小布施の雁田山へ。
紅葉と落葉のせめぎ合いな感じ。
朝はもやがかかり、段々とそのもやも取れて
いったけれどすっきりと山々を見ることはできず。。。
でもところどころ紅葉が綺麗でした。
今日は反時計回りで行ってみました。
浄光寺のイチョウが真っ黄色
せせらぎの小径のドウダンツツジは真っ赤。
すべり山登山口から入って一の岩、二の岩を経て
三角点の反射板跡へ。
標高760mで雲海が見られました。
雁田山の三角点は一等三角点。
三角測量を行なう上で基準となる三角形の一辺を
基線といいますが、全国に14ヶ所あります。
そのひとつが須坂基線場。(基線東端、基線西端)
雁田山は須坂基線から一番近い一等三角点です。
反射板からはかるいアップダウンで展望園地。
東屋があって、見通しが良ければ北信五岳や
北アルプスも見える場所なのですが・・・
今日はあまり見えませんでした。
落葉が目立ち始めたコナラの林にコハウチワカエデ
の紅葉
千僧坊から城跡に向かって下る尾根沿いはコナラ
の黄葉
アズキナシの葉も黄色に。
大城跡、東西30間半(55m)、南北15間(27m)。
築城年代、名称など改名されていない部分が多い
謎の城。
古くはアイヌ人の城といわれたり・・
史実からは現在の中野市の豪族高梨氏が関わり、
永禄4年(1561年)武田信玄が高井地方支配下と
するまで高梨氏の支配地の南部防衛線だったと
推測されるとのこと。
大城に繋がる尾根は急な細尾根で板状節理の岩場が
あって山城らしい地形。
程なく見張り台の小城跡があって岩松院に至ります。
日曜日のせいか小布施の町も観光客も多かった。
登山者も20名くらい、登山日和の日曜日でした。