豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

(株)うずくぼ工房を訪問…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~松山空港~松山市

2023-10-31 18:28:10 | Weblog
(株)うずくぼ工房を訪問…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~松山空港~松山市
「木材を見極める『目利き力』がなければ大工にはなれない」
今日は愛媛県松山市のFAS加盟工務店、株式会社「うずくぼ工房」さんを訪問しました。
写真は社長の山本義一さんと撮りました。

山本社長は、お父様に最高の良い木材を使うために木の目利きを教わったそうです。
山林で生きていた樹木を伐採して切り出し、製材と乾燥をさせて木材になります。
この生きていた樹木を上手に使いこなすには、それこそ目利きが必須となると云います。

木の目には、日向方向、日陰方向、山林の傾斜などの情報が詰まっています。
丸太を切って年輪を見れば、中心から必ずズレ込んでいます。
それは日向方向(南側)の年輪は、目幅が広く北側の方の目幅が狭くなるため芯がズレます。

住宅システムに断熱性能が伴うようになると、グラスウールを埋め込む手法でなく、空気に木材を触れさすファース工法を迷うことなく採用しました。
それも古民家再生を手掛けながらも、断熱材にはファース用樹脂エアクララを使います。

社名の「うずくぼ」は、山本社長の生まれ育った実家の屋号だそうです。
もっとも「山本家」どこの街にも多くあるため、屋号で呼び合うのですね。
ファース本部本社の近所には「伊藤」と云う家が多くあり、すべてを屋号で呼び合います。

「うずくぼ」と云う言葉の響きに共感して、社名を「うずくぼ工房」にしたそうです。
さて、今日はうずくぼさんのFAS施工現場で、女性大工さん橋本那月さんが奮闘している姿を見ました。
女性大工さんの存在は施工現場だけでなく会社全体を明るくします。

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デスクワークと現場出動とが…北斗市・本社

2023-10-30 17:08:36 | Weblog
デスクワークと現場出動とが…北斗市・本社
北斗市にあるファース本部本社勤務の際は、朝一番で朝礼前に朝ブログを書きます。
5分間で書くので中身は殆どありません。
あってもなくても良いようなこのブログは、何かを伝達すると云うよりローテーションと云うかルーティーンになっています。

こんなブログなどは、見たくなければ読まなければ良いだけのことです。
ところがメールで来る文章は、その送り先によってとても大切なモノもあります。
来るメールで大切なのは、せいぜい3%程度であり97%を毎日削除します。
もっともはなから要らないメールは、自動的に削除する設定にしています。

幾つかの専門誌と専門紙のコラムを受け持っており、それは少し時間を掛け吟味します。
朝ブログに比べ、この本ブログは読む人も数千名以上になるため、正確さが必須です。
特にFAS加盟工務店の方々には、ぜひ読んで貰う事を意識して書いています。

公的な家づくりマニュアルに記載されていない、ファース本部での実験結果なども。
工業所有権の有する内容は、早々に特許申請や論文に書いて関係学会に提出を済ませます。
特許出願は、この執務室で素案を書き上げ、研究開発室の室長がチェックします。

特許出願するには、それ相応の現場を知っていなければなりません。
現場では足場に昇り、床下を覗き込み、大工さんや協力業者さんから話を聴きます。
自分自身がモノづくりをしていた時代は、特許の出願内容もスラスラと出て来たものです。

デスクワークと現場出動のバランスがとても大切だと思われます。
明日は、四国の仲間の工務店さんを訪問して色々な技法をインプットしてきます。

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建築基準法の温熱環境…北斗市・本社

2023-10-29 15:44:38 | Weblog
建築基準法の温熱環境…北斗市・本社
建築基準法には、温熱環境に関する事柄も規定しています。
断熱性能を等級別にして1・2・3・4などにランクされます。
これは家の省エネ性能、一般に云われる高気密、高断熱のグレードが表示されます。

