豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

断熱材の性能と劣化実験…北斗市

2019-06-30 14:27:09 | ファース本部

いかなる断熱材も経年劣化による性能低下は避けられません。
特に人の暮らす家の外皮(外壁)に入れる断熱材は、外の影響と内側からの影響を受けます。
グラスウール等の繊維系断熱材は、布団と同じく乾燥していなければなりません。

北側の壁や床下の繊維系断熱材を、乾燥したまま保持するには特別な配慮が伴います。
グラスウールなどは、配慮と同時に最も高い施工技術を必要とするのです。
しかし実際の施工現場では、無造作に放り込まれるように詰められているのが大半です。

私達は、繊維系断熱材を乾燥したままで保持することの困難さから逃れるため、スプレー発泡断熱工法を開発したのが平成元年でした。
それを公的認定の交付に辿り付くまでは、5年の歳月が掛かりました。

誰も見た事のない木造住宅へのスプレー発泡断熱工法なので、公的認定を受ける方も戸惑ったのは伺い知れます。
写真は、経年変化の推移を検証する実験用断熱boxですが、今現在も色々な断熱材の実験を行っております。

可燃性の樹脂をスプレー発泡で断熱を行うとは誰も思考しなかったのでしょう。
写真の性能変化や燃焼実験を行い、その多くのデータが審査する先生方の理解を得たのだと思われます。

現在は水媒体でない硬質系で、断熱性能を向上させつつも、温暖化効果ガスを使用しない超高断熱の樹脂スプレー発泡断熱を標準化するための研究を行っています。

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G20サミット開催で地元の出来事…函館市~北斗市

2019-06-29 15:41:16 | ファース本部

私は27日の昼のフライトで伊丹空港から北海道北斗市の本社に帰社しました。
大阪駅前のホテルから伊丹空港までの間に4回、警察官からチェックを受けました。
私は、スーツ姿でピカピカに磨いた靴を履いているためか、確認だけでした。

ヨレヨレの服装でリュックを背負ったオジサンなどは、何度も手荷物検査を受けていたのを目にしました。
私には、「レジ旅登録」をしているため外務省からは、事前に移動には鉄道活用を促す要請があり、私鉄とモノレールを乗り継いでの移動でした。

とにかく大阪市内は、外国首脳が宿泊するホテル付近、G20サミット開催会場付近の交通規制を実施するため、至るところで交通渋滞が発生していたようです。
今日のニュースでは、人工透析の患者の病院送迎が出来なくなったと伝えています。
また一方では、急病人をパトカーが先導して病院へ急行して貰ったと知人から聞きました。

このG20サミット大阪開催では、地元住民に多大な負担を掛けることになります。
また、大阪を全世界にアピールできた絶好の機会でもありました。
このようなイベントの経済効果では、地元貢献も多大であったとも思われます。

ネガティブなニュースを報道するのがマスコミなのですから致し方はありません。
そのネガティブ報道の裏にあるのは、小さなポジティブな出来事も多くあるのです。
交通規制で車の通らないメインストリートを、ネコちゃんがゆっくり横断する姿(写真)が印象的です。

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発明と既得権益…函館市~北斗市

2019-06-28 17:50:00 | ファース本部

コンピューターが出来てから40年くらいにしかなりません。
コンピューターもデジタル化されてからの進化度は、まさに日進月歩より時進分歩とでも云えそうな、超加速度進化をしています。

エジソンが発明した電灯や蓄音機の技術が、技術革新の源泉になっていることは事実です。
そのエジソンが電灯を発明するまで数十年も掛かったと云われます。
先駆者は、幾年もの年月が積年その執念で知恵と工夫を具現化し、その仕組みが様々な人々がそれを更に色々なジャンルの職種に使い易いように工夫をすることで進化するものです。

私は、樹脂スプレー発泡で断熱気密の技術を構築するのに20年の歳月がかかりました。
平成元年に構築し、日本初の公的な認定取得したのが平成5年です。
その後のスプレー発泡断熱手法は、全国へ瞬く間に広がって行きました。

