スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産省賞典阪神ジュベナイルフィリーズ&眼底出血

2013-12-08 19:11:57 | 中央競馬
 過去の勝ち馬には多くの名牝の名が連なっている第65回阪神ジュベナイルフィリーズ
 隊列がはっきりとは定まらないようなレースでしたが,前にいったのはニホンピロアンバーとダイヤモンドハイの2頭。やや離れてスイートガーデンとホウライアキコ。メイショウアサツユ,フォーエバーモア,エクスペリエンス。さらにレッドリヴェールとやや行きたがっていたように見えたマーブルカテドラル。トーセンシルエット,レーヴデトワール,マジックタイム,モズハツコイがいて,ハープスターはその後ろ。前半の800mは46秒3で,飛ばしていた割にはミドルペースの範疇といえると思います。
 直線で前2頭を交わして先頭に立ったのはホウライアキコ。これをスムーズに外目に出したフォーエバーモアが交わすと,大外を真一文字に伸びてきたのがレッドリヴェール。ハープスターは外に出せず馬群を割るレースになり,フォーエバーマークがホウライアキコに馬体を寄せにいったので開いたフォーエバーマークとレッドリヴェールの間に突っ込み,この3頭はほとんど並んでのゴールイン。写真判定となり,優勝はレッドリヴェール。ハナ差の2着がハープスター。クビ差の3着にフォーエバーモア。
 優勝したレッドリヴェールは6月に新馬を勝ち,8月に札幌ステークスを制覇してここまで2戦2勝。前走が大雨の極悪馬場でのもので,かなり底力があると証明されていましたから,ここは優勝候補の筆頭ではないかと考えていました。この着差ですから突出した力があったわけではありませんが,トップクラスの一員であることは間違いなく,来年以降も活躍してくれるでしょう。軽い馬場でのスピード勝負は課題で,小柄なのは仕方がありませんが,馬体ももう少し成長してほしいという気はします。父はステイゴールド。5代母が名牝中の名牝で,この一族からは日本でも多数の活躍馬が出ています。Rêveurはフランス語で空想家。
 騎乗した戸崎圭太騎手は一昨年の安田記念以来の大レース制覇で阪神ジュベナイルフィリーズは初勝利。管理している須貝尚介調教師は天皇賞(秋)以来の大レース制覇。第64回に続いて阪神ジュベナイルフィリーズ連覇で2勝目。

 かつて説明したように,は横浜市立の中学校で教師をしていました。年に1度の健康診断があったのですが,いろいろと理由を作っては受診を怠っていたのです。いつかは忘れましたが,ある年に,校長の命令で健診を受けました。それによりⅡ型糖尿病が発見されたのです。そしてその時点でかなり進行していました。なので強制的に即入院となったのです。父は定年まで勤務しましたが,これは50代のときであったことは間違いありません。僕も当時はたとえば糖尿病が不治の病であるといった,糖尿病に関する基本的知識さえありませんでしたから,はっきりとした数値は分かりませんが,こうした措置がとられたということは,ヘモグロビンA1cは少なく見積もっても8%は超えていた筈だと思います。
 ただ,この入院はみなと赤十字病院で,その後の治療,通院もみなと赤十字病院でした。そしてその間に,合併症である網膜症を発症。眼底出血まで至りました。ここまで進むと手術が必要です。これらの診断もすべてみなと赤十字病院で行われたのですが,手術についてはみなと赤十字病院では不可能だったようで,横浜市大病院で受けることになったのです。この手術のために入院が必要。父が市大病院に入院した経緯はこのようなものでした。
 父の眼底出血がどのようなものであったのかは僕は詳しくは知りません。一般的に考えるならば,硝子体手術であったと理解するのが妥当でしょう。網膜症は最悪の場合には失明しますが,父は視力を失うということはありませんでしたから,この手術自体は成功したのだと僕は理解しています。退院した後はみなと赤十字病院の眼科に定期的に通うようになりました。新生血管ができてしまってレーザー治療などは行いましたが,それらの治療はすべてみなと赤十字病院で。そしてさらなる眼底出血には至らなかったこともあり,網膜症を理由として入院したことは,その後はありませんでした。
 つまり目の手術のための期間だけですから,そんなに長く入院していたというわけではありませんし,その後は市大病院には通院すらしていません。ただ,入院中は母は見舞っていましたから,場所についてはよく把握していたのです。
コメント
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