等級1は、基準法の最小限の省エネ対策を講じたものです。
実際の家づくりには不向きです。
等級2は、昭和55年施行の省エネ基準、等級3は平成7年に施行された新省エネ基準です。

この1等級、2等級、3等級は冬の寒さを回避して暖房費を削減する事が大きな目的でした。
北海道より冬の気温が10度も高い本州の方が、冬の暖房熱量を多く使用しており、断熱性能を向上させ暖房熱量の削減が目的です。
それが高気密・高断熱という概念が出来上がったなるきっかけの住宅断熱性能です。

このような冬対策の住宅を建築する事で、今度は、夏暑い、冷房費がかさむ、家が腐るなどの問題が提起されるようになりました。
等級4は、平成12年に施行された、次世代省エネ基準と云い、暖房は勿論、冷房費用も軽減も出来るようにと提示された仕様です。

いずれも建築基準法は最小限の断熱性能で、最低基準と思うべきでしょう。
ファースグループは、7等級の家づくりを実践しているFAS加盟工務店もあります。
断熱等級は、地域を区別せず全国一律で6等級、7等級の家を建てるべきです。

単に省エネだけでなく健康寿命を延ばすため「費用対効果」が抜群。
画像はファース加盟工務店、釧路市愛国の大友建設さんの作品・古材活用で6等級のファースの家です。

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チャイルドファーストはこだて研修会…函館市~北斗市・本社

2023-10-28 17:19:08 | Weblog
チャイルドファーストはこだて研修会…函館市~北斗市・本社
「小児科のお医者さんがここまでやるのでしょうか」
子供達の健全な育成を支援するには、単に病院の小児科で受診して子だけでなく目に見えない場所で苦しんでいる子供が多く存在します。

今日は、課題を抱えた子供たちを救おうと立ち上げた「第46回チャイルドファーストはこだて研修会に参加してきました。
この「チャイルドファーストはこだて」を主宰しているのは、函館中央病院小児科のお医者さんで石倉亜矢子先生です。

函館中央病院の院内には「こども子育て支援室」があり、石倉先生が室長を務めています。
私達が普通に目にする子供たちの裏側には、ネグレクトと云われる育児放棄、育児怠慢、児童虐待などの問題があります。
その多くが潜在したまま放置されているのです。

石倉先生は、小児科医と云う枠だけでなく警察、保育施設、学校などとも連携を取りながら「チャイルドファーストはこだて」を運営しながら関係各方面と情報共有を。
今回の私の参加は10回目でしたが、すでに46回もテーマを変えて開催しています。

「チャイルドファーストはこだて研修会」は、函館中央病院の講堂(写真)とオンラインでの参加が出来ます。
多くの方々と少しでも豊かな子育て在り方を共有しています。
今日は、自立支援ホームや児童自立援助ホーム、社団法人JOY、ウィメンズネット函館などの方々から事例を踏まえた話題提供があり、意見交換も行いました。

函館中央病院の協力で、石倉亜矢子先生の執念とも思えるような熱心な取り組みには、参加者の誰もが共感し、協力したくなります。
石倉先生の「小児科医がここまでやるのか」とも思える行動力には、誰もが敬意を持っていると思われます。
私は家庭裁判所の調停員OBで、家庭少年友の会の推薦で参加しています。

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企業経営は多様化の時代に…北斗市・本社

2023-10-27 17:12:33 | Weblog
企業経営は多様化の時代に…北斗市・本社
時代が大きく変革しています。
ファース本部(福地建装)は、もとは地域の小さな工務店でした。
工務店経営では、お引き渡しをした家のお施主様からお叱りを受ける事も多くあります。

その施工工務店に苦情を云わなければならないお施主様の心情は、ストレスそのものです。
高名な先生の施工マニュアルを堅実に順守して家づくりを行っても苦情があります。
苦情の少ない家づくりがファース工法の住宅システムを構築するに至った動機です。