発明は誰でも出来ますが、それを具現化し、然るべき法的な対応や技術的な課題をクリアするのは多くの苦難が伴うモノです。表面を見て評価や批判をするのは簡単です。
私も多くのバッシングや批評を受けたものです。

同じ批評でも、心から敬服し、改善のヒントになるモノも多くあります。
ものづくりの過程や状況、その後の情報を知らない人達の呆れた批判の方が多いのです。
先駆者は、既得権益を侵すことにもなり、当事者の批評を糧にしなければ改革は出来ません。

新開発は、従来の売り物が新発明で売れなくしてしまう副産物も抱えているのです。
写真は特許同時に取得する認定書になります。

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G20サミットとは…大阪市~伊丹空港~函館空港~北斗市

2019-06-27 17:40:44 | ファース本部

昨日のうちに外務省から27日移動は警備のため出来るだけ電車を利用し、それでも検問を何ヶ所も設けるので早めに空港に向かうようにと連絡がありました。
海外に行く人には、外務省から「タビ録」の報せがあり、タイムリーな告知をしてくれます。

今日は宿泊先のホテルを相当に早く出ましたが、告知どおりに何度かの確認を受けました。
私はANAからのメールの「フライト予定確認」をスマホで見せることでパスされます。
予約なしの空港でチケットを購入するお客さまは、かなり細かく聴かれていました。

そもそもG20サミットとは、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、FU、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの20カ国です。

それに加えて、オランダ、シンガポール、スペイン、ベトナム、ASEAN議長国(タイ)、AU議長国(エジプト)、チリ(APEC議長国)、セネガル(NEPAD議長国)、国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、世界貿易機関(WTO)、国際労働機関(ILO)、金融安定理事会(FSB)、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)、世界保健機関(WHO)を招待します。

議題は、世界経済、貿易・投資、開発、気候・エネルギー、雇用、テロ対策、移民・難民問題等を議論しますが、トランプ大統領はじめ個性ある要人ばかり一堂に介し、議長国の我日本は、要人の安全を担保するのに大変な苦労が伴います。

ともあれ全世界の総ての国が認証しているSDGs(誰ひとり取り残さない社会をつくるための開発目標)に伴う実践活動を議論してくれることを期待します。
写真の私が付けているのは、SDGsバッジです。

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ZEH(ゼッチ)に取り組む工務店…丹波市~大阪市

2019-06-26 18:42:19 | ファース本部

ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のことを云います。
家の外皮(外部に面した部位)の断熱性能を大幅に高くして、更に高効率な設備の導入で、室内環境を高いクオリティで保持しながら太陽光発電などで熱収支をゼロにする家です。

政府は2020年までに新築住宅の50%以上をZEHにする目標を立てています。
私達ファース・グループもZEHビルダー登録を行っているところが殆どです。
今日は、積極的にZEHに取り組んでいる兵庫県丹波市のタニムズ住建さまを訪問して、現在進行中や竣工してお住まいになっているファースFAHを見せて頂きました。

我国の家庭部門のエネルギー消費量は石油危機以降も約2倍に増加しています。
産業部門は徹底した企業努力で相当な省エネを図っていますが、一般工務店の行う家づくりが、大きく出遅れているのが実情です。

今日は兵庫県丹波市のFAS加盟工務店のタニムズ住建さまを訪問しました。
写真は、主にZEH補助金などの申請業務などを行っている三方梨絵さんと、社長の谷水章浩さんと撮りました。タニムズ住建さんは、新築の大半をZEH仕様にしております。

ZEH仕様は相応の建築費が掛かるため、お施主さまのご協力が欠かせませんが、ファースの家のお施主様は、理解度の高い方が多いように思われます。
タニムズ住建さまは、今後ZEH仕様のファースの家を増大させるための先駆者的存在です。

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断熱・気密・責任施工…寝屋川市~大阪市

2019-06-25 20:18:15 | ファース本部

住宅の断熱性能は、断熱材の厚さをその熱伝導率で割った数値の逆数で熱貫流率(逃げる熱量)を計算しております。
例えば熱伝導率0.04のグラスウールを100㎜充填すると0.1m÷0.04=2.5が熱抵抗値、その逆数1÷2.5=0.4が逃げる熱量になります。

