スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ローレル賞&思惟属性の表現

2007-11-09 20:44:15 | 地方競馬
 南関東の夜の競馬は今開催の川崎が今年のラストでその開催も今日が最終日。だからというわけでもないのでしょうがローレル賞が組まれました。
 トミノプラネットが先手を奪う構えを見せましたが,外からハーフアチャンスがこれを交わして出てこちらの逃げ。2馬身ほど開いてトミノプラネット,さらに2馬身ほど開いてマルダイビレーと続きました。前半の800メートルは49秒4でハイペース。
 レースが動いたのは向正面の中ほど過ぎで,4・5番手でレースを進めていたマダムルコントが3番手まで上昇。トミノプラネットもハーフアチャンスとの差を詰め,3頭が横並びのような形になりましたがハーフアチャンスはすぐに後退。後ろとの差がかなり開きましたので2頭による一騎打ちに。直線に入ったあたりで一旦トミノプラネットが差を広げたのですが,マダムルコントも諦めずに追い上げ,ゴール前50メートルほどでついにトミノプラネットを抜き去り,優勝しました。トミノプラネットが2着。優勝争いとは無関係となった3着には,外を伸びたウィンガルハートが入っています。
 優勝したマダムルコントはここが北海道からの転入初戦。転入直前に1勝を上げているだけですが,距離が長くなってから台頭してきた馬。1500メートル以上の経験と実績ではこのメンバーでは上位。今日はその強みを生かした格好といえそうです。鞍上の町田直希騎手は5月の東京プリンセス賞以来の南関東重賞制覇でした。
 実はこのレースでは登録段階で本命候補と目されたうちの2頭が回避。その分だけ小粒のメンバーによる争いとなっていますので,勝ち馬も2着馬も,次が将来に向けての試金石になると思います。

 明日から松山記念が始まります。ここは混戦になりそうです。

 それが有限であろうと無限であろうと,精神である場合には必ず思惟の属性を表現します。というか,精神に限らず,思惟の様態であるものはすべて,神の思惟の属性を表現することになうわけです。そこで思惟の様態がなすこの表現を,ここでは一般的に思惟作用ということにします。つまり思惟の様態による思惟の属性の表現について,これを一般的に思惟作用ということにするわけです。
 さて,精神あるいはもっと一般に思惟の様態が,こうした思惟作用をなす理由については,それがまさに思惟の様態であるということに訴えるだけで十分であるということがすでに明らかになっています。したがって精神あるいは思惟の様態は,それが思惟の様態であるということだけを原因として,思惟の属性を表現する,つまりある思惟作用をなすということが出てくるわけです。
 次に,そこで思惟の属性が表現される具体的な内容に関していえば,それは属性を表現する思惟の様態が原因となって何らかのものを生じさせるということだと結論しています。よってある精神Xによる神の思惟の属性の表現とは,Xの精神を原因として何らかのものが生じるということになります。そしてこのとき注意しなければならないことは,このXの精神による思惟の属性の表現,すなわちXの精神がこの思惟作用をなすということの原因は,単にXの精神が思惟の様態であるということに訴えれば十分であるという点です。一般的にいうならば,思惟の様態はそれが思惟の様態であるというだけで,それ自身を原因として別のものを生じさせることになるのです。
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