全国各地のFAS加盟工務店が建築した「ファースの家」の温熱性能は、私達ファース本部の責任でもあります。
ファース本部は、単にハード提供に留まらず、法改正や業界情報なども逐次提供しています。
今日は取引先の金融機関・北洋銀行五稜郭公園支店の方々にご来社いただき、社員や役員に対する、資産構築の勉強会を行いました。
「つみたてNISA」は、既に採用しておりますが更なる新企画の情報を頂きました。

写真は私の隣から北洋銀行五稜郭公園支店の支店長、大川 尚さん、弊社担当の途中(みちなか)良太さん、チーフマネージャーの長田聡明さんです。
この時代は、銀行も単に預金と融資だけでなく、このような投資信託や独自の積み立て運用などの新商品を開発して私達に提案してきます。

かつての銀行は、とても敷居の高いイメージがありました。
現在はとてもフレンドリーで支店長さんが、自ら足を運んでくれます。
その金融機関は、各支店長さん自身のパーソナリティも関係する気がします。

今日は、ファース本部の社員も皆さんが関心を抱くような内容の提案を頂きました。
多様化するこの時代、色々な商品構成が必要であり、ファース本部のテーマでもあります。

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半導体の流通でエアコンも…北斗市・本社

2023-10-26 17:13:05 | Weblog
半導体の流通でエアコンも…北斗市・本社
世界的な半導体不足は、近代化し過ぎた現代社会を直撃したような感じがします。
私達が使用するあらゆる電化製品には、その半導体を使用しています。
我々の「ファース工法」の家づくりにも半導体を用いた製品が多いのです。

今年の夏は、エアコンなくして過ごすことなど出来ませんでした。
エアコンも、多くの半導体を使用しており、エアコンの間に合わなかった「ファースの家」もありました。
先ほどのエアコンの入荷(画像)で夏の冷房に使えなかったのが、暖房には間に合います。

エアコンだけでなく、「ファースの家」のコントロールユニット(空調設備のモニターや操作)にも多くの半導体を使用しています。
このコントロールユニットがないため「ファースの家」完全竣工の出来ない案件もあります。

半導体などは、我々に関係することなど想定もしなかったのです。
時代を見据え、半導体を使用しないユニット開発なども行っています。
50年前では、「窓を開けて過ごしましょう」もとも云えたのですが……

確実に地球温暖化は進んでいるようです。
暑い夏の年は、真冬が大雪なると云われ、過去も統計でもそのようになっています。
今年の冬もまた、除雪機が早朝から活動することになるのかも知れません。

この除雪機にもまた半導体を多く使用しています。
いまは、半導体なくして社会生活が成立できない状況になっているのです。
「ファースの家」は、半導体を多用するデジタル改革した先駆者的存在ですが責任も感じます。

今日は、リモートネットワークでファースメーカー協力会(FMA)研修会を開催しました。
このリモートネットワークは、多くの半導体の存在で成り立っていたのでしょう。

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北陸銀行と北銀リース…北斗市・本社

2023-10-25 17:13:40 | Weblog
北陸銀行と北銀リース…北斗市・本社
どこの金融機関も担当者や支店長の赴任期間は、ほぼ数年で転勤するのが慣例です。
お金を扱う仕事の場合は、長期間の付き合で個人的友好関係が構築されると、人情や友情などで金融機関本来の在り方から逸脱する事があるからなのでしょう。
私達は、気心が知れてきたころに転出してしまい、残念に思う時が度々あります。

今日は、お世話になっている北陸銀行から巣立って行った方が、新会社への赴任挨拶にご来社されました。
写真の右側は、元統括本部長で北陸銀行の融資トップだった南 直樹さんです。
現在は、北銀リース株式会社の代表取締役社長に就任されました。
左側の方は、融資部長だった小野英樹さんで現在、北銀リースの札幌支店長です。