断熱性能の説明責任の義務化が施行されますが、それもこの計算をもとにして断熱性能の証明を行うことになります。
そのグラスウール100mmが壁の中に均等で正確に充填されていることが前提なのです。

100㎜の断熱材が100㎜の性能を発揮することの出来る要件を満たさなければなりません。
私がウレタンのスプレー発泡断熱工法を開発したのは34年前になります。
可燃性のウレタン現場発泡断熱は、誰もが相手にしてくれませんでした。

難燃性を高め万一、壁内に火炎が入ったら酸欠を促し、燃え広がらないような「ファイヤーストッパー」を(特許化)開発しました。
また、断熱性能を担保出来る仕組みがもっとも大切な要件でした。

今日は、ファース工法用専用ウレタン断熱を責任施工になう倉敷紡績(クラボウ)の関連会社でクラボウ関西化成さまを訪問し、意見交換を行ってきました。
写真は代表取締役の松本幸也さま(中)とファース担当者の西脇広次さんです。

省エネ住宅の普及促進の潮流で、年々とファース工法の家の建築数が増えています。
ファースの家はオール電化なのですが、20年前と冷暖房費用の電力使用量が変わっていないのが、それを証明しているようです。

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大阪の人の気風…北斗市~函館空港~伊丹空港~大阪市内

2019-06-24 20:03:40 | ファース本部

東京都内で会社を興し、11年間暮らしたことがある私にとっては、知らない場所が少ないくらい東京に精通していると自負しています。
今日は久々に大阪にやってきました。

今日から三泊するのですが、それも数年前に「ファース全国大会in大阪」を開催した大阪新阪急ホテルを利用します。
伊丹空港から阪急梅田駅で降りたのまでは良かったのですが、大阪駅、新幹線、阪神、阪急各駅の集中した構内で右往左往のおのぼりさん的存在です。

知ったかぶりをせずに構内で待ち合わせか何かで、暇そうに立っていたオジサンにホテルの場所を尋ねました。
そのオジサンは、「ついてきなはれ」と云いながらスタスタと先を歩き始め、右や左に曲がりながらもいい加減に進んだところで、「あれをみなはれ」と案内看板を示してくれました。

おかげで無事にホテルに到着したのですが、東京のオジサン達は、果たしてあそこまでやってくれるだろうかと思ったしだいです。
弊社ファース本部・東京事務所の所長と主任は、コテコテの関西人です。
東京事務所にゆくと関西弁が飛び交っています。
面倒見の良い、あれが関西気風なのでしょう。

東京と大阪は色々な面で競い合ってきた歴史があります。
それぞれの気風を理解することで双方の良さを発見することも面白さとも云えそうです。
写真は夕闇せまる大阪ですが、今日から3泊の日程で多くの関西人と出会いが楽しみです。

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意義の深い外断熱用ボード…北斗市

2019-06-23 15:03:34 | ファース本部

外断熱とは、構造部分の外側に断熱材を取り付ける工法のことを云います。
板状の断熱ボードは、形状からして構造部材の上から取り付けることができます。
グラスウールなどは、典型的な内断熱方法となり、軸組みの内部に収まります。

構造用合板に樹脂を充填した断熱パネルは、構造柱の内側に設置するため内断熱です。
内断熱の利点は軸組内で収まってしまうため、施工がし易いのが一番かと思われます。
課題は、行動躯体部分に断熱層の断点(線)が出来る事でしょう。

外断熱の利点は、構造躯体を外側から包み込むため、断熱層を途切れなく断熱することです。
そうは云え、壁と床の取り合い部分、壁と屋根、天井部分との取り合い部分に断点をつくらない事は、施工上とても難しいことです。

