INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

チラシのオモテ(50)

2009年07月16日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
おかげさまで「チラシのオモテ」も今回で50枚目である。
途中、自作のものを2つほど取り上げたが、これらについてはタイトルを「チラシのウラ」としたほうが、文脈的にはよりエレガントだったよなぁと、ひとりでどうでもいい後悔をしている…。

さて今回は、前回までの「桜ケ丘第四シリーズ」のスピンオフとして、昭和59年8月21日現在の「38番」の南福岡駅系統の時刻表である。

「桜ケ丘第四~月隈団地~宝満尾~金隈~西鉄雑餉隈駅入口~電話局南口~南福岡駅」というルートで平日一日3往復が運行されていたが、ごく短命だったと記憶している。
この路線、南福岡駅でJR(当時は国鉄)、もしくは雑餉隈駅で西鉄電車に乗り換えて博多・天神方面に向かうことを想定して開設されたのだろうか。
だとすると、時刻表付属の路線図では、桜ケ丘第四~南福岡駅の所要時間は33分なのに対し、桜ケ丘第四~博多駅は30分(39番)ないし32分(38番)となっており、全く優位性がない。
JRや西鉄で久留米方面に通勤する人にとっては一定の利便性はありそうだが、そこまで需要はなさそうである。
こう考えると、短命であったのも頷けてしまう…。

ただ、この路線や「10番 南福岡駅~桧原」「5番 板付七丁目~大橋駅」「四箇田団地~福大病院」「三陽高校~今宿」のように、「都心直通という“タテ”の壁に風穴を開け、“ヨコ”のつながりをもたらしてくれる路線」たちにはとても魅力を感じてしまうのである。
(つづく)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シューテングスター(31) | トップ | イミカヨミカ(14) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