南社長は、富山県荒町に本社があり、富山から見えられました。
小野支店長は、札幌市のファース本部札幌事務所の直ぐ近くにある札幌支店からです。
北銀リースは、北陸銀行と北海道銀行が合弁の「ほくほくフィナンシャルグループ」の所属会社となります。
北陸銀行と云えば富山県、福井県、石川県が本元ですが、東京、大阪、京都に加え海外にも出先を設けているグローバルバンクでもあります。

北銀リースは、レンタカーをはじめとするレンタル事業の他に、資金回収なども手掛けます。
ファース本部は、大手資材メーカーや金融機関などとのお取引が多く、その担当者との付き合いがあります。
その方々の赴任期間は短いのですが、ご縁だけは末永く続いています。
そのご縁は、いつかどこかで相互の寄り良い都合に繋がる事があるのです。

人脈は、貴重な知的財産のひとつでもあると思われます。
南 社長、小野支店長とは、細いながらも、おそらく末永いお付き合いが続く事でしょう。

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ヒートポンプ促進事業を…北斗市・本社

2023-10-24 17:11:17 | Weblog
ヒートポンプ促進事業を…北斗市・本社
ファース本部がオール電化住宅を創設したのは、昭和60年ですから38年前になります。
当時のエアコンは、冷房専用で暖房が出来ませんでした。
当時のオール電化住宅の暖房は、深夜電力を活用して耐火レンガを700度まで熱し、その放熱によって暖房を行っておりました。
いわゆる蓄熱暖房機です。

断熱性能の悪い住宅は、熱したレンガが夕方には冷めてしまいます。
電力会社は、高断熱住宅を造っているビルダーに絞って電化住宅を薦めていたようです。
当時は原発がフル稼働で、深夜電力も豊富なので相当に安価な電気で暖房が出来ました。

現在は、寒冷地対応型エアコンの普及で蓄熱暖房機が無用の長物になりつつあります。
それに伴い深夜電力料金も高騰しており、エアコン暖房への切り替え提案をしています。
今日は北海道電力道支店の副長、野澤怜平(りょうへい)さん(私の隣)と、ほくでんサービス函館支店の副長、佐々明仁さん(右側)が、キャンペーンの報せにご来社されました。

電気温水器(給湯)と蓄熱暖房機(暖房)を、エコキュート(給湯)とエアコン(暖房)のヒートポンプに変更するために必要な費用(最大25万円)を支援する提案です。
蓄熱暖房機の稼働には、相当太い電線を引き込まなければなりません。

今のエアコンは、夏の冷房は勿論、真冬の氷点下でも暖房機能を発揮します。
エアコン普及により、深夜電力設備の余剰が少なった事が背景にあります。
福島第一原発事故から原発アレルギーとなり、多くの原発の停止状態もその一因です。

クリーンエネルギー運動の一環で、自治体が補助金を出している場合もあります。
私達建築業者、電力会社に加え、自治体がチームワークで実施すべき促進事業だと思います。

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パッシブハウスと高気密高断熱…北斗市・本社

2023-10-23 17:12:00 | Weblog
パッシブハウスと高気密高断熱…北斗市・本社
「パッシブハウス」とは、一定の性能基準を満たす省エネルギー住宅のことで、ドイツパッシブハウス研究所が規定する省エネ住宅と定義されていたのが最初です。「パッシブ(passive)」とは「受身」と云う意味だそうです。

自然環境に負担を掛けないようにして、その自然に溶け込むとの意義が込められています。
私達がつくる建築物の断熱性能を大きく向上させて、いわゆる「冷暖房設備」を必要としない家づくりを促すと云う思考なのでしょう。

私達ファースグループは、日本列島の総ての地域にFAS加盟工務店がおり、家づくりを行っておりますが、「冷暖房設備」の要らない地域などありません。
冷房の要らないと云われた北海道でも今年は、35度を超える地域が幾つもありました。