写真は、ファースボードと云われるファース工法の外断熱用断熱板です。
外側に熱を遮熱するシート、内側に樹脂スプレー発泡の接着を強度にするためのシートを張ったファース専用断熱ボードです。このファースボードを躯体の外から張り、内側からエアクララをスプレー発泡施工することで、床や天井屋根の取り合い部分も完全な気密層を構築できます。

この断熱ボードに樹脂スプレー発泡断熱工法は、ファース本部の特許工法になっています。
発泡気泡率96%(発泡倍率を上げると気泡率が下がり、湿気を通す)に処方しており、密着強度高め、地震でも壊れませんが、この4%が木材の呼吸を促しております。

写真のファースボードの内側からスプレー発泡する部分が内断熱となりファース工法は、内外兼用断熱工法とも云えそうです。
今日は函館市内でファース工法の構造見学会を行っておりました。

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今日は夏至です…北斗市

2019-06-22 17:20:17 | ファース本部

日本では、年間を24分割してそれぞれに季節を表す二十四節気があります。
1立春2雨水3啓蟄4春分5清明6穀雨7立夏8小満9芒種10夏至11小暑
12大暑13立秋14処暑15白露16秋分17寒露18霜降19立冬20小雪21大雪22冬至23小寒24大寒の24節気です。

北半球では、一年で最も昼間の時間が長い夏至は10番目に当たるのですね。
南半球は、この北半球の真逆となるわけです。
4番目の春分と16番目の秋分は、昼間と夜の時間が同じになります。
それを更に細かく、ひと月に2回の割合で季節を表現していたのでしょう。

江戸時代の第5代藩主松平頼救が記した暦の解説書「歴便覧」では、「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを似てなり」とあります。
この江戸時代から夏至は認識されていたモノと思われます。
今年は、今日6月22日土曜日が夏至ですが、毎年同じ日に夏至になるわけではありません。
昨年2018年は6月21日が夏至で、ほぼ21日、22日、23日のどちらかみたいですね。

さて、今日の夏至は会社の執務室に仲良しの野村マスターが顔を出してくれました。
野村さんとはファース工法が出来る前の35年前からのお付き合いです。
35年と云うと「24節気」を35回も超えてきた事になります。

ほぼ同じ年代ですが、これからも節気を何回超えるかが話題となりました。
写真は、うっかり一緒に撮るのを忘れてひとりで撮ったモノです。

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今時の若者と年配者…北斗市

2019-06-21 16:40:28 | ファース本部

「いまどきの若者は我々の若い時より」云々などと年配者の嘆きを聴くことがあります。
私の若い時も年配者には、いまどきの若者たち云々と云われたものです。
いつの時代にも若者たちがいて、年配者がそれを嘆く場面を昔から見聞きしてきました。

いまどきの若者も昔の若者も、良い若者もおり、良くない若者もおりました。
若者の目から見た年配者も、いつの時代でも疎ましく思われたようです。
お爺さん、お婆さんから昔話を聴く機会があれば状況は変わってきます。

昔は、家の真ん中に囲炉裏がほってあり、お爺さんが囲炉裏の火を切らさないように、薪を燃やしながら開拓時代の面白かった事、苦しかった事などの話をしてくれました。
テレビもなく、電話もなく、もちろんスマホもゲームもありません。

燃える薪の赤かい炎に顔を染めながら、お爺さんの話の展開に耳を傾けたものです。
私は、母親の実家が近くにあり、茅葺屋根の土間を上がった中ほどに囲炉裏がありました。
学校から帰り、農作業の手伝いを終え近所の友と一緒に囲炉裏の周りに集まったものです。

この母親の父、つまり私の祖父になりますが、このヒトを疎ましく思う子はおりません。
この経験話は、背景が描写でき、この祖父の話を聴く事を誰もが楽しみにしておりました。
手の空いている時は、祖父の仕事の薪割りや水汲みなどを快く手伝ったものです。

この囲炉裏端で祖父の話を聴けたのは1年くらいで祖父は、心不全で急逝したからです。
私達は、年配者とはこの祖父のイメージだけが焼き付きました。
祖父亡き後の幼い時は、何故か仏頂面の爺さんとしか出会わなかった気がしてなりません。
写真の下校する良い若者たちには、囲炉裏端の経験を積ませてあげたいと思うしだいです。

