりを行う事に大きな喜びを感じたものです。

また大工さんが建てる家とは、都会風の雰囲気が加味されるため、次々と受注がありました。

 

その気なって家づくりを行うのでが、押入れの結露とか、床が腐食するなどのトラブルに遭遇する割合が多くなりました。

偉い先生方の勉強会や研修会、専門誌などを参考にトラブルの発生しない家づくりに挑戦し続けたものです。

 

その先生方に尋ねると施工精度に問題があるからだと指摘されます。

グラスウール断熱は、「壁の中に乾燥した空気を静止させる」ことが基本です。

その乾燥した空気を静止させるため、施工精度も含め幾多の工夫を施したものです。

それでも割合は多少改善したものの完璧ではなく、高温多湿の国内で「乾燥した空気を静止」を成し遂げることに疑念を持ち始めました。

 

平成元年に日本で初めて樹脂スプレー発泡断熱工法を構築しましたが、公的な認定を受けるまでに5年間の歳月を経ることになりました。

「#ファース工法」が認定交付されてからは、同業他社のスプレー発泡断熱が実践されています。

 

ファースは、スキン層の重ね吹きで、お施主様の一生涯の幸せづくりに尽力しています。

引き渡し式で、お施主様へのプレゼント花束(写真)ですが真の家づくりの始まりなのです。

 

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真の優しさとは…北斗市

2020-06-16 16:42:52 | ファース本部

 

快適そうな家と、真に快適な家は明らかに異なります。

真に快適な家とは、住んでみなければ分からいものです。

快適そうに見せるだけなら外観などで雰囲気をつくることはどうにでもなります。

住み心地や経済性、生活動線、温熱環境など見えない部分の要素が大きく関わります。

 

優しそうなヒトと、真に優しいヒトも明らかに異なります。

優しさとは、見返りなど一切求めず、相手のためになる行動を進んで行うことだと思います。

心が温かく思いやりあるヒトの行動なのでしょう。

 

優しそうな行動には損得勘定が少しでも心情にあると真の優しさと云えません。

損得を思考した優しさは自然と相手に解ってしまうモノです。

相手の事を絶対に否定しない事は、一見優しそうに見えますが真の優しさではありません。

 

相手から嫌われたくないとの心情があるために妥協しているのでしょう。

相手の行動が他人から受け入れがたい行動でも否定しないのです。

気遣いは必要ですが、否定すべき行動は指摘するのが真の優しさなのでしょう。

 

会社内では、優しさのない叱り方が心情的にパワハラとなる場合があります。

愛情の含有した叱り方は、社員の成長に繋がります。

そのように育った社員は、その後輩社員も愛情の持った叱り方で育てて行くのです。

 

ファース工法の家は、温度も湿度も極めて自然に近い、(図表)カラダに優しい環境になるような仕組みを構築しております。梅雨時にお近くのファースの家でご体感ください。

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