言い返せば「冷暖房設備」の要らない地域などは、日本列島に存在しません。
つまり考え方としては、自然共生型住宅として認識されています。
パッシブハウスは、決して冷暖房設備を不要だとするものではありません。

高気密高断熱住宅が「アクティブハウス」で、「パッシブハウス」はその真逆と思っている人も多いようです。
自然志向とは、大自然に負担を掛けないようにすることです。
冷暖房に使用するエネルギーを少なくする家づくりこそ、パッシブハウスと云えそうです。

真夏の暑さ、真冬の寒さと対峙することが、本来の高気密高断熱の目的ではありません。
断熱気密住宅建築時は、多くの断熱材や気密層の施工などと多くの投資が必要となります。
しかし50年サイクルのエネルギー消費や住む人の快適さを思考する完全に元が取れます。

特に住む人の「健康寿命を延ばすことでの医療費負担軽減」は、数十兆円もの公費削減にも及ぶことが研究機関の資料でも明確です。
私達の「ファースの家」(画像は鳥取県倉吉市のホームズの作品)も含む「パッシブ(passive)」ハウスは、寒さや暑さに堪え得るだけの住宅ではありません。

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地域工務店は一社ごとに特性が…北斗市・本社

2023-10-22 14:15:15 | Weblog
地域工務店は一社ごとに特性が…北斗市・本社
昨日は、埼玉県春日部市の東工務店さんの感謝祭に参加させて頂きました。
地域工務店は、一社ごとにそれぞれ個性や特性が異なります。
ファースグループ工務店が隣り合っていても、異なる「ファースの家」が出来ます。

「ファースの家」は、温熱環境に特化した特性を持っています。
外観や内観は、ファース工法機能を損なわなければ自由にレイアウトしており、工務店経営者や担当者の個性がでます。
道東のオフォーツク沿岸には、ファース加盟工務店が多く存在して同じ「ファースの家」を建築しています。
それでも顧客を奪い合うような事態は発生していません。

ファース工法は、高気密高断熱に加えて湿度管理が出来る日本で唯一の住宅システムです。
それには、湿気の通さない分厚い気密断熱層を設ける必要があります。
ファース工法の家は、それをシステム的に構築しているからなのです。

機械に頼よらず、シリカゲルと云う自然素材を床下に大量に敷設して300リッターくらいの水分の吸放出で調湿します。
室温を高くすると必然的に湿度の割合が低くなりますが、それをそうさせません。

ファース工法は、誰が建築しても温かく涼しく、そして調湿できる工法なのです。
ところが、施工者によって情緒性や雰囲気が間違いなく異なって参ります。
つまりファース工務店は、軒を並べていてもまったく問題などありません。
さて、今日は日曜日、事務方のスタッフは休みで、ファース旗(画像)だけが懸命に冷たい風雨に堪えておりました。

「#福地建装」「#SDGs」「#ファースグループ」

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春日部市の東工務店さん感謝祭…埼玉県春日井駅~羽田空港~函館空港~北斗市

2023-10-21 16:54:40 | Weblog
春日部市の東工務店さん感謝祭…埼玉県春日井駅~羽田空港~函館空港~北斗市
大工さんだけの家づくりに拘る工務店経営者がいます。
大工で一級建築士の東克己さんが社長を務める(有)東工務店さんです。
東工務店さんは、お父様の東 克男さんが創業、ご子息の東 克己さんに社長業を託しました。

現在も会長職ですが、今でもバリバリの現役大工の仕事を実践しています。
(有)東工務店さんは、東京から1時間の埼玉県春日井市で工務店経営を。
FAS加盟工務店の東工務店さんは、棟梁のお父様を筆頭に大工さんだけ構成しています。


東工務店さんは、ショールームのオープン一周年を機会に今日10月21日にお客様感謝祭を執り行いました。
写真は、私の隣から会長の東 克男さん、社長でご長男の東 克美さん、更に心強い3代目となる孫の東 颯人君、いずれも大工職で持続可能な工務店経営を行っています。