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紅葉(椛)の色が変わる理由…北斗市

2019-06-20 17:40:25 | ファース本部

我家の庭に咲く椛「紅葉・もみじ」の葉っぱがしだいに色濃くなりました。
「椛」は、紅葉、黄葉とおなじく「もみじ」と読みますが樹木の樺の意味を持つ「国字」と云い、日本で独自に生まれた漢字だそうです。

殆どの漢字は中国から伝来したものですが、国字の場合は音読みがありません。
紅葉は「こうよう」とも読みますが、椛は「もみじ」以外の読み方はありません。
椛が色付くのは、アブラムシに喰われないよう、ある物質を分布しているのだそうです。

写真の椛も色付きの悪い年は、アブラムシに喰われ穴だらけになった事もありました。
今年は赤くなる時期がいつもより早い気がいたします。
まだ6月中旬を過ぎたばかりですが、真っ赤になるのは初雪の降る頃となります。

先週はファース全国大会が沖縄であり、少し長めの出張がありました。
出張から帰ると先ずは、この椛の色付きを観察するのが楽しみになっています。
6月7月8月9月10月、そして初雪が降るまでこの紅葉の色合いを見る事ができます。

この近くにはナナカマドの樹木も黄色い芽吹きが実になりつつあります。
このナナカマドの実も真っ赤に色付きますが、椛の葉っぱの真っ赤さを競っているように感じます。
それぞれの生物には、色付く理由があるのですね。

さて、先週は全国大会in沖縄の開催などで殆どが出張ばかりでした。
今週はじっくりと社内業務で研究開発や原稿執筆に励んでおりました。

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経営者の重責とは…函館市~北斗市

2019-06-19 17:32:21 | ファース本部

先週は日本全国の各地からファース・グループの方々が参集しての全国大会を行いました。
その参加者の多くは工務店経営者や販売代理店経営者です。
経営者とは多くの社員の尽力で成り立ち、その生活をも保全する責任を負っています。

ヒトは、自分ひとりの生活もままならないヒトもいるものです。
経営者は、資金繰り、仕事繰り、ヒト繰りを行い、その社員の家族への配慮も必要です。
私自身も、ひとりの職人として過ごした時期がありました。

カラダを動かし、お腹を空かしてたくさん食べ、夜はぐっすり眠れたものです。
会社経営者には、不眠症の方が多いと云われます。
企業経営者だけが苦労しているわけでありませんが、苦悩の質が異なるのでしょう。

私のような創業者の殆どは、自分の全ての資産を担保にして事業投資をしています。
破綻すると云う事は、家や屋敷も含む全てを失うことになるのです。
それに加え社員や協力業者の生活基盤を担っており、相応の緊張は当然かも知れません。

我国の社会保障制度は、相応の生活が出来るようセーフティーネットが組まれています。
働かず、貧乏をしている人には、日頃の悩みなど少ないのでしょうか。
悩みの多いヒトほど社会的な責任を果たしているようにも思えます。

偉大なリーダーほど相応量の苦悩を乗り越えてきたのだと思われます。
大いに苦悩し、その苦悩をバネにして真のリーダーになって行くのでしょう。
写真は経営の神様と云われた松下幸之助氏ですが「苦悩の分だけ良い経営者になる」との格言を遺しました。

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地鎮祭と着工研修会…函館市内~北斗市

2019-06-18 18:10:32 | ファース本部

今日は肌寒く雨でも降りそうな空模様でしたが、函館市内でファースの家の地鎮祭を執り行う準備段階で陽射しが戻り、とても暖かくなりました。
地鎮祭とは二つの見合いがあると云いますが、その土地に住む地神様に利用するための願いを申し出る「祝い鎮め」と、工事中の安全とお施主さまの繁栄を祈願します。

昨今この神事である地鎮祭は、執り行わない家づくりも少なくありません。
だからとい云って工事中や住んだ後に、何かの災いをもたらすことでもありません。
お施主さまが初めて出会う工事関係者などに対し、家族披露の意味合いがありそうです。

