曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

いえのみどり

2007-04-23 | インポート

地震EXPOだ(みんな、もう行った?)、新学期だ、自宅の取材だ、って、
いろいろ続いてたんだけれど、気がついたら庭の木々がさわやかな緑になってる。
一時期よりも寒さが戻っていたりするのだけれど、樹木的には春になったって決めたらしい。



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これが3月の樹木。植えたばっかり、っていうのもあるけれど、この角度の写真だと、奥のムクゲは存在感すらない。キンシバイの自由奔放な感じが、印象をかたちづくっていました。個人的には、これはこれで、シルエットの感じが結構気に入っていたわけですが…。



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で、今がこれ。ここ2、3週間で一気に葉が出てきた。出てくるのが見えるくらい(うそ)。手前のヤマボウシとかは、樹木自体の高さも高くなったんじゃないか?って思うくらい。思ってしまったので、一応、植えたばかりの頃の写真と見比べたら、あまり変わってませんでした。そりゃそうですよね。一ヶ月ですもんね。



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ヤマボウシは葉があまり厚くなくて、見上げると、ちょっと透ける感じ。葉のエッジが、僅かに赤みがかっていて、ランダムに波打ってるのがたのしい。来月には白い花が咲くらしい。さらに、秋には実がなって食べられるとか。しかも、甘いマンゴーのような味だとか。いくつくらいなるんだろう。



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一番奥の(仮称)ムクゲ1号。ムクゲは2本あって、種類というか花の色を変えてある(はず)。何が出てくるのか、今年咲いてみるまでわからない。白とか、ピンクとか、白で真ん中が濃いピンクとかがあるらしい。実がなるって話は聞いてないから、ムクゲについては何色が出てくるか、が一番の楽しみ。ちなみに、ハイビスカスの仲間。あと、韓国の国花になっているらしい。



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(仮称)ムクゲ2号。樹木は全て、ランドスケープデザイナーの山崎誠子さん(GAヤマザキ)に選んでもらったのだけれど、基本条件はメンテが楽ってこと。2号は葉がなかなか出てこなくて、一時期は「枯れてる」説もあったんだけれど、先週、先端に小さな葉らしきものが出てきた。一端枯れたものの、復活したってことか。やっぱり丈夫だ。



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ヤマボウシの足下は、クリスマスローズ。どの時期にも、何かしら咲いているっていうように計画されていて、クリスマスローズは、本来、寒い時期の担当なのだけれど、2株だけこの時期に咲いている。そういう種類のを混ぜてあったのかな。

最近は、クリスマスローズブームなのだそうだ(知らなかった)。花の色とかかたちにものすごいバリエーションがあるようだから、そのへんがブームの秘訣?ちなみに枯れかかってるんじゃなくて、下向きに咲くのが普通。



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ムクゲの足下はキンシバイ(適当に領海侵犯してるし、ミントとかセージとか他のものも植わっている)。これはあまり雰囲気に変わりがない。枝が地面からふわふわのびてて、宮脇愛子さんの「うつろひ」っていうか、国境の有刺鉄線のようなかんじ。黄色い花が、うまくタイミングがずれると、ヤマボウシとムクゲの間に咲くはず。



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室内の植物も元気で、このアスパラガスの一種とかいうのは、玄関においてあって、新しくのびた部分は、色が明るいのだけれど、この新しい部分だけで既に倍くらいの長さになってる。蓄熱暖房のおかげで暖かいから、植物もどんどんのびるみたいだ。



あとは、敷地の反対側の先端にあるコウヤマキ。これは特に変化無し。
屋上にはミカンとレモンの鉢があって、3月の頭の暴風で、
レモンの葉が全部飛んでいってしまって以来、これも特に変化無し。



ということで、今回は、家の植物紹介でした。