住所は、埼玉県春日部市薄谷128-5 電話番号0120‐51‐1034 (通話無料)です。
東工務店さんは、「一緒に考え、一緒に叶える」をテーマに「ファース工法」の家づくりを。
日本の伝統技術を活かし、省エネで全館完全輻射熱冷暖房方式「ファースの家」を提供しています。

営業マンなどはおりません。多くの家の販売も致しません。
大工の腕を活かした、快適で省エネ住宅をつくろうとするお施主様に100%味方です。
今日の感謝祭では、子供さん対象の木工指導や包丁の砥ぎサービスなども行っていました。

SDGsを掲げるファースグループの工務店としては、その実直の姿勢に強く共鳴します。
どうぞ、東京都民も直ぐ近い、埼玉県春日部市の東工務店さんに関心を寄せてください。
インターネットでは、「東工務店FAS」で検索するとホームページに入れます。
今日は、気温23度の関東から、いきなり8度の北海道北斗市に戻りました。

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北斗市本社の執務室…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内

2023-10-20 19:52:44 | Weblog
北斗市本社の執務室…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内
私の執務室は、北海道北斗市中野通の(株)福地建装の2階の南西角部屋を使用しています。
福地建装ファース本部本社は、農業用施設として建築されました。
一階には、トラクターやコンバインなどの溶接修理を行うコーナーがあります。

この執務室からは、多くの情報を発信しています。
また実験設備で行うためのモノづくり思考、それを特許化する起案も此処で行います。
住宅新聞や電気関連の連載コラムなどを担当、ここで原稿執筆しています。※画像

自分のデスクから視線を右に向けると上磯小学校の校舎が見え、その屋根の向こうに函館山が佇んでいます。
この函館山の見え方で天候も判断できます。
今日は朝から雨が降り、函館湾を挟み直線で8㎞の函館山は見えません。
しかし天候しだいでは、青森県下北半島の山々もその奥に見えることがあります。

執務室から出て北側の窓からは、大沼国定公園の駒ケ岳が佇んで見えます。
この駒ケ岳の東側には、ファース工法で造った「ファースの家」ゲストハウスがあります。
この駒ケ岳の見える範囲は極めて限られており、函館市内からは見えません。

ファース本部のある大野平野の北斗市中央付近からしか、駒ケ岳を見る事ができないのです。
今日はその北斗市本社から函館空港、そして羽田空港、東京都内に移動してきました。
明日は、埼玉県春日部市のFAS加盟工務店さんの感謝祭に参加します。
感謝祭に参加して、午後には北斗市本社に帰社します。

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見えない熱を数値で…北斗市・本社

2023-10-19 17:19:06 | Weblog
見えない熱を数値で…北斗市・本社
今朝の北斗市は、気温11度でした。
そろそろ暖房が必要と思える時季となりました。
私達建築業者は、暖かい家づくり、涼しい家づくりなどと広報しています。

ファースグループのFAS加盟工務店も、「夏涼しく冬、暖かい家を創ります」と話していると思われます。
ファース工法の家づくりは春夏秋冬を通じ、家中の何処でも24度くらいになるようにしています。
それも極めて省エネで行わなければなりません。

暖房、冷房をフル稼働させるとどんな家でも暖かくも、涼しくもなりますが、極力エネルギーを使わずにしなければなりません。
暖かい、涼しいなどは、その場にいなければ分かりません。
ファースグループは、それを数値で具現化しています。
外気温が35度の真夏日でも、氷点下20度の真冬日でも家屋内は24度に。
そのためには、専用スプレー発泡樹脂断熱材のエアクララ、Low―E機能付きペアガラス、トリプルガラスなど上手に組み合わせます。