私達は総ての工程が決定した段階で、大工、鳶、屋根、左官、電気、衛生設備など工事に直接携わる協力業者さんに集まって頂き、着工研修会を開催します。
これは神事ではなく、お施主さまお家族に施工現場で仕事を行う方々を紹介するとともに、工程や工事現場の環境や注意事項を知って頂き、お施主様からご挨拶も頂きます。

地鎮祭(写真)も着工研修会も、人と人との関わりを重視する行事です。
地鎮祭は執り行わないお施主さまでも、着工研修会には必ず出席して頂いております。
鍬入れ式を行う地鎮祭は、家づくりのハード面の第一歩とも云えるのでしょう。

さて今日の昼過ぎまでは雨が降りそうで肌寒むかったのですが、お施主さまの心情の良さによって悪天候を、好天に切り替えて頂いたようです。
必ず良いファースの家が建築されることになります。

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日本各地の家と温湿度…北斗市

2019-06-17 17:47:03 | ファース本部

今日の北海道北斗市の気温13℃、札幌12℃、網走8℃となっております。
ちなみに今日の沖縄は気温26℃ですが、湿度95%になっています。
私達ファース・グループは、本州北端の紋別から南端の大隅半島までFAS加盟工務店がファースの家を建築しております。

7月には、沖縄県那覇市にも「幸健ホーム」さんが、ファースの仲間として加盟します。
ファースの家は、省エネで冬温かく、夏涼しく、全館を同じ温度と湿度をキープすることをコンセプトに開発された住宅システムです。
写真は、その要となる床下に敷く、空気清浄調湿材ファースシリカです。
単に高気密・高断熱だけでは沖縄のような亜熱帯地域には多湿の課題を解決できません。

沖縄には、コンクリート住宅が多く、湿度管理がなされていないため、カビの発生を要因とした疾患率がとても高いとされます。
幸健ホームさんが着眼したのはファース工法の調湿性能だったようです。

沖縄に冬はありませんが、多湿と云うとても難解な課題があります。
写真のファースシリカは、湿気を吸着し、気温が上ると放出して家屋内湿度を一定化します。
沖縄以外の都道府県すべてには冬があり本州最南端の大隅半島でも真冬は、0℃近くまで下がりますが無断熱の家も多く存在します。

北海道で断熱材のない時代には、呑み過ぎ寝込んで凍死した事例がいくつもありました。
温暖地はそれ故に断熱意識が希薄で、無断熱住宅での疾患率が極めて高い現実があります。
そうは云え、多湿状態の温暖地では湿気の吸わない断熱材が必須となります。
断熱に加え気密性能は必須ですが、空気清浄と調湿効能のあるファースシリカは、まさに魔法の砂とも云えそうです。

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全国大会のビジュアル制作…北斗市

2019-06-16 17:17:10 | ファース本部

ファース全国大会では、オープニングにビジュアル制作を行い放映します。
司会者の紹介の前に会場が暗くなると同時に放映されます。
また式典の次第が終了後には、エンジニアリングビジュアルを放映しております。

写真は懇親会のオープニングビジュアルの終了時のシーンです。
このビジュアルは、スタッフ達が大会趣旨や開催地の特徴を生かしながらシーンを構成、大会ごとに異なる場面を放映しています。

すべてが社内のスタッフのみで企画立案、構成制作を行っております。
プロに頼めば百万円以上は掛かると云われるビジュアルを3本制作します。
誰もが社内スタッフのみで制作したとは思わなかったそうです。

このビジュアルを楽しみにしておられる参加者も多くおります。
今回は沖縄琉球の歴史をふんだんに盛り込んだビジュアルを制作しました。
次回の第21回全国大会は、北海道の東端の釧路大会となります。

釧路地域には丹頂鶴がくることから「クレインファース会」と命名された地域ファース会があります。
丹頂鶴を施したビジュアルを制作したいと構想しておりました。
来年の6月末開催の「ファース全国大会in釧路」には挙って参加を計画してください。

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