塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り 隼真 で いりこ

2024-03-23 13:26:53 | 麺_2024
 3月4日、西五反田5丁目にオープンした「麺屋 隼真」へGO。こちらは
ハウスシェアされた麺処で、「蔦」出身の店主さんだとか。

 また、スープは動物系の食材を使用しないで、メインはいりこ、タレに
は白醤油と塩を組合わされた琥珀のようなものだとか。
 では、「上いりこそば」1,200円と「からすみご飯」400円をコール、
お代は先払い。麺は菅野製麺所の平打ちの特注麺。

 目の前に注目の一杯が登場。そのアニマルオフのスープを口に含むと、
それぞれの食材に潜む味と香りのエッセンスが絶妙に抽出されており、
心を高揚させてくれる。一滴一滴を舌の上で転がせ砕き、香りを愉しむ。
その厚みと奥深いまろみにツヤがある。素朴な滋味があふれ出してくる。

 残ったスープにからすみご飯を盛っておじやとして平らげた。ああ旨
い。美味しく頂けた、ご馳走様。
 
麺屋 隼真(はやま)
品川区西五反田5−1−20−2F
11:00〜15:00 日曜定休日

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ミュージアム巡り 和食 きのこ

2024-03-23 05:52:20 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「きのこ」。日本は列島が南北に連なり気候も冷温帯から
亜熱帯気候まで多様性に富んで、また陸地面積の約70%が山地なの
で標高の多様性もある。そのため自然の特徴が生き、植物の中でも
キノコの多様性があげられる。

 日本のキノコは約3,000種あり、全世界になると約2万種を数え、
その内10%強が日本に分布することになる。ただし、名前のついて
いない種も数えれば正式な数は判らないものの、日本のキノコは多
様性の高い地域と言える。

 日本のキノコ食文化の多様性は料理の幅を広げ、その引き出しの
数は計り知れない。日本ではキノコの王様といえば「松茸」が挙げ
られ、その季節になると高価な食材として食卓を飾っている。しか
し、欧米では松茸の香りを軽蔑して好まない節がある。これも文化
の違いだろう。でも、最近は和食の浸透で欧州でも松茸の価値は高
まっている
 フランスやイタリアには高級食材の「トリュフ」がある。日本には
地下に生えるショウロ属の松露がある。

 キノコの中には毒を持った茸もあり、致死性の猛毒茸が多数存在
する。しかし、野生キノコの大半は、食用になるか毒を持つか判っ
ていないのが現状。毒キノコの知識は、誰かが食べて中毒を起こし
たこれまでの歴史があったからにすぎないということだ。
NMNS(台東区上野公園7-20)

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