断熱材の厚さを熱伝導率で割り、熱抵抗値を出し、その逆数が逃げる熱量です。
その計算を、床面、壁面、天井面(屋根面)、更にはガラスなどのサッシ(窓)玄関や勝手口の開口部、加えて換気や隙間から逃げる熱量を計算で出します。

その家中から逃げる総ての熱量を総熱損失量といいますが、それを延床面積で割った数値を熱損失係数(Q値)と云います。
このQ値が解れば冷暖房に使用する暖房費用、冷房費用も計算できます。
画像は、研究開発室のスタッフが懸命に熱計算を行っているところです。

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外断熱工法のメリット・デメリット…北斗市・本社

2023-10-18 17:10:09 | Weblog
外断熱工法のメリット・デメリット…北斗市・本社
一般のグラスウール断熱方式は、典型的な内断熱工法です。
内断熱とは、柱や間柱の合間に断熱材が充填されている仕様を云います。
日本の住宅は、このグラスウール断熱が標準化しています。

もっとも多くの住宅にグラスウール断熱材が使用されており、スケールメリットで安価で購入することもできるのです。
軽い綿のようなグラスウール断熱材は、充填し易そうに感じますが全く違います。

グラスウールは「壁体内の空気を乾燥させたま静止させる」ことで断熱効果を発揮します。
湿った布団は暖かくありませんし、カラダに密着してこそ温かいのです。
内断熱のグラスウールも壁体内に空隙が出来ると空気は、対流して断熱効果が低減します。

グラスウール断熱材の充填施工は、ものすごくデリケートだとも云えます。
外断熱の場合は、柱や間柱などの外側に貼り付けます。
これも付け合わせ、特に壁と床、壁と屋根(天井)とは、正確な施工が必須となります。

画像は、ファース工法外断熱の開口部部分ですが、この上に胴縁を付けて外壁材を張ります。
開口部との取り合いだけでもかなり手間の掛かるのです。
しかし構造部材を外側から包んでしまうので、熱橋部分が殆どなくなります。

私が開発したこのファース工法は、この内側から樹脂スプレー発泡施工で床、壁、屋根を一体に致します。
可燃性のウレタン断熱材なので慎重で丁寧な施工は、必須になるのです。
この施工は、特別に訓練された熟練職人の専門職によって行われています。

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インプットとアウトプットが…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市・本社

2023-10-17 17:26:08 | Weblog
インプットとアウトプットが…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市・本社
私達ファース本部は、全国各地、北海道の北端、本州最南端、沖縄県までFAS加盟工務店の家づくりを応援しています。
断熱気密とそれに伴う専用部材と、必要最低限の空調セットを供給。
その技術や技能、部材は、常に時代潮流にフィットしていなかればなりません。

ファース本部の研究開発室は、特に村上室長がアンテナを張り、大手ハウスメーカーに負けない量の情報を収集しています。
また新しい技術は、特許出願も村上室長の担当です。
情報収集では、地域小規模工務店だけが使える補助金、子育て所帯のための支援制度、地域ごとに行う補助金制度などが。
そのような制度関連の情報を集め、毎週金曜日配信のファースニュースで告知しています。

このような情報配信とともに、やはり重要なのが「ファース工法」と云う本体部分です。
ファース本部本社では、断熱材のあらゆる性能試験を実験しています。
「完全輻射熱冷暖房方式」玄関を入ると、そこも含めた総ての床面、壁面、天井面の温度と家屋内の気温が同じになる事を意味します。

ファース本部は、フクチホームと云う工務店部門(ハウジング事業部)で地域の工務店とまったく同じく、受注活動を行い、施工してお引き渡しを終えたお施主さまへのメンテナンスフォローも実践しています。
そのうえで出来上がる住宅システムがファース工法です。

多くの情報と技術をインプットして、住宅システムしてアウトプットするのです。
そのためには、自分にとって場違いとも云える東京大学工学部の講義にも参加しました。
画像は、昨日講義を受けた東大工学部第11号館ですが、ここの階段教室です。

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道南家